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今年も9月後半から11月まで、日本全国の中高生+大学生が、数人から100人単位でやってきていました。生徒さん学生さんは初の海外経験だったり、パンデミック中来れなかった先生方の懐かしさはひとしおだったようです。また、昔はなかったスマホや各種デバイスを駆使して研修の課題をこなし、連絡はラインでシェア。既読の数で全員が見ているかどうか確認です。学校の授業で使っているので、海外実習的なことを実施した学校もありましたが、やはり〆はお土産!今日はそんなお話しです。
数日間、外国人の家庭に家族の一員となって生活する”ホームステイ”。ホストファミリーと一緒にお土産探すのも楽しいものです。カリフォルニア由来のお土産ツートップをドラッグストアで探してみました。
まずは、「サン・メイド(Sun-maid)」のレーズンです。バラマキでオススメなのは、1oz(≒30g)の小箱が6個入ってるのがパッケージ、4ドル以下で売っていますよ!
この会社、「カリフォルニア・サンメイド(Sun-Maid Growers of California )」は、1912年前身のアソシエーションから発足しています。全米一の農業地帯サンワキン・バレーのフレズノに本社を置き、なんと世界最大のレーズン及びドライフルーツ加工業者だそうです。近隣のブドウ栽培農家で構成されている協同組合です。
赤いサンボンネットハット(日よけ帽子)のサン・メイド・ガールのロゴですが、オリジナルは、ロレイン・コレット(Lorraine Collett)さんと言う実在の方。1915年サンフランシスコで開催された「パナマ・パシフィック博覧会」でレーズン普及活動として、サンプル配りのコンパニオンチームの1人です。ロレインさんのロゴは、アメリカで最も有名なロゴマークとしても知らていています。
レーズン以外にもイチジク、ナツメヤシ、クランベリー、リンゴ、プルーン、アプリコットetcヨーグルトでコーティングした物なども人気ですよ。
Sun-Maid URL: https://www.sunmaid.com
続いてブルー・ダイアモンド(Blue Diamond)。このブランドは学生時代、カリフォルニア出身の先生が、いつもお土産に買ってきてくれていた思い出があり、私にとってもザ・カリフォルニア土産です(このアーモンドを知って無類のナッツ好きになりました)。「ブルーダイアモンド・グローワーズ( Blue Diamond Growers )」は、アーモンドに特化した農業協同組合です。主にローストアーモンドやアーモンドミルクの生産をしています。
1910年、カリフォルニアアーモンド生産者取引所(California Almond Growers Exchange)として設立され、本部はサクラメントにあります。マイナーな農産物だったアーモンドを特産品にまでしました。1949年いま最も一般的な6oz(≒170g)缶を開発しました。販売価格は5〜7ドルくらいでスーパーやドラッグストアに売られています。2013年、世界初のアーモンド製品の開発研究センターをサンワキン・バレーのターロック市に開設しています。
URL:https://www.bluediamond.com
昨今の悪しきことは万引き。その被害防止の為に、ドラッグストアでは商品の棚に、ロックがかけられているところがあります。脇には呼び鈴があり、ボタンを押すと店員さんが鍵を持ってやってきますので開けてもらいます。良い点はついでに商品の簡単な説明が聞ける事。日本人として気がひける点は、要らない場合断る勇気が必要でしょうか(苦笑)。
でも安心してください。やめたと言ったところで、何事もなかったように鍵をかけてどっか行っちゃいます。
ホームステイでは、勉強部屋が必要なので間取りに余裕のある郊外の広いお家が受け入れ先になっていル事が多いです(サンフランシスコではなかなか難しい)。ホストファミリーと買い物に行くとアメリカらしい巨大な売り場面積に頭大のお肉塊、一生分の洗濯できそうなサイズの洗剤が並んでいます。1週間分の買い物をする習慣もあったりで、実は、可愛いサイズのお土産を探すのは案外大変です。でも「レジ脇の棚」を見てみてください。小さいサイズのスナックを見つける事ができます。また「トライアルサイズ」「トラベルサイズ」のコーナーを見るとちょうどいいサイズを見つけることできます。セーフウエーなどでは、会員価格で”バイ1ゲット1(一つ買うともう一つが無料)やもう一つが半額になったり、日本のスーパーにはないシステムがあり、上手に利用しましょう。
チャレンジ:せっかくスーパーで買い物をしたら、セルフチェックアウトに挑戦してみよう!
年齢証明が必要な商品以外はセルフチェックアウトが可能です。日本でも普及しているので体験済みの方もいると思いますが、せっかくなのでアメリカ版も体験しよう。もし未体験でもスタッフが丁寧に教えてくれます。ここは生きた英会話です。そして実は英語を話さない現地の方も多いから、本当に丁寧に教えてくれます。
ホームステイや学校交流でプレゼント交換をしますが、やはり日本らしいお土産は喜ばれます。
ここで意外な失敗体験をちょっと紹介しますね。ハンドタオル、ハンカチ系は、そもそもペーパータオルが普及しているので意外に使わない。日本のTシャツ、お洋服、靴下は乾燥機にかけたら赤ちゃんサイズになってしまいます(アメリカは洗濯物は全て乾燥機かけます)。高価ですが日本製の水筒は、解体洗浄できて衛生的ですが、その時パッキンを無くしたり解体できなかったりと苦労しています!ユカタ(着物)は本人が着付けできないからタペストリーに(帯はダイニングテーブルのライナーに活用)
生徒さん学生さん同士なら文房具がおすすめです。まず絶対使いますからね。いくらデバイスが授業で当たり前と言っても必ず使うし、日本製の文房具、ノート、消しゴム、ボールペンなどは大人気ですよ。
今回は、学校関係の仕事もあって、引率の先生やホームステイプログラムに携わっている方の話と自身の経験で紹介しました。目を輝かせて到着口から出てくる皆さんを見ていると、こちらは元気をもらってる気がします。カリフォルニアのいいとこ、ジャパンメイドの素晴らしいとこ。国際交流でどんどん広げていって欲しいものです!