【オスロ】ノルディックスキーの聖地、絶景のホルメンコーレン競技場ジャンプ台

オスロの北西郊外に位置するホルメンコーレン地区は、オスロ中央駅から地下鉄（T-bane）1号線で行けるオスロ市街を一望できる場所です。同所にはノルディックスキーの中心地として、ラージヒルのホルメンコーレン競技場ジャンプ台からの絶景を楽しめるほか、ホルメンコーレン・スキー博物館ではスキーの歴史に触れられます。

まず圧巻なのがジャンプ台。現在のものは2010年に建て替えられた台で、ノルディックスキーの本場に来たことを実感できます。ジャンプ台中腹からはオスロ市街を綺麗に望むことができ、鳥になったような気分です。

ノルウェーはスキーの強豪国。毎回冬季オリンピックでは、クロスカントリースキーやスキージャンプ競技で多くの選手がメダルを獲得します。ホルメンコーレン・スキー博物館では、ノルウェーの風土とそれらスキーおよび用具の歴史が展示されています。博物館は同じくジャンプ台の中腹にあります。カフェとノルウェーグッズを売るショップも併設されています。

■ホルメンコーレン・スキー博物館
住所：Kongeveien 5, 0787
URL：https://www.skiforeningen.no/en/holmenkollen/the-ski-museum2/

ホルメンコーレン競技場ジャンプ台およびホルメンコーレン・スキー博物館までの行き方は簡単です。地下鉄（T-bane）1号線のホルメンコーレン駅から丘の道を15分ほど登った先にあります。

ホルメンコーレン地区には、2軒レストランもあります。1つが駅から近いホルメンコーレン・レストラン。もう1つがさらに登った先にあるホテル、スカンディック・ホルメンコーレンパーク内のレストランです。いずれも昼間は美しい眺望を、夜は夜景を楽しめますので、プランに組み込んでも良いですね。

オスロ市内の町歩きには少し不便ですが、スカンディック・ホルメンコーレンパークでの宿泊もおすすめします。せっかくこのホテルに泊まるなら、オスロ市街を見渡せる部屋が良いです。夜明けや夕暮れのオスロはとても美しいです。

夏のホルメンコーレンも良いですが、冬には世界のトップ選手が争うホルメンコーレン・スキーフェスティバルが行われます。同イベントでは、スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリースキーの各種目が行われ、ノルディックスキーのファンが多く訪れます。

チケットはホルメンコーレン・スキーフェスティバルの公式ウェブサイトから購入できます。毎年、日本のトップ選手も参加しますので、日本国旗を片手に応援してみてはいかがでしょうか。