【ノルウェー・ベルゲン】2024年ベルゲン国際芸術祭、現地レポート!
2024.7.26
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旅行・観光の基本情報
ノルウェーの歩き方
ノルウェーは、自然の壮大さと洗練された都市文化が絶妙に調和する国だ。フィヨルドや北極圏に位置する町々、オーロラなど、訪れる人々を魅了する景色が広がっている。ノルウェーは四季を通じて異なる表情を見せる。夏には終日続く白夜を楽しみ、冬には星空に広がるオーロラを観賞することができる。また、ノルウェーの首都オスロは、芸術や文化が集う都市で、現代的な美術館や歴史的な建物が点在している。ノルウェーは、トレッキングやスキーなどアウトドアアクティビティが豊富で、自然と触れ合う時間を最大限に楽しむことができる。さらに、サーモン料理や伝統的なトナカイ肉の料理など、地元の食文化も忘れてはならない魅力だ。ノルウェーは、自然愛好者や都市探訪者、どちらにとっても心躍る目的地である。
ノルウェーのフィヨルドは世界的に有名で、圧倒的な自然美に目を奪われること間違いなし。特に、ソグネフィヨルドやガイランゲルフィヨルドでは、クルーズ船やカヤックで水上からフィヨルドの景色を楽しむのが魅力だ。急峻な崖と深い青の海が織りなすコントラストはまるで別世界に迷い込んだかのよう。さらに、フィヨルド沿いの小さな村々を訪れれば、ノルウェーの伝統的な生活や文化にも触れられる。自然が織りなす壮大な景観を肌で感じる時間は、ノルウェーを旅するうえで欠かせない体験だ。
ノルウェーの北部、特にトロムソやアルタなどの地域では、冬季に幻想的なオーロラを見ることができる。オーロラハンティングツアーに参加すれば、地元のガイドが最も美しい瞬間を逃さず案内してくれる。夜空に舞う緑やピンクの光のカーテンは、一生に1度は見ておきたい自然現象だ。寒さを忘れ、夜空を見上げながら息をのむような瞬間に出会える。ノルウェーの冬は厳しいが、その美しさと神秘さは、旅の疲れを忘れさせるほどの感動を与えてくれる。
ノルウェーの首都オスロは、自然の中に現代アートが溶け込むユニークな都市。ヴィーゲラン彫刻公園では、自然豊かな環境のなかに、グスタヴ・ヴィーゲランによる200以上の彫刻が展示されている。さらに、オスロ国立美術館やムンク美術館などでは、ノルウェーが誇る芸術家の作品をじっくり鑑賞できる。特にエドヴァルド・ムンクの「叫び」は必見。オスロは、伝統と現代が融合したアートシーンを楽しむには最適の場所だ。
ノルウェーの田舎に点在するスターヴ教会は、歴史と文化が凝縮された建築物だ。特にウルネスのスターヴ教会は、ユネスコ世界遺産にも登録されており、北欧の宗教的な建築様式を体感できる。中世から続くこの木造教会はヴァイキング時代の影響を受けた装飾や彫刻が施され、歴史ファンにはたまらないスポットだ。
ノルウェーの北極圏、特にスヴァールバル諸島では、日常とは異なる体験ができる。夏には終日続く白夜を楽しみ、冬にはスノーモービルでの冒険や、氷河ウォーキングなどスリリングなアクティビティが豊富だ。さらに、ホッキョクグマをはじめとする野生動物に出合える可能性もあり、冒険心を刺激する。地球の果てともいえるこの場所では、ほかでは味わえない特別な時間を過ごせる。
ノルウェー王国
約38万6000平方キロメートル
約525万人
オスロ
福音ルーテル派が多くを占める。
ノルウェー語のほか、サーミ語も使われることがある。
2024年9月現在、日本からの直行便はない。コペンハーゲンやヘルシンキ、ロンドン、パリ、フランクフルト、アムステルダムなどのヨーロッパ諸国の都市空港を経由することになる。所要時間はおよそ15〜20時間。
ノルウェーは世界地図のはるか北部に位置し、本土の北半分が北極圏。沿岸は北端のノールカップ岬から南端のリンデスネスまで直線距離で1750km。その海岸線はフィヨルドを入れて計測すると2万kmを超える。海岸地帯から内陸に入ると山脈地帯が広がり、北極圏では針葉樹が生い茂る。沿岸を流れるメキシコ湾流の影響で、意外に穏やかな気候。四季も比較的はっきりと分かれている。北極圏はラップランドと呼ばれ、夏は太陽の沈まない白夜になるが、冬は太陽がまったく昇らない時期も。
以下は一般的な営業時間の目安。日曜はほとんどの店や銀行が休みとなる。また、オスロでは営業時間が自由に決められるため、商店によって異なる。
中央ヨーロッパ時間(CET)を採用しており、時差は8時間。日本時間から数えると、マイナス8時間となる。サマータイムは、3月最終日曜から10月の最終日曜まで。1時間早い時間となり時差は7時間になるので、飛行機や列車など乗り遅れには注意しよう。
年によって異なる移動祝祭日(※)に注意。
料金にサービス料が含まれている場合がほとんどのため、チップの習慣はない。ホテルなどで特別な用事を頼んだときに、お礼として渡す程度。レストランで料金にサービス料が含まれていないときのみ、7〜10%程度のチップを渡す。タクシーの場合は大きな荷物を持ってもらうときや、通常の乗車の際にも料金の端数分を渡すのが普通。
ほとんどの場所で、水道水を飲むことができるが、心配ならキオスクやスーパーでミネラルウォーターを購入するといい。ミネラルウォーターはほとんどが炭酸入りのため、苦手な人は確認してから買うこと。
ノルウェーでは、ほとんどの商品に15%または25%の付加価値税(VAT)が課税されている。ノルウェー以外に居住者している旅行者が、「TAX FREE」と表示のある店で1日1店舗につき315クローネ(15%の場合は290クローネ)以上の買い物をした場合、商品にかけられている付加価値税の最大19%が払い戻しとなる。
他のヨーロッパ諸国と比べても、治安は良好。しかし、2004年の旧東欧諸国のEU加盟後、置き引きや窃盗などの軽犯罪は増加の一途をたどっている。荷物から目を離さないように注意し、夜中のひとり歩きなどはやめよう。
飲酒、たばこは18歳未満の場合は禁止。また、レンタカー会社によっては19歳〜30歳以上などの制限を設けている場合もある。
日本と同じく、メートル法を採用している。重量もキログラム単位。