【モントリオール】日本ならではの繊細で上品な味を堪能できる、こだわりのパティスリー

Pâtisserie Amaïro は、長年「自分の店を持ちたい」という夢を抱いてきたつばささんがオープンした、温もりあふれる小さなパティスリーです。

つばささんの手がけるケーキは、ひとつひとつにこだわりが詰まった繊細な逸品。
味わいはもちろん、アルコールが苦手な方やナッツアレルギーをお持ちの方にも安心して楽しんでいただけるよう、細部にまで心を配りながら丁寧に作られています。

ケーキのメニューは、その時々のインスピレーションで変えているため、1日のラインナップは決して多くはないといいます。
しかし、訪れるたびに新しいケーキとの出会いを楽しんでいただけるよう、常に工夫を凝らしているそうです。

また、ケーキだけでなく、日本ならではのメロンパンやクリームパン、あんパンといった懐かしい味わいのパンもご用意。
さらに、カスタードクリームと生クリームを合わせたクレーム・ディプロマットをたっぷり詰めたシュークリームは、一度食べたらやみつきになる美味しさです。

なお、シュークリームは毎日ご用意があるわけではないため、事前予約をして下さいとのこと。

こちらは異なる食感の抹茶を幾重にも重ねた、まさに抹茶尽くしの贅沢な一品です。
濃厚な抹茶のフォンダンショコラの下には、サクサクとした食感の抹茶層を忍ばせ、上には風味豊かな粒餡と、滑らかな抹茶のクレームシャンティを美しく絞りました。

使用する抹茶は、鹿児島の老舗茶舗から厳選して取り寄せたもの。
抹茶といえば京都を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、鹿児島の抹茶も負けず劣らぬ深い味わいを誇ります。

ぜひ、この本格的な鹿児島抹茶の魅力を新たな味わいの発見として、存分にご堪能してください。

日本の和菓子で親しまれる餡子、芳醇なコーヒー、そして滑らかなレアチーズケーキを組み合わせた、個性あふれる一品です。

かつてコーヒーのブランマンジェを作った際、白いコーヒーデザートの魅力に感動し、これをレアチーズケーキへと進化させたそうです。さらに、コーヒーと相性の良い粒餡を加えることで、食感と甘みの奥行きを演出。
仕上げにあしらったカカオのサブレが、食感と風味のコントラストを一層引き立てます。

また、本商品はナッツアレルギー対応となっており、グルテンアレルギーをお持ちの方には、サブレの代わりにチョコレートの飾りを添えてご提供してるそうです。

日本人が最も愛してやまないショートケーキ。
こちらのケーキは、生地、いちご、生クリームの絶妙なバランスを追求し、丁寧に構成されています。
ジェノワーズ生地に染み込ませるシロップには、アルコールを一切使用せず、いちごとフランボワーズのピューレを加えることで、フルーティーな風味を引き立てています。
宗教上の理由でアルコールを控えている方にも安心して召し上がっていただけるよう、配慮した工夫のひとつです。

パーティー用のケーキもご予約いただけます。
ご注文可能な種類には限りがございますが、どれも招待された方々に喜んでいただける、こだわりの美味しさを追求したケーキばかりです。
ご予約は、なるべく2週間前までにお申し込みください。

今回、私が注文したのはカシスのケーキ。
しっとりとしたマドレーヌ生地の上に、たっぷりとカシスのムースを重ねた、甘さ控えめの一品です。
見た目にはしっかりとした重厚感がありますが、口当たりは驚くほど軽やかで、皆さんあっという間に完食してしまいました。

住所：3911 Rue Saint-Jacques, Montreal, QC

営業時間：月曜日・木曜日・金曜日：11:00～13:00、15:00～18:00
土曜日：11:00～17:00
日曜日：12:00～17:00
定休日：火曜日・水曜日

ウェブサイト：https://patisserieamairo.amebaownd.com
インスタグラム：https://www.instagram.com/amairo_sugar/

本日は、洗練されたブランチレストランが点在する「セント・アンリ」地区に、2024年11月に誕生した、日本スタイルのケーキが堪能できる「Pâtisserie Amaïro（パティスリー・アマイロ）」をご紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

À très bientôt（また近いうちにお会いしましょう）