夏が始まったサンフランシスコ、6月初旬の様子

多くの学校が夏休みに突入する6月、日照時間が長い今月はサンフランシスコもよい天候に恵まれ、夏独特の雰囲気に変わりつつあります。6月第1週のサンフランシスコの様子をレポートします。

地元醸造所、アンカー・ブルーイングの新オーナーが今週ついに明らかとなりました。2023年7月に、惜しまれながらも閉鎖されていたこの跡地の新オーナーは、ヨーグルト会社チョバーニの創業者兼CEOであり、コーヒー会社ラ・コロンブのオーナーでもあるハムディ・ウルカヤ氏。

ギリシャヨーグルトで知られるチョバーニのCEOによると、完全なビール製造業務を復活させ、オリジナルのロゴを復活させる予定なのだそう。ポトレロヒルにある醸造所は、然るべき許可を取り、人員を確保した後に再起動される予定です。

任天堂オブアメリカが、サンフランシスコのシンボル的存在であるユニオンスクエアに公式ストアをオープンすることが明らかとなりました。任天堂がアメリカに店舗をもつのは、ニューヨークに続き今回で2軒目。関係者によると新たな店舗は、任天堂の世界観、その製品、キャラクターを、近隣や遠方から訪れる幅広い人々に体験してもらう場所となるとのこと。実際のオープン日や新たな店舗の場所などの詳しい情報は、まだ明らかにされていません。

今週末にチェックしたいイベントをいくつかご紹介します。

このコラムを書いている2024年6月6日現在、サンフランシスコの市のデータによると、今週1週間のサンフランシスコのコロナ感染陽性率は2.2%。ここ2週間ほど4％まで上昇していましたが、再度減少傾向にシフトしました。カリフォルニア州の平均陽性率ですが、コロナ感染陽性率は4.8%、インフルエンザ陽性率は3.7%。州の平均陽性率は先週から変化がないままです。