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Hola! 山梨特派員の水月です。
昨年12月の半ばから今年2025年1月の半ばまで、スペインを旅してきました。ひと月滞在するにあたり、ホテルではなくアパートを選びました。キッチン付きで洗濯もでき、宿泊費も節約できます。
そんなアパートでの生活を、紹介します。
アパートを借りたのは、首都マドリードから近郊線レンフェで約20分の郊外ピントという街です。大きな公園がいくつもあり、スーパーマーケットも徒歩10分以内に4つありました。暮らしやすい街です。
2023年に旅したピントを紹介した記事は、こちら。【山梨特派員スペインへ行く~2023秋〈その14〉マドリード郊外の住宅街「ピント」】
キッチンは、IHコンロが2口と電子レンジがあり、皿やコップ、マグカップなどが揃っていました。
簡単な料理には、困りません。けれど、ひと月生活するにあたり、購入したものもいくつかあります。
購入したのは、包丁。ナイフしかなくて、料理するには必要でした。フライ返し。ハサミ。小鍋。中鍋とフライパンひとつずつしかなかったので、ヤカン代わりに使いました。鍋つかみは、鍋敷きに。そして、ワイングラス。せっかくおいしいスペインワインがありますからね。
それから、海外ではホテルなどでも歯磨き用のコップ、スリッパを完備してあるところが少なく(ほとんどない)、今回は安くて軽いものを持参しました。5日ほど滞在したロンドンのアパートにも、ありませんでした。
調味料は、スーパーでキッコーマン醤油を見つけました。わさびは中国産でチューブの色に驚きましたが、味は日本で使っているものと変わらないように感じました。出汁は持参しました。いろいろなお店を探しましたが、出汁の素は見つけられませんでした。マドリードの日本食材店まで行けば、あったのかもしれません。ちなみに、照り焼きソースを売っているミニスーパーも近所にありました。ケチャップは、オリーブオイルがたっぷり使ってあって、とてもおいしかったです。
スーパーで食材の違いを見て歩くのも、楽しみのひとつ。アパート暮らしならではです。ピントでは、日曜日の午後15時に閉まるスーパーが多いことも知りました。スペインは、カトリック教徒が70%だといいます。そんなことも影響しているのでしょうか。
そのほか洗濯は、共同の洗濯ルームに、コインを入れて使う洗濯機(€2)と乾燥機(€3)がありました。以前、同じスペインの南、セビージャでアパートを借りたときには、室内に専用洗濯機がありましたが、乾燥機はありませんでした。”スペインのフライパン”とも言われるほど暑いセビージャでは、乾燥機はいらないのかもしれません。
2023年に旅したセビージャの記事は、こちら。【山梨特派員スペインへ行く~2023秋〈その6〉世界で最も美しい広場~セビージャ「スペイン広場」】
ホテルと同じくアパートも値段や設備を比べて、ネット予約できる時代になりましたね。長期滞在するのなら、海外でのアパート暮しを考えてみませんか。これまでと違うその国、その街が見えてくると思います。