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ベイエリアでの幾つかの郡で、インフルエンザ流行やウイルスシーズンの始まりに先駆けて、医療施設におけるマスク着用の義務化が、2024年11月1日より、再導入されています。その状況についてご紹介いたします。
ベイエリア、医療施設でのマスク着用義務化を再導入：2024年11月1日～2025年3月31日
2024年11月1日から2025年3月31日まで、サンタクララ郡を含むいくつかのカリフォルニア州ベイエリアの郡では、特定の医療施設内でマスクの着用が義務付けられています。これは、冬季に増加するCOVID-19やインフルエンザなどの呼吸器系ウイルスの拡散を抑制するための措置です。
Active Health Orders
The County’s Health Order Requiring Use of Face Masks in Patient Care Areas of Health Care Delivery Facilities During Designated Winter Respiratory Virus Period requires use of face masks in patient care areas of healthcare facilities from November 1 through March 31. （筆者訳：サンタクララ郡保健局は、11月1日から3月31日までの冬季の呼吸器ウイルス流行期間中、医療施設の患者ケア区域において、マスクの使用を義務付けとすることを発布する。情報ソース：サンタクララ郡保健局）
マスク着用が必要な施設
マスク着用の義務化は、以下のような「医療施設」で適用されます。
・病院やクリニック
・歯科医院や眼科医院
・理学療法や精神医療の提供施設
・施設内のロビー、待合室、エレベーター、廊下などの「患者エリア」
ただし、スタッフ専用の休憩室や事務所ではマスクの着用は不要とされています。
着用するマスクは、医療用サージカルマスク、KN95、KF94、N95マスク等となっています。
マスク着用の例外が認められる方
以下の条件に該当する方は、マスク着用義務の例外が認められています。
・2歳未満の子供
・呼吸器疾患などでマスク着用が困難な方
・聴覚障害者とコミュニケーションを取る際
旅行者へのアドバイス
2024年11月1日のCBSニュースによれば、マスク着用の義務化を再導入した郡は、次のとおりです。
・アラメダ郡
・コントラコスタ郡
・ナパ郡
・サンフランシスコ郡
・サンマテオ郡
・サンタクララ郡
・バークレー市
また、次の郡は、マスク着用の義務化をしていません。
・マリン郡
・ソラノ郡
・ソノマ郡
ベイエリアを訪れる方は、医療施設やクリニックを利用する場合に備えて、医療用マスクを持参することをおすすめします。また、このマスク義務化措置は感染状況に応じて延長または変更される可能性があります。最新情報をサンタクララ郡の公式ウェブサイトや訪問先の郡のウェブサイトでご確認くださるようお願いいたします。
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