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こんにちは~山梨特派員の水月です。
「人気の山梨県北杜市"田舎暮らし"の楽しみ方」シリーズ、25回目は「梅干しを漬ける」です。
梅干し、漬けたことありますか? 北杜市では、梅干しや梅シロップ、梅酒などを手作りするお家が多いんですよ。
わたしは、昨年初めてお隣のお庭に生った梅をもらって梅干しを漬けてみました。
簡単に、とってもおいしくできたので、紹介したいと思います。
材料は、黄色に熟した梅600g、粗塩(梅の18%)108g、焼酎(ホワイトリカー)50ml
いろいろなやり方があると思いますが、わたしはジップロックを使い、重石もしない簡単でシンプルな漬け方を選びました。
①梅を洗い、キッチンペーパーでていねいに拭く(カビ防止)。
②へたを取る。
③梅とホワイトリカーをジップロックに一緒に入れ、梅を十分湿らせる(消毒)。
④ホワイトリカーを捨てる。
⑤一気に塩を入れ、しっかりと梅に塩を絡める。
⑥空気を抜いて、ジップロックを閉め、常温(涼しく日の当たらない場所)で2週間から1ヵ月保存。
漬けて5日後。すっかり梅酢が上がって、梅もやわらかくなっていました。
2週間~1ヵ月漬けたら、天気予報と相談して、晴れが続く日に干しましょう。
クッキングシートをくちゃくちゃ丸めて皺を作って梅をのせると、くっつきにくいそうです。
ひっくり返して、裏側も日に当てます。
目安は3日、昼夜干し続けるともいわれていますが、天候や梅の大きさにもよります。わたしは、夜は雨や虫が心配だったので風が入る室内に移動して、5日干しました。
できました!
消毒した瓶に入れて、冷暗所に置きます。3ヵ月後には食べられますが、すぐに食べるのが好きという人もいれば、3年経った梅干しがいちばんおいしいという人もいるとか。どのくらい置くのが好みなのか、ゆっくり食べていくのも楽しそうですね。
産直野菜売り場やスーパーに、梅の実が出回る季節。
北杜市の田舎で暮らすのなら、一度梅干し作りに挑戦してみませんか。
庭に、梅の木を植えるのもいいかもしれませんね。
「人気の山梨県北杜市"田舎暮らし"の楽しみ方」バックナンバーはこちらです。
第1回「定点観測」
第2回「野鳥観察」
第3回「山菜を満喫」
第4回「空を眺めて」
第5回「薪ストーブ」
第6回「野の草花に親しむ」
第7回「蝶とたわむれて」
第8回「小さい秋みつけた」
第9回「石仏に親しむ」
第10回「甲州弁を学ぶ」
第11回「スモークベーコンを手作りする」
第12回「庭に宿根草を植える」
第13回「アマガエルは友達」
第14回「お庭でバーベキュー」
第15回「マンホールコレクション」
第16回「夕暮れにたたずむ」
第17回「郷土料理をいただく」
第18回「マイ富士山スポットを見つける」
第19回「桜を愛でる」
第20回「水張田のある風景」
第21回「水辺で涼を」
第22回「山の名前を知る」
第23回「縄文時代へタイムスリップ」
第24回「味噌造り」