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【神奈川】日本最古の港湾施設跡、和賀江島って?子どもと海遊びも!

ちかまる

ちかまる

神奈川特派員

更新日
2025年6月11日
公開日
2025年6月11日
ackey / PIXTA(ピクスタ)

「現存する日本最古の港湾施設跡」と言ってもピンと来ない人が多いかもしれません。どこにあって、いつできたのか。そして今はどうなっているのか。紹介します。

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「現存する日本最古の港湾施設跡」は鎌倉・材木座にある

©︎skyyokohma / PIXTA(ピクスタ) 国道134号線から少し降りたところにある「和賀江島」のモニュメント

鎌倉市の東端、逗子市との市境近くに和賀江島(わかえじま/わかえのしま)という現存する日本最古の港湾施設跡があります。鎌倉時代の1232年(貞永元年)、鎌倉幕府の命により、物資の輸送を円滑にするために築かれました。当時は関東地方の海上交通の要所として活用されたということです。

 

現在も干潮時には石積みの一部が姿を現します。国の史跡にも指定され、鎌倉の海運と都市形成の歴史を物語る貴重な遺産であり、かつての物流と交通の中心だった鎌倉の繁栄を今に伝えるとともに、日本における港湾整備の始まりを象徴する場所として高い歴史的価値を持っています。

●和賀江島(わかえじま/わかえのしま)
・住所
鎌倉市材木座

・アクセス
JR鎌倉駅東口7番バス乗り場から「小坪経由逗子駅」行きで「飯島」下車徒歩約3分、または、JR逗子駅7番バス乗り場・京浜急行新逗子駅4番バス乗り場から「鎌倉駅」行きで「飯島」下車徒歩約3分

・ホームページ
https://www.trip-kamakura.com/place/241.html

©︎wind of May / PIXTA(ピクスタ) 晴れれば稲村ケ崎、江の島、富士山が綺麗に見える

実は海遊びにもってこいの場所

前述のようにこの港は石積みでできています。ゴロゴロした石と石の間は生き物たちの恰好の隠れ家。満潮時には海の下ですが、干潮になると和賀江島周辺を歩くことができ、潮だまりにはたくさんの生き物が。サカナ、ヤドカリ、カニ、ヒトデ、貝などなどたくさんいます。一度タコを手づかみで捕まえることもできました。

干潮の時刻をチェックして和賀江島へ!

先週末に訪れたときは潮位を調べていなかったため、満潮のタイミングで訪れてしまいました。干潮の方が海遊びを楽しめるので、ぜひ潮位を調べて行ってみてください!

満潮で和賀江島には行けませんでしたが、浜辺でカニをゲット!
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