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ジャカルタには、おしゃれなカフェが数多くあります。
その一方で、もう少し気軽にコーヒーを楽しめる場所もあります。
南ジャカルタにあるPasar Santaは、そんなコーヒー好きにとってちょっと面白いスポットです。
一見すると昔ながらの市場のようですが、建物の中に入ると少し雰囲気が変わります。小さなショップや個性的な店が並び、2階にはレコードショップや雑貨店など、若いクリエイターが集まるサブカルチャーの拠点のようなエリアもあります。
その中にはコーヒーショップやスタンドも点在しており、市場のにぎやかな空気の中でジャカルタのコーヒーカルチャーを気軽に楽しめるのが魅力です。
Pasar Santa の中は、ふわっとコーヒーの香りが漂ってくることがあります。小さなコーヒーショップでは、インドネシア各地のコーヒー豆が並び、豆の量り売りも行っています。
購入する際には、豆か、粉に挽いてもらうかを選ぶことができます。自宅でコーヒーを楽しみたい人にとってはうれしいポイントです。
どの豆を選ぶか迷ったときは、店員さんに相談してみるのもおすすめ。味の特徴を教えてくれたり、飲み方に合った豆を提案してくれたりと、コーヒー選びそのものも楽しい時間になります。
さらに店舗の横には小さなコーヒースタンドもあり、タイミングが合えばバリスタがその日のおすすめのコーヒーを1杯無料で提供してくれることもあります。市場の中で気軽にコーヒーを味わえるのも、この場所ならではの魅力です。
Pasar Santa では、コーヒー豆の購入方法も少しユニークです。
購入の流れは以下の通りです。
① コーヒー豆を選ぶ
店内に並んでいる中から、ほしい銘柄を選びます。
迷ったら店員さんに好みを伝えてみてください、おすすめを教えてくれます
② 支払いカウンターで注文・支払い
銘柄が決まったら、いったん支払いカウンターへ行き注文と支払いを行います。
③ レシートを受け取る
支払い後、手書きのレシートが渡されます。
④ 豆のカウンターで引き換え
レシートをコーヒー豆の販売カウンターへ持っていき、店員さんに渡します。
⑤ 商品を受け取る
その場で豆を準備してくれ、真空パックに封入された状態で受け取ることができます。
市場ならではの少しアナログなやり取りですが、その過程もまた楽しい体験です。
なお、銘柄が多く名前が少し覚えにくいこともあるので、ほしい商品のタグをスマートフォンで写真に撮っておき、注文時に見せるとスムーズでおすすめです。
インドネシアは、世界でも有数のコーヒー生産国として知られています。スマトラ島のマンデリンや、スラウェシ島のトラジャなど、地域ごとに個性豊かなコーヒーが生産されています。
その歴史は古く、オランダ統治時代には オランダ東インド会社 によってコーヒー栽培が広まり、世界へ輸出されるようになりました。
Pasar Santa のコーヒーショップでは、こうしたインドネシア各地のコーヒー豆を取り扱っている店も多く、産地ごとの味の違いを楽しむこともできます。飲み比べをしてみるのも、コーヒー好きにはうれしい体験です。
また近年では、発酵の過程で果物を用いて風味を引き出した「インフューズドコーヒー」も人気を集めています。(上画像)
ジャカルタの市場でコーヒーを選び、バリスタのおすすめを味わい、気に入った豆を持ち帰る。
そんなふうにコーヒーの世界を少しずつ楽しめるのも、Pasar Santa ならではの魅力です。
Pasar Santa(パサール・サンタ)
住所:Jl. Cipaku I No.1, Petogogan, Kebayoran Baru, Jakarta Selatan
営業時間:店舗により異なる ※今回訪れたコーヒー店Dunia Kopiは07:00~18:00
(11:00〜夕方が営業している店が多い)
アクセス:タクシーや配車アプリ(Grab / Gojek)の利用が便利