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風は強いものの、異例の暖かさとなった5月5日。アメリカではシンコデマヨのお祭りの日として知られています。5月上旬のサンフランシスコの様子をレポートします。
メキシコでは、メキシコ軍がフランス軍を破ったプエブラの戦いの勝利を記念する祝日となる5月5日、アメリカでも多くのメキシコ料理店がイベントを行い、メキシコ料理を食べる日として浸透しています。そんな月曜日、サンフランシスコは風が強いものの、最高気温が75Fを記録する異例の暖かさとなりました。これは、4月中旬以来の最も暖かい日。晴天と相まって、半袖やサンダルでも寒さを感じない珍しい日となりました。
2025年5月4日(日曜日)にトランプ大統領が、ソーシャルメディアを通じてアルカトラズ再オープン計画を提唱したことで話題となっています。大統領は「最も残虐で暴力的な犯罪者」を収容するため再オープンする計画と発表、カリフォルニア州の当局者と市民権擁護団体から激しい批判を受ける形となりました。反対派はアルカトラズの再オープンは象徴的で現実的でないことを指摘し、同施設が国立公園局が運営する歴史的サイトであり、機能する刑務所ではない点を強調しています。
今週末にベイエリアで開催されるイベントを一部ご紹介します。
・5/10, 10AM-4PM : Taiwanese American Cultural Festival
1993年から続く西海岸最大の台湾系アメリカ文化の祭典。ユニオンスクエアで開催され、本場の台湾料理と文化アクティブティの2種類に分かれており、おいしい屋台料理を楽しむのはもちろん、台湾の雑貨や伝統工芸のショッピングも楽しめます。ライブステージで繰り広げられる迫力満点の伝統的なパフォーマンスもお見逃しなく!
・5/10、12PM-5PM:Half Moon Bay Wine & Jazz Festival
ハーフムーンベイの旧市街で開催される屋外イベント。地元カリフォルニアのワインをはじめ、珍しい醸造ビールやサイダーのタップ、新鮮なシーフードやバーベキューなどの地元の美味しい軽食など盛りだくさん。
・5/10、11AM-6PM:Hayward’s Hawaiian May Day Festival 2025
芸術、言語、音楽、ダンスを通してハワイ先住民およびポリネシア文化を体験できるフェスティバル。ハワイごはん、アート、クラフトのベンダー、フラダンスのパフォーマンス、ライブ音楽、エンターテイメントなどお見逃しなく!
このコラムを書いている2025年5月5日現在、サンフランシスコの市のデータによると、今週1週間のサンフランシスコのコロナ感染陽性率は1.4%。カリフォルニア州の平均陽性率ですが、コロナ感染陽性率は2.1%。インフルエンザ陽性率は6.8%、呼吸器合胞体ウイルス(RSウイルス)は1.1%。屋外で過ごす機会が増えたためか、Covid、インフルエンザ共に安定しています。