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2023年2月のある雨の夜、カストロ地区某所に5人の地元企業のリーダーたちが集まり、自由と多様性に満ち溢れたこの地区でアート展示している飲食店や企業の地図を作ろうじゃないかと話し合いました。感性豊かな彼らの作品によって、忌まわしいパンデミックから復活させ元気になろうよ!と計画は始まった…その地図によるウォーキングツアーに参加してみた体験記です。
無料のツアーですが、人数の把握のため事前に申し込みが必要です。サイトから必要な情報と金額を入れますが、金額欄は$0となので安心してくださいね。当日の夕方17:00少し前、お花屋さん「シャトルーゼ・バイ・ロジェ(2095マーケットSt)」に集合。新鮮な生花やドライフラワーで飾られた店内は見ているだけでも楽しいです。そしてボランティアガイドさんがやって来て、この日集まった10人ほどを引き連れて最初の訪問場所に歩いて向かいました。自己紹介するわけでもありませんが、自分のことを言いたい人は、参加者に声かけていました。
最初は「ブラック・バード(2124マーケットSt)」なんとバー訪問でした。その存在は知っていたのですが、バーだったのでやはり1人では入りづらいもので道の空間、作品の見学ついでにお酒類のラインナップもチェック。スタッフもフレンドリーで次は1人でもOKかも。作品の脇に説明が書いてありました。15分ずつくらいの滞在で、次々と歩き続けて行きました。
ヘアサロン内のギャラリー、カフェ、ファーマーシーなど15〜20分毎に夕刻のカストロ地区のウォーキングツアーです。それぞれにガイドさんより説明があるので発見も多々ありました。出発前に地図をもらったのですが、それで自分自身で見学して回れるので、じゃあここで!と途中離団する人もいたので、気軽に参加できそうな気がします。
アート見学だけかと思っていたのですが、コースをよく見てみたら、「ファブロサブック(489 カストロSt)」「ウエルカム・カストロ(525カストロSt)」にも立ち寄り。ブックショップは英語が苦手だと思っている方には、興味がない?実はセレクトされたグリーティングカードやポスター、表紙だけでも味のあるビンテージなマガジン、綺麗な挿絵の絵本とかがあり、なかなか興味深いのです。また、ギフトショップのウエルカム・カストロにはLGBT関係のグッズだけではなくサンフランシスコのお土産探しにもおすすめです。ばらまき系お土産には少々お高いのですが、改まったサンフランシスコのギフトにはいいものが見つかりそうです。
歩くコースは、その月によって変わるようですが、最後の見学場所は「ブラッシュ・ワインバー(476カストロSt)」ここは、見学と親睦を兼ねたドリンクタイム。これは予想通りで、小一時間ワインを飲んで解散でした。
地元の活性化の目的で、ボランティアのガイドさんや場所の提供で成り立っている”ザ・カストロ・アートウォーク(フリーツアー)”いかがでしたか?サンフランシスコにはボランティアさんによるフリーツアーがいくつかあるので、興味のあるものは利用してみるといいですよ。
(ボランティアとは言ってもガイドさんには5ドルの気持ちを差し上げました)。
■カストロ・アート・ウォーク
集合場所:2095マーケットSt シャルトルーズ・バイ・ロジェイ()
開催日:毎月第一金曜日17:00〜20:00
ツアー料金:無料(要予約・チップ少々)
URL:https://www.castroartwalk.com