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2025年1月20日、ワシントンDCで就任式が開催された今週、サンフランシスコは比較的良い天気が続いています。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
サンフランシスコ市が2024年の薬物の過剰摂取に関する最新統計を発表しました。今回の新データによると、薬物の過剰摂取による死亡者数は減少していることが判明しています。サンフランシスコにおける薬物の致命的な過剰摂取は、2024年の最初の10か月間で、2023年の同時期と比較して20%以上減少しています。この減少により、過剰摂取による死亡者数は159人減少したことになります。
ただし、SFクロニクルのデータによると、比較対象となった2023年はサンフランシスコにおける薬物過剰摂取による死亡者数が過去最多を記録した2020年を上回り、最悪の年でした。2024年は比較すると死者の数は減少しているように見えますが、2020年以前の年と比較しても、すでに過剰摂取による死亡者数は増えています。ちなみに、死亡者の70%以上が、ヘロインの50倍もの効力があり、ごく少量でも致死量となるフェンタニルを使用しています。また2020年と2021年には、過剰摂取による死亡者の約23%がテンダーロイン地区で、約18%がSoMaで発生しており、その多くは屋外や建物の前の歩道で発生しています。
今週末にベイエリアで開催されるイベントを一部ご紹介します。
・1/23 – 1/26:FOG Design+Art Fair:1/23-25 11AM-7PM, 1/26 11AM-5PM
アートやデザイン好きさんに必見なのが、サンフランシスコ近代美術館との共同イベントとして毎年開催されるFOGフェア。、家具、美術品、デザイン雑貨のディーラーやギャラリーが数十社出展します。特別パネルディスカッションやフォーラムもあり、高品質の家具や芸術品、最前線のトレンドなど体験できます。
・1/24-2/2:NOIR CITY Film Festival
イーストベイ・オークランドで、毎年恒例のノワール映画祭が最終週に開催されます。今年のテーマは「Pick Your Poison」。フィルム・ノワールの魅力的な女性や邪悪な女性を描いた作品が、12本の2本立てで合計24本上映されます。
・1/16 – 2/2:SF Sketchfest
2週間半にわたって市内で開催される大型コメディイベントです。期間中は毎日、サンフランシスコのさまざまな会場で3~4つのショーが開催され、マリア・バンフォード、クリス・フレミングなど、人気コメディアンのショーを楽しめます。ワークショップやパネルディスカッション、などアクティビティも盛りだくさんです。
このコラムを書いている2025年1月24日現在、サンフランシスコの市のデータによると、今週1週間のサンフランシスコのコロナ感染陽性率は1.9%。 先週と全く同じ数値です。カリフォルニア州の平均陽性率ですが、コロナ感染陽性率は2.6%。インフルエンザ陽性率は19.7%、呼吸器合胞体ウイルス(RSウイルス)は7.5%。州の統計も先週とほぼ変化はありません。