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2025.5.12
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大阪府枚方市にある「ひらかたパーク」は、112年の歴史を誇る日本最古の遊園地。関西では“世代を超えて愛される遊園地”として親しまれ、「大阪にひらパーあり」と言われるほど地域に根差しています。そんなひらパーの春の風物詩「ローズガーデン」は、2025年で70周年を迎え、記念イベントが4月25日〜5月25日まで開催中です。筆者自身も、子どもの頃に親と、大人になってからは子どもを連れて訪れた思い出の場所。色とりどりの春バラが咲き誇るガーデンとその香りに包まれながら、心和むひとときをお楽しみください。
ひらかたパークのローズガーデンに、70周年を記念した新品種「サンクス ローズ」が初登場。
アプリコットピンクの優しい色合いと紅茶のような甘い香りが魅力で、花びらは約80枚と非常に華やか。雨にも強く、美しさが長持ちするのも特長です。
感謝の気持ちを込めて名付けられたこのバラは、70周年という特別な瞬間を象徴する存在です。春の風に揺れるバラを、ぜひその目で確かめてみてください。
ひらかたパークのローズガーデンに新設された「バラの丘広場」は、バラの絶景を一望できる人気の休憩スポット。
ハート型ベンチのフォトスポットはSNS映えすると話題に。来園の際はカラフルなバラと一緒に、素敵な思い出の1枚を残してみてくださいね。
今年のローズフェスティバルでは、「ローズメリーゴーラウンド」がバラのフェイクフラワーで彩られた華やかなアトラクションに。園内のバラ園を一望できるフォトスポットとしても注目を集めています。
「今さら、メリーゴーラウンドなんて…」と思う大人のあなたも、ぜひ乗ってみてください。懐かしい幼いあの頃に、ふっと戻れるかもしれません。
朝の静けさの中、クラシック音楽がやさしく流れるローズガーデンを散策できる「早朝ローズガーデン散策デー」は、毎年人気の特別イベント。今年は5月9日(金)~5月18日(日)の期間限定で開催されます。
開園前の時間帯にしか見られない、朝露をまとったフレッシュなバラたち。甘く爽やかな香りとともに、心洗われるひとときを過ごせます。特に香りが引き立つ時間帯なので、五感でバラを楽しめる贅沢な朝のひとときとなるでしょう。
【開催時間】7:00~9:00
【料金】1,000円(小学生以下は無料)※現金のみ
【チケット販売時間】6:50~8:30
【参加方法】当日、特設入場口で直接購入(事前予約不要)
ローズガーデンの魅力を深く味わいたい方におすすめなのが、バラのスペシャリストによる無料ガイドツアー。事前申し込み不要で、どなたでも参加できます(希望者多数の場合は先着順)。
園芸歴50年のローズマイスター・高田馨氏が、春バラの魅力や育て方の豆知識をわかりやすく解説してくれます。
【開催日】5月12日(月)~15日(木)
【時間】11:00~12:00
【集合場所】メリーゴーラウンド前
※参加無料(入園料のみ)・雨天決行(荒天中止)
バラ育種家として知られる小山内健氏が案内するツアーも見逃せません。朝の散策デーと合わせて楽しめる早朝ツアーも実施されます。
【開催日】5月9日(金)
【時間】8:00~8:30(早朝散策内)、11:00~12:00
【集合場所】メリーゴーラウンド前
※参加無料(入園料または散策料のみ)・雨天決行(荒天中止)
華やかな香りがふんわりと広がる「薔薇のアイス」や、紅茶ベースでほんのり香る「ローズティー(Ice/Hot)」。どちらも自然なバラの香りとやさしい味わいでほっと一息つける逸品です。
お土産にもぴったりなオリジナルグッズも充実しています。「ティーローズ」と「ダマスクローズ」の香りが楽しめる70周年記念バスソルト「花ソルト」シリーズは、自宅でのバスタイムを華やかに演出してくれます。
ほかにも、バラのフレーバーティーやパウンドケーキなども販売されており、バラ好きのお友達への贈り物にも最適です。
70周年を迎えたひらかたパークのローズフェスティバルは、限定バラや新スポット、特別体験が満載。五感で楽しむ春のバラ園で、思い出に残るひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
・開催期間:
2025年4月25日(金)~5月25日(日)
・開催場所:
ひらかたパーク「ローズガーデン」
大阪府枚方市枚方公園町1-1
・見頃時期:
春バラの見頃は5月上旬~下旬
※品種や天候により前後します
・アクセス:
京阪電車「枚方公園駅」から徒歩約3分
・公式サイト:ひらかたパーク ローズガーデン