キーワードで検索
皆さん、こんにちは!カリフォルニア州特派員のかんです。
前回のサンタクルーズをご紹介した記事では、地元の人々に愛される朝の聖地「コンパニオン・ベイクショップ(Companion Bakshop)」をご紹介しました。香ばしいサワードゥと美味しいコーヒーで心もお腹も満たされたら、次に向かうべきは、この街の「美しさ」と「ライフスタイル」が最も凝縮されている場所、ウエスト・クリフ・ドライブ(West Cliff Drive)です。
今回は、サーファーならずとも一度は訪れたい、サンタクルーズ屈指の景勝地をご紹介します。
サンタクルーズ・ワーフ(桟橋)からナチュナル・ブリッジズ州立公園まで、海岸線に沿って約4.8km続く遊歩道、それがウエスト・クリフ・ドライブです。
ここは、観光客向けの単なる景色が良い道ではありません。朝は犬の散歩をする人やジョギングを楽しむ地元住民で賑わい、夕暮れ時には沈む夕日を眺めに来るカップルや家族連れが集まる、まさに街の「リビングルーム」のような場所。車で通り過ぎるのも良いですが、ぜひ車を止めて、潮風を感じながらゆっくりと歩いてみてください。
ウエスト・クリフを歩いていると、ひときわ人が集まっているポイントがあります。それが、世界中のサーファーが憧れる伝説的なポイント、ステアマー・レーン(Steamer Lane)です。
断崖絶壁の上から見下ろすと、まるでお手本のような美しい波が次々と押し寄せ、巧みにボードを操るサーファーたちの姿が目の前に広がります。 サンタクルーズは、実は1885年にハワイの王子たちが初めてアメリカ本土でサーフィンを披露した「アメリカのサーフィン発祥の地」としても知られています。その歴史を象徴するように、崖の上には小さなサーフィン博物館(Surfing Museum)が佇んでいます。
この博物館は、かつて灯台だった建物。館内にはヴィンテージの木製ボードなどが展示されており、サーフカルチャーの深さを感じることができます。
ウエスト・クリフの魅力は海だけではありません。
波打ち際や沖合をよく観察してみてください。
運が良ければ、岩の上でお昼寝をするアザラシや、プカプカと浮かぶラッコ(シーオッター)、さらには季節によっては回遊するクジラの姿を見つけることができるかもしれません。
自然と人間がこれほど近くで共存している風景は、まさにカリフォルニアならではの贅沢です。
ウエスト・クリフ・ドライブを訪れるなら、おすすめの時間帯は、 朝です。
前回の記事でご紹介した「コンパニオン・ベイクショップ」でパンとコーヒーをテイクアウトし、ここでピクニック気分で朝食を摂るのが最高に贅沢な過ごし方です。野生動物との出会いも楽しみの一つですね。
海岸沿いは風が強く、夏場でもヒンヤリすることが多いので、夏場でも、薄手のジャケットやパーカーなど、羽織れるものを持参されると安心です。
サンタクルーズのウエスト・クリフ・ドライブは、ただ歩いているだけで「あぁ、カリフォルニアに来てよかった」と思わせてくれる、特別なエネルギーに満ちた場所です。
次回のカリフォルニア旅行では、有名な観光地を巡るだけでなく、この道でゆっくりと流れる時間に身を任せてみてはいかがでしょうか?
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
住所: West Cliff Dr, Santa Cruz, CA 95060
アクセス1:Companion Bakshopからは、車でわずか数分。ミッション・ストリートを少し南下し、海側へ向かえばすぐに絶景が広がります。
アクセス2:サンフランシスコやシリコンバレーからは、車で1時間〜1時間半ほど。週末は駐車場が混み合うので、早めの到着がおすすめです。