【West is the best】オーストラリア・パースから日帰りで行ける観光スポット

オーストラリアの各州都のなかでももっとも年間晴天率が高いことや、パース市内の公共交通機関はだれでも無料ということから、世界中からのたくさんの観光客を魅了するパース。日本から直行便で約10時間、または東南アジア各国での乗り継ぎ便も便利です。年間を通して温暖な気候は、西オーストラリア州の人々を表しているかのように、地元の人々も穏やかです。

市内にあるKings Parkは、なんと約406ヘクタールを誇り、都市部にある公園としては世界一の広さといわれています。恐竜時代から生息している蜘蛛が、Kings Park内で発見され今も生息しているなど自然がありのまま残されています。Kings Parkからパース市内を一望すると、パース市内横に穏やかに流れるスワン川（運が良いとイルカやブラックスワンにも出合えます！）と、古い建物を残しつつ近代的な高層ビル群は自然と都市が調和された美しい町並みです。

■Kings Park and Botanical Garden
住所：Fraser Avenue, Kings Park WA
電話番号：(+61 8) 9480 3600
アクセス：Blue Cat Bus Wadjuk Way Kings Park Cat Id 26 下車
または 935 Bus Wadjuk Way – Kings Park War Memorial 下車
営業時間：24時間
入館料：無料
URL：https://www.bgpa.wa.gov.au/kings-park

オーストラリア大陸から沖合約19km先に位置するロットネスト島は、年間約70万人が訪れるパースで一番人気の観光地です。各フェリー乗り場から30～90分という近さでアクセスも良く、地元の人々からはロットと呼ばれ、愛され続けています。“世界一幸せな動物”として有名なクオッカに出合えることで有名です。ニコニコ笑っているように見えるクオッカを見ているだけで癒されます。

島の魅力はそれだけでなく、島内の約60％が手つかずの自然が残っているのでサイクリングや美しい透き通ったビーチや湾ではマリンアクティビティも楽しめます。島の近くで流れる暖流のおかげで、サンゴやたくさんの熱帯魚（約135種）が生息しています。パース近郊のビーチとは比較にならないほどの、熱帯魚に出合えます。島には宿泊施設もあるので、宿泊すると満天の星空の下で、準夜行性のクオッカが活発に動き回っている姿を観測できます。

■Rottnest Island
住所：Rottnest Island
アクセス：Rottnest Express / Sealink / Rottnest Fast Ferries各社発着場から30～90分
入島料：ご利用の各フェリー会社のチケット代に含まれています（$20.5）
URL：https://www.rottnestisland.com

パース市内から北に約200kmに位置するナンバン国立公園内にピナクルズの奇岩群があります。何万年という時間の流れで自然に造り出された景色は、何だか別の惑星に迷い込んだかのような不思議な感覚です。ひとつひとつの岩の形が異なるので、カメの形やゾウの顔に見える岩など想像をしながら観るのも、とても面白いです。自然に空いた穴がハートの形にみえるものも見つけました。国立公園内には野生のカンガルーやエミューも生息しているので、偶然遭遇する場合や、砂漠内に足跡だけ残っている時もあります。

ナンバン国立公園近くには、ロブスター漁で有名なセルバンテスでは食事も楽しめます。オーストラリアではバターとガーリックで焼いたBBQスタイルが一般的なので、ぜひ味わってみて下さい。

■Nambung National Park
住所：Indian Ocean Drive, Nambung WA
電話番号：(08) 9652 7913
アクセス：Indian Ocean Drive沿いを約181km北上後、Pinnacles Drを右折し約6分
営業時間：24時間
国立公園入場料：$17（車1台：12名以下）
URL：https://exploreparks.dbca.wa.gov.au/park/nambung-national-park

パース市内から内陸へ約340kmに位置するウェーブロックは約27億年以上かけて、現在の全長110mメートル以上続く波のような形を自然に形成されたといわれています。ウェーブロックの存在を世界中に広めたのは、ナショナルジオグラフィックの表紙を飾ったことがきっかけといわれています。岩の上に登ることができ、360度パノラマで広がる景色は海が見えないので、西オーストラリア州がいかに広い場所であるかを感じる事ができます。

Hippo’s Yawnは、かばがあくびをしているような形をしていることから、名付けられました。ここで先住民族であるアボリジナルピープルの人々が赤ちゃんを出産していたそうです。

Mulka’s coveでは今でも洞窟内に手形が残されているのを観察することができます。

文字をもたないアボリジナル文化は、6万年以上前から存在しているといわれており、今もなおこの文化を体験できる場所はオーストラリア国内でも、限られた一部の場所のみなのでぜひ訪れてみてください。

■Wave Rock
住所：Wave Rock Road, Hyden, Western Australia
電話番号：なし
アクセス：パース市内からNational Highway 94、Chidlow York/Great Southern Hwy、York Merredin、Quairading-Corrigin Rd、Brookton Hwy/State Route 40 を進んでLovering Rdを道なりすぐ
営業時間：24時間
入館料：$12
URL：https://waverock.com.au/

いかがでしたでしょうか？　 広大な西オーストラリア州にはまだまだ知られざる魅力がたくさん詰まっていますので、これからみなさんに紹介できるのが楽しみです。