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2024年7月25日、カリフォルニア州知事であるニューサムがホームレスキャンプの撤去を指示しました。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
7月25日木曜日の朝、ニューサムは危険な野営地を特定し、住民に2日前に通告した上で撤去する政策を採用するよう指示する行政命令を下しました。これは、民主党がカマラ・ハリス副大統領を大統領候補に指名する構えを見せているため、ホームレス問題を含むカリフォルニア州の課題が全国的に注目されているなかでの動きとなります。この法令は、公園用地など州の所有地で実施されるとのこと。
サンフランシスコ市内では、サイドウォークに立つホームレステントが問題となっており、今回の法案で大きな変化があるのかは分かりません。
しばらくの間、快晴とともに暑い日が続いていたベイエリアですが、西にある巨大な高気圧が木曜日から弱まり始め、ベイエリアの大部分は5〜10度冷え込むとの予想が出ています。金曜日には、海洋性大気がゴールデンゲートとデルタ地帯を通過する影響で、午後にはサンタクララやサクラメントにも涼しい風が吹くと予想されています。金曜日から週末にかけては、久しぶりにアウトドアでも過ごしやすい天候になりそうです。
今週末、ベイエリアで開催されるイベントを一部ご紹介します。
このコラムを書いている2024年7月25日現在、サンフランシスコの市のデータによると、今週1週間のサンフランシスコのコロナ感染陽性率は6.1%。先週の6.2%とほぼ変化はありません。先々週の11.1%から減少していますが、ベイエリア全体で陽性率が上がっているため今後変化しそうです。カリフォルニア州の平均陽性率ですが、コロナ感染陽性率は12.8%。先週の13%に加えて、去年の10月以来いちばん高い傾向にあります。インフルエンザ陽性率は2.3%。こちらは安定しています。