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ロンドン主要ターミナル駅のひとつ、セントパンクラス国際駅。
駅名が示すとおり国内だけでなくパリやベルギーなど欧州大陸直行のユーロスター鉄道も発着しているので、ロンドン滞在中に利用する方も多いでしょう。
また国内外からの利用者が行き交うこの駅では、毎年クリスマス時期になると趣向を凝らしたツリーが登場することでも有名。
2024年は、話題の最新ミュージカル映画「ウィキッド ふたりの魔女」がテーマのツリーです!
2003年にサンフランシスコでの初舞台以降、ブロードウェイやウエストエンドでロングラン・ヒットとなったミュージカル「ウィキッド」。
夢と希望にあふれた若き魔女2人がつむぐ感動のストーリーが遂に映画化され、欧米では11月下旬に公開され現在上映中です(日本では2025年3月7日公開予定)。
そしてセントパンクラス駅に登場したのが、「ウィキッド」の世界観を表現したクリスマス・ツリーなのです!
高さ約11メートル、エメラルドシティを彷彿とさせるグリーンとゴールドのツリーは、大小100もの塔が折り重なる城か要塞のよう。
下部にはベンチが設けられたり、主題歌が聴こえてくるブースがあったり、忙しく通り過ぎる人々も思わず立ち止まってしまう工夫がいっぱい。
そして窓の中を覗いてみると、オズの国のジオラマがあるのも嬉しい驚き!
エメラルドシティ、主人公たちが通ったシズ大学、マンチキンランド、黄色に輝く道はイエロー・ブリック・ロード・・・。
また一角には巨大なオズの魔法使い顔面もあり、なかなかの迫力です。
イギリスでは伝統的に、クリスマスツリーや飾りを片付けるのは年が明けて1月5日。
この年末年始にロンドンへ来る予定ならば、ぜひセントパンクラス駅の「ウィキッド」ツリーを見てみてくださいね!