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【タイ】マンゴーのスイーツ、カオニャオ・マムアン!老舗の名店を訪ねてきました!

HITOMI

HITOMI

タイ特派員

更新日
2026年3月26日
公開日
2026年3月26日

一昔前のガイドブックには、「タイの気候は、Hot(暑い)、Hotter(さらに暑い)、Hottest(最も暑い)」と書かれていたような記憶があります。タイ正月ソンクラーン(4月13日~15日)の前後1カ月は、この「Hottest(最も暑い)」にあたる暑季で、強い日差しが照りつける「夏真っ盛り」というお天気が続きます。
そんな盛夏の訪れを感じさせる風物詩のひとつが、タイを代表する人気スイーツ「カオニャオ・マムアン(Mango sticky rice/ข้าวเหนียวมะม่วง)」。マンゴーはこの季節に旬を迎えるのです。今回は、その老舗の名店を訪ねてきました。

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カオニャオ・マムアンってどんなスイーツ?

©︎iStock ココナッツミルクが添えられたカオニャオ・マムアン

カオニャオ・マムアンは、蒸したもち米をココナッツミルクと砂糖で甘く味つけし、完熟したマンゴーを添えた、古くから親しまれてきた伝統的なタイ菓子です。その起源は、アユタヤ王朝(1351年~1767年)後期にさかのぼるとされています。文献としては、ラーマ2世(1767年~1824年)が舟遊びの際に詠んだ詩をまとめた書物にも登場し、現在のようにもち米とマンゴーを組み合わせて食べるスタイルが広く定着したのは、ラーマ5世(1853年~1910年)の時代といわれています。

90年以上続く老舗の味は王宮由来のレシピ

  • 店名の由来は創業者の頭文字「ゴー」と「商売(パーニッチ)」の組み合わせから
  • ミシュランのビブグルマンを連続受賞

2019年から8年連続でミシュランのビブグルマン※(Bib Gourmand)に選出され、外国人観光客にも広く知られるようになった、「ゴー・パーニッチ(K. Panich/ก.พานิช)」。1932年創業の老舗で、現在も昔ながらの商店の佇まいのままで営業を続けています。
※ビブグルマン:「価格以上の満足感が得られる料理」を提供する店
https://guide.michelin.com/jp/ja/article/features/the-bib-gourmand-JP

創業者の妻の母が王宮で厨房助手を務めており、そのレシピで作られたカオニャオ・ムーン(ココナッツミルクと砂糖で甘く味つけしたもち米)を代々受け継いで現在に至ります。使用するもち米は、チェンラーイ県メージャン郡産のキヤオグー品種のみ。ココナッツやマンゴーも、味と品質にこだわって厳選されています。

  • 店の日除けには「カオニャオ・ゴー・パーニッチ」の文字が
  • 「ゴー」のタイ文字が大きく書かれたテイクアウト用の袋

行列に並んで、いざ実食!

平日の日中でも外国人観光客が次々と列を作る中に並び、店頭で、「イートインか、テイクアウトか」を伝えて注文します。イートインの場合は番号を記入した整理券を渡され、道路を挟んだ向かいの店内で食べることができます。テイクアウトの場合は、店頭に用意された紙袋を渡されます。向かいの店舗は店名から察するに、以前はクイッティアオ(タイヌードル)を出すお店だったようですが、現在はイートインスペースとして利用されています。店内でコーヒーやフルーツスムージー等のドリンクを別途注文することができます。
イートインの場合は、整理券を受け取ったら店の前に移動して待機します。筆者は整理券を受け取ってから約15分ほどで席に案内されました。

  • イートインスペースの向かいの店舗「タナーオ・ヌードル(เตี๋ยวตะนาว)」
  • カオニャオ・マムアン(Mango sticky rice)130THB

イートインのカオニャオ・マムアンは紙皿で提供されます。小袋に入っているのは皮をむいた緑豆を炒ったもので、もち米(=カオニャオ・ムーン)にふりかけていただきます。もち米は想像していたよりもやさしい甘さ。一粒一粒の存在がしっかり感じられ、炒った緑豆のカリカリとした食感がアクセントになっています。このもち米、ココナッツミルクの水分を吸ってべちゃっとしていたり、甘さが過剰なお店も少なくないのです。ナームドークマイ種のマンゴーは完熟の一歩手前で程よい酸味が感じられ、もち米の甘さとバランスを取るような甘酸っぱさが絶妙でした。

■ゴー・パーニッチ(K. Panich/ก.พานิช)
所在地:431-433 Tanao Road, Sao Chingcha, Phra Nakhon, Bangkok
電話番号:02-221-3554
アクセス:MRTサームヨート駅(Sam Yot)から徒歩14分
営業時間:7:00~18:00(日曜定休)
URL:https://www.facebook.com/p/%E0%B8%81%E0%B8%9E%E0%B8%B2%E0%B8%99%E0%B8%B4%E0%B8%8A-K-Panich-100057233149235
※現金のみ

関連商品はアイスクリームにボディソープまで!

  • スウェンセンズのマンゴーはオクロントーン種を使用
  • カオニャオ・マムアンの香りのボディソープ「ビーナイス(Be Nice)」

「ゴー・パーニッチ」は専門店なので、カオニャオ・マムアンを一年中楽しめますが、3月から4月にかけては街中のレストランでも「カオニャオ・マムアン」を見かける機会が増えます。
変わり種としては、アイスクリームチェーンのスウェンセンズ(Swensen’s)では、マンゴーアイスともち米を組み合わせた季節限定メニューが登場します。
また、スーパーにはカオニャオ・マムアンの香りの季節限定ボディソープがお目見え!トンローのマンゴー専門店、「メーワリー」とのコラボ商品です。合成香料っぽさはありますが、香りは確かにマンゴーとココナッツミルクです。洗いあがりはさっぱり系、お値段も129THBとお手頃です。
……と、話題が横道にそれましたが、「甘いもち米にマンゴーって合うの?」と思われてる方、ぜひ一度トライしてそのおいしさを確かめてみてください!

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