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プライド月間の6月は早くからLGBTQフラッグがたなびいていました。今年のプライドパレードは、残念ながらライブでは見れないのですが、それまでのサンフランシスコの小さいできごとをまた集めてみました。
先日、何気なく撮った写真に3本のオークの木が写っていました。個性的だと思っていたら実は全部違う種類のオークだってのです。
◾️手前・白っぽい幹で垂直に立っている:ホワイトオレゴンオーク
◾️真ん中・赤っぽく途中から枝分かれしている:サザンライブオーク
◾️最も奥・いきなり枝が分かれている:コーストライブオーク
オークの名前で”ライブ”と命名されているのは落葉しない種類なのだそうです。
物知り先生と一緒だと、とっても勉強になった某日でした。
年を追うごとにプライドマンスの準備が早まっている気がするサンフランシスコですが、早々に華やかなフラッグが各所に設置され、景勝地ツインピークスにも恒例となったピンクトライアングルが設置されました。
ピンクトライアングルってどんな意味かご存知ですか?
これはホロコーストで強制収容された人たちの罪状識別バッジの一種です。逆三角形は警告の意味を表し、色は罪の色。ピンクは、男性同性愛者という罪状す。これにはレイプ犯、幼児性愛者、動物聖愛者、発達障害や体の不自由な方も含まれています。紫は、キリスト教や少数の新興宗教。政治犯や社会主義者は赤の逆三角形。また反社会的素行女性(レズビアン)は、セックスワーカーも含め黒の逆三角形をつけられて、なんと男性用収容所に入れられたのだそうです。他にも思想や心身的に普通ではないと認められた人たちも強制収容所行きでした。まったく理解できない罪状ですが、当時は咎められ個性やユニークさや考えの違いはすべて悪だったのです。
6月は、過去の負の歴史の振り返りの月でもあります。
Gのセキュリティ通過後、いつもはナパ・ファーム・マーケット、マスタード・バー・グリル、チョコレート・マーケットなんかで時間潰しなのですが、ちょっと足を延ばして端まで歩いてみました。12番ゲート(G12)北京行きは、UA888という中国人の大好きな数字の8が3つもついています。さすがユナイテッド航空さんも粋な計らいをしてくれているんですね。G12の先には「1300・オン・フィルモア バー&フード」があり、さらにその先にアウトドアテラスと展望台ができていました!
多肉植物の花壇や作家ウッディ・オセロのブロンズ彫刻やガラスパネルで風は和らぎ、でも空気を感じるスペースは毎日7:00〜23:30オープン。整然と駐機している飛行機もすがすがしく、これから出発するぞーと胸が高鳴ってきます。旅立ち前、時間があったら訪れてみてくださいね。