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サンフランシスコ・フィッシャーマンズワーフは、年間千万人以上の集客数を誇る全米屈指の観光地です。この夏はあの忌まわしい出来事が嘘のような賑わいをみせています。最近歩いてみて感じたのが、以前は観光客向け(?)のコッテコテのレストランもあったのですが、けっこうローカルレストランが増えてきたように思いました。8月前半ランチで食べてみたまとめです。一緒に歩いたのは、仕事の合間にフィッシャーマンズワーフで”フィッシュ&チップス”を食べ歩いているRRさん。
ピア39は大小合わせて200店舗のショップ、レストランがあるモールです。飲食店の激戦地みたいなこの場所にベイエリアで10店舗ある「アミシス・イーストコースト・ピザリア」がありました。思いきり観光地に存在する地元民が足繁く通う”ローカルレストラン”がありました。
入り口近くに大型テレビがあるバーと奥にダイニングルームがあります。ダイニングルームからはサンフランシスコ湾が一望できなんとも気持ちの良いピザレストランです。実は二人ともアミシスは初めてだったのが分かり、ならばアミシスコンボ($35.75)をシェアすることにしました。夜10時までオープンなのでゆっくりできるのもありがたいですね。
思い切りラテンの風を吹かしている「タコ・カンテーナ」は、ピア39で最も新しくオープンしたパティオダイニングです。カンテーナはスペイン語で食堂の意味なんですが、ここはカウンターで注文し、番号札をもらって席につき、スタッフが持ってきてくれるカフェテリア式です。
タコスのアラカルトは、基本のチキン、シュリンプ、フィッシュ、アサダ(ステーキ)をはじめ、サボテン、ロブスターテール、インポッシブルビーフなど9種類、一つ$6.75〜12.75。ファヒータやシェビッチェもありフレッシュな食材で私たちを楽しませてくれます。ローカル民でも行きたくなるレストランです。ごめんなさい!痛恨の写真撮り忘れ><
最近日本でもメキシコ料理が話題になっているようですので、観光ついでにカリフォルニア・メキシカン体験はいかがですか?思ったより食べやすいですよ!
全米27州に店舗展開しているトレックフードチェーンの「カズンズ・メイン・ロブスター」がピア41に現れました。カリフォルニア州では5店舗めになります。この日はランチにあまり時間がなかったので、ロブスターの濃厚なスープのエナジーチャージはありがたかったです。
フィッシャーマンズワーフ以外のベイエリアのスケジュールはサイトで確認してみてくださいね。
朝早く行くとパンの発酵している香りがするボーディン。ジェファーソンStから工房の様子がのぞけます。ギフトショップも併設されていて、クラムチャウダーの缶詰はおすすめのお土産です。いつも賑わっている1階のカフェは、気軽に立ち寄れてとても便利。そしてボーディンのブレッドボウル(パンに入ったクラムチャウダー)は、サンフランシスコに来たら一回は食べておきたい食べ物ですが、実はサラダやサンドイッチもきちんとしたもので、リピーターが多いのです。新鮮な食材で食べ応えあり!そーボーディンは私たちには町のパン屋さんなのです。
コーヒーショップは地元のピーツ(Peets)が運営していて、このコーヒーもコアなファンが多い。観光地にしては良心価格の3ドル(Sサイズ)スタバより安い事が分かりました。
もしカップルで立ち寄るなら、サンドイッチとサラダをシェアするとちょうどいい量です。
ミュニメトロFラインのターミナルそばに、いつも待ってる人がいる「スリサン」は、モダンコリアンレストランです。フィッシャーマンズワーフの中心にありながら、観光客はターゲットにしていないと謳っているローカル志向実力派レストラン。アジア風アメリカンブレックファーストはとても人気があるようです。何度かトライしてみているのですが、まだ未体験なレストラン。ランチよりディナーに来てみたい一軒。
近所ということもあり、フィッシャーマンズワーフのトレーダージョーズにはよく行きますが、その度に気になっていたのが「ニュー・タイ・エレファント」。サンマテオにもお店があるローカルレストランです。
一切観光地的設はなくお客さんは、観光客風の方は見当たらず、この辺でお仕事している人たちのランチの場所みたいです。価格の良心的でタイ料理食べたいなぁと思ったら来ちゃうお店です。
スイサンの斜め前に位置する「コッドマザー・フィッシュ&チップス」。コッド(鱈)母さんのエプロンはイギリスのユニオンジャック。コンテナを改造したキッチンは、この地に落ち着き、テントを張ってトラックフードの名残りを感じ、まるでどこかのイベント会場みたいな店構えにしています。
カウンターで注文して呼ばれたら受け取りに行きます。とにかく熱々で口の中の火傷に注意してくださいね。ぷっくりふわふわ衣は初めての食感。皮付きフレンチフライはホクホクしてお芋さん。モルトビネガーが用意されているのが英国風なのです。少し甘め衣にちょいとお塩ふりかけて食べてみましたら案外いけた。
屋外なのでスズメが足元にいたりしますが、カモメは来ないかと心配しましたが、大きいパラソルなので近づけないのかもしれません。なるほどだからいつも大きく広げているのかと素敵な工夫を納得しました。
最後に紹介するのが、ノース・ビーチの有名ガーリックレストラン「スティンキング・ローズ」の姉妹店「フランキーズ・クラブスタンド」。入り口のカウンターで注文して持ってきてもらいます。大人の手のひらサイズのフィッシュフライが2つにガーリックフライ。添えてあるレモンは合わせて半個分でなんとも贅沢。たっぷり絞れて最後に油っぽくなった指をレモンで拭いちゃうこともできる一石二鳥。
このパン粉で揚げたフライってなぜか醤油が欲しくなるのは私だけだろうか?
今回は、観光地の定番料理”シーフード&ステーキ”から別の見方で、ローカルの方たちがちょいと食事に行くか?と行きたくなるだろうお店の紹介でした。なんだかんだで変化しているフィッシャーマンズワーフでした。