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アメリカは本格的な夏休みに入り、家族で長期旅行、卒業式を終えた学生さん達はそれぞれの場所に引っ越しが始まります。レンタルトラックが目につく季節で、それはまるで日本の3月末のような人が動くシーズンでもあります。ファーマーズマーケットも一気の夏の食材が揃いました。
ラベンダーはわずか2週間くらい(マーケット2回)だけの限定品。イートウエルファームではその後ドライにしたものをサッシェにして販売します。タンスや枕元におひとついかがでしょうか。
大人の小指くらいの太さのニンニクの芽は、オールスターファームで売られていました。この農家の親切なところは、食べ方のアドバイスがある事です。「どんな野菜でもいいんだけど、ジャガイモは絶対入れてね」と言ってました。
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にんにくの芽のソテー:すべての野菜は拍子切り。ジャガイモが入るとボリュームもでて立派にベジタブルメインディッシュになりました。今回は冷蔵庫にあったベーコンも入れてみました。
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翌週は、大人のゲンコツくらいの大きさの”エレファント・ガーリック”が出始めました。一般的なガーリックより辛味が少なくとてもクリーミーなので、生食がおすすめです(すりおろしてニンニク醤油とか)。
翌日がファーザーズデーの6月15日は、さわやかに晴れわたりました。そして満を持してトウモロコシ出始めました。「初モノを食べると健康で長生きする」って言われますが、この日は完璧に出遅れてしまい、トウモロコシのブースはモヌケの空。お留守番の人すらいませんでした。戻ってきたファーマーさんに「ゴメン、来週は早く来てね」て言われてしまいました。おっしゃるとおり11時過ぎは遅すぎです。
そして、夏の果物の代表メロン。糖度や見た目は日本にはかないませんが、採れたてのいい香りがブースのかなり向こうからしていました。お天気もいいと香りは拡散するのかな? どれにするか迷いますが、小ぶりのメロンを3種類選んでもらいました。
◾️グリズリット(Griselet Charentais Melon):カンテロープより”マスキー(musky)”って表現してました。ジャコウ?
◾️エスコリアル・カンテロープ(Escorial):しっかりとした食感と甘い香りと甘い味。カンテロープはポピュラーなのでぜひぜひお試しください。
◾️ピエル・デ・サポ(Piel de Sapo Melon):薄緑色が何とも涼しげで、甘いキュウリみたい皮の縁はまさにキュウリでした→ピクルス(浅漬けみたい)にしてもおいしそうです。
少し早めの夏休みでいらっしゃっている、あるいはアメリカ国内からのお客様?フェリービルのマーケットプレイスでも日本語をときどき耳にするようになりました。本格的な夏=霧の季節、世界一寒い冬(夏のサンフランシスコ)がやってまいります。