【米国】Fleet Week、連邦停止中でも開催。10月上旬サンフランシスコの様子

先週もお伝えしたとおり、今年のフリートウィークは、奇しくも連邦政府の一時閉鎖期間と重なっての開催となりました。その影響により、アメリカ海軍およびブルーエンジェルスの飛行演技は中断されたままとなっています。

また、海軍艦艇の入港展示や乗船体験など、従来の海軍関連プログラムの多くも規模を縮小または中止。
一方で、コンサートや展示、地域イベント、文化プログラムなど、コミュニティ主導・市民参加型の企画は例年通り開催されています。

そして、フリートウィークの華ともいえる航空ショーは、今週末の午前11時から午後4時まで 実施予定。
今年は代替プログラムとして、カナダ空軍の編隊飛行チーム “Snowbirds” をはじめとするパフォーマンスがサンフランシスコの空を彩ります。

Salesforce が毎年主催する大規模テクノロジー／ビジネスカンファレンス 「Dreamforce」 が、今年も 10月14日〜16日 の3日間、サンフランシスコ・ダウンタウンの モスコーニセンター（Moscone Center） にて開催されます。

世界各国から約 4万5,000人以上 の参加者が集まるこの一大イベントに向けて、会場周辺ではすでに準備が着々と進行中。
パートナー企業やベンダーによる展示のほか、Salesforce 製品やエコシステムの最新アップデートやロードマップの発表、さらに参加者のための多彩なエンターテインメントイベントも予定されています。

会期中は、例年通りサンフランシスコの街全体が活気づき、ホテルやレストラン、交通機関も賑わう1週間となりそうです。

暖かい気候の10月の週末、ベイエリアで開催されるイベントを一部ご紹介します。

・10/12: Italian Heritage Parade & Festival: 12:30PM

毎年10月、サンフランシスコのノースビーチで行われるカリフォルニア最古の市民パレード＆フェスティバル。色鮮やかな山車やマーチングバンドが街を練り歩き、音楽やダンスのステージも盛りだくさん。さらにイタリア料理の屋台やワイン、ドルチェのブースも並び、本場さながらの陽気なお祭り気分を存分に味わえます。

・10/11 & 10/12：San Carlos Art & Wine Faire：10AM-6PM
サンカルロスのダウンタウンで毎年秋に開かれるアートフェスティバル。絵画や写真、ガラス工芸、陶芸、ジュエリーなど、250以上のアーティストやクラフト作家による多彩な作品が並びます。音楽ステージや子ども向けのキッズゾーンも。

・10/11：Berkeley Indigenous Peoples Day Powwow & Indian Market：10AM-6PM
Powwowと呼ばれるネイティブ・アメリカンの迫力満点の伝統的な音楽とダンスの祭典。ジュエリー、陶芸、衣装、工芸品など、先住民アーティストによる民芸品が集結するインディアンマーケットも必見です！

このコラムを執筆している2025年10月10日現在、サンフランシスコ市の公表データによれば、直近1週間の新型コロナ陽性率は 3.7％。CDCの発表による全米平均は 6.7％ 。陽性率は今週も低い状態を維持しています。