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数年前から、SNS映えスポットとして人気を博しているフードコート「メルカト・メイフェア」。
元教会だった建物を再利用しているため、ステンドグラスや主祭壇などの教会美術を残したまま、現代的なフードコートという業態なのが大変ユニークです。
話題になっているのは2~3年前からですが、実は2019年11月にオープン。しかしその数か月後には、コロナ蔓延によりロックダウン・・・という経緯を経たものの、今は人気スポットとして絶好調です。
中に入ると、やはり教会だった建築スタイルと内装を最大限に活かしたアレンジに感心します。それが都会的かつ国際色豊かなフードコートとなっている光景は、まさに新旧ロンドンが融合した美しいカオス!
フードのお店は、イタリアンやスパニッシュから中華にタイやインド等々バラエティ豊富。またマイクロブルワリーのビールやジンなどのバー、自家焙煎コーヒーなどドリンクのみ扱うお店も並びます。
パッと見、1階と2階だけのように見えますが、実は地下にもお店があるんですよ。
地下1階には麻布十番にある「秦野よしき」の秦野さんが、昨年9月にオープンさせた「Tonari」もあります。筆者はこちらでミックスちらし寿司を注文。
こちらのカウンター席で頂くことも出来ますが、フードコートで食べたい場合はトレーに載せてもらって、再び1階へ。
教会として造られたクラシックでやや荘厳な空間に、開放的でアーバンなフードコートという真逆な組み合わせ。ロンドンの両面が融合している「メルカト・メイフェア」。
好きなフードやドリンクを選べるため数人で食事する際お店選びに悩まないし、お1人様でもフードコートならばファストフード店と同じくらい気楽ですよね。
ボンドストリート駅から徒歩5分、また人気デパート「セルフリッジズ」から徒歩2分くらい。観光旅行者にとって足回りのいいロケーションなのも、ポイント高いです!