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アメリカのバレンタインデーは、ピンクや赤に染まります。子どもから大人まで幅広い世代が楽しむ日です。まったく異なる習慣が! 日本とアメリカのバレンタインデーの違いを紹介します。バレンタインの時期は、お菓子はハート形、ピンクや赤。花束も種類が増えます。
▪️男性から女性へ バレンタインデーの夕方、仕事帰りの男性が花束と小さいショッピングバッグを持っている光景をみます。日本は女性から男性へチョコ(プレゼント)の日ですが、アメリカは男性から女性になります。花束なんて贈ったことない方、ぜひ今年は思い切って贈ってみてください。花束をもらって怒った顔をした女の子は見たことないです。サンフランシスコはLGBTの町、見た目は男前同士でも、男女があるので男性から女性へプレゼント、プレゼント交換もありイコールな関係なんですわ。
▪️家族や友人とバレンタインカード交換 アメリカでは、家族や同僚、親しい友人とバレンタインカードを交換します。相手に対する日頃の感謝を書いたり、パートナーへ愛のメッセージを書いたりします。カードと一緒にギフトを贈ることも。
▪️感謝の気持ちで義理チョコではない 日本では義理チョコを配る人も多いですよね。一方、アメリカでは職場で同僚や友人に義理チョコのような物を渡す人がいっぱいいますが、それは日頃の感謝を示すもので義理チョコはありません。
▪️バレンタインデーは時給が2倍(私の体験) レストランにとっては一年で最も忙しい日がバレンタインデー。大切な人と過ごすために有給使っちゃうスタッフもいたりするのでディナータイムは人手不足。バレンタインデーディナーシフトに出勤した人には、時給を普段の2倍にするよーという飲食店もある。特別な夜のチップはそもそもとっても弾んでもらいますから、ぼっちの寂しさも吹っ飛ぶ金額がもらえます$$$
▪️子どもが小さい場合は親が大変(聞き伝え)
同僚のママはこの時期大変。学校やお稽古事のお友達、それに先生にも、100セットくらい準備が必要なんだそうです。カードも含め2〜3週間前から買い出しが始まり、2〜3日前から小袋につめて、少しずつメッセージを子供に書いてもらいますが、小さい子供の場合は書く事自体が大変。集中できず不機嫌になる、散らかすと、ママには忍耐力との勝負のような日々。ぶっちゃけ、なければいけないというものではないですが、学校や習い事の先生から、バレンタインの準備の注意書きなどの連絡がきたりすることもあるそう(持ってくるのであれば、アレルギーに配慮する、持ち込みの日やルールなど)。先生は〇〇人で名前は△△ですと正しいスペルを教えてくれた年もあったそうです。決して「持ってきてくださいね」とは言ってないのですが、それが何を意味するものか…。アメリカの子育て事情が垣間見える行事ですよね。
▪️お返しは無用。ホワイトデーはない けれども… 日本ではバレンタインデーにチョコレートをもらうと、3月14日のホワイトデーにお返しをするのが一般的ですが、アメリカはホワイトデーがありません。ホワイトデーは日本発祥のイベントなのでアメリカでバレンタインデーに豪華なプレゼントをもらったとしても、1ヶ月後にお返しする必要は全くありません。でも昨今の日本ブームのおかげで、ホワイトデーを知っているアメリカ人が増えています。「キョウWhite Dayネ!」と言われたら、日本の習慣を知っててくれたことに敬意を評してあげてくださいね(微笑)
バレンタインデーのいろいろを思い出したり、体験してたりをまとめてみました。
そー言えば、毎年この時期にお花屋さんにはアンセリウム(鉢植え)を見ます。近所のトレジョ(Trader Joe’s)では、$14.99と決して安くないけど1〜2日で売り切れるほどです。ずーっと不思議だったのですが、形がハート型♡みたいですよね。このお花コロンビア・エクアドル辺りが原産でハワイでは「ハート♡オブ・ハワイ」と呼ばれて、バレンタインデーなどに切り花を送ったりするそうです。そして、ビッグアイランド(ハワイ島)は世界有数の生産地なのだそうです。
いかがでしたか?私事も含めてお話ししましたが、ついでに言うと、我が家は、母とワンコの誕生日のバレンタインデー。したがって子供の頃から家ではこの日は、”お母さんの誕生日”で父親が母にチョコレートを送っていたなんともアメリカちっくな家庭でした(苦笑)
ハッピー・バレンタインデー♡