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【タイ】Café Amazon(カフェ・アマゾン)のフラッグシップストアがBTSアーリー駅前に誕生!

HITOMI

HITOMI

タイ特派員

更新日
2026年4月28日
公開日
2026年4月28日

タイを代表するコーヒーチェーン「Café Amazon(カフェ・アマゾン)」のフラッグシップストア「Café Amazon Experience(カフェ・アマゾン・エクスペリエンス)」が、BTSアーリー駅前にソフトオープンしました。曲線を生かした外観の建物はデザイン性が高く、ひときわ目を惹きます。中は一体どうなっているのか――その様子をお伝えしていきます!

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カフェ・アマゾンってどんなコーヒーチェーン?

©︎HITOMI

2002年、タイ国営エネルギー大手のタイ石油公社(PTT Public Co., Ltd.)が、同社のガソリンスタンドを利用するドライバーに休憩やリフレッシュの場を提供することを目的に始めたコーヒーショップです。
「アマゾン」という名前は、世界最大のコーヒー生産国であるブラジルのアマゾン熱帯雨林に由来し、利用客にとっての“緑豊かなオアシス”でありたいというコンセプトが込められています。

開業から20数年で、タイ国内に約4,400店舗(2025年時点)を構えるまでに成長し、さらにカンボジアやラオスなど近隣諸国をはじめ、世界10ヶ国に進出しています。日本のコーヒーチェーンの店舗数トップはスターバックスコーヒーで約2,000店舗とされていますが、それと比較しても、カフェ・アマゾンがいかにタイ人の生活に浸透しているかが分かります。

タイではコーヒー豆が採れるの?

生産工程を紹介する映像の一コマ 山岳民族がコーヒー豆を収穫する様子

タイにおけるコーヒー栽培は、1900年代に南部ソンクラー県で始まりました。メッカ巡礼の機会を得たタイ人イスラム教徒がロブスタ種のコーヒーの種子を持ち帰って栽培したことがきっかけとされています。その後、ゴム農園の副作物として広く普及しました。
一方、アラビカ種は1970年代、北部の山岳地帯で栽培されていたアヘンの代替作物として導入されました。いずれも現在では地域の主要な農作物となり、農家にとって重要な収入源となっています。

出典:Tea and Coffee Institute, Mae Fah Luang University
https://teacoffee.mfu.ac.th/tc-tea-coffeeknowledge/tc-coffee/tc-coffeehistory.html

いざ、フラッグシップストアの店内へ!

BTSのホームからも見えるフラッグシップストアの内部は、下記のような構成になっていました。

G階:Found & Found / Café Amazon
1階:The Experience Bar / Bakery Factory
2階:Tea Bar / Chocolate Bar
3階:Common Space
4階:Inspiring Space
5階:クラフトビールを提供するビアレストラン「Brewave」

  • G階のカフェ・アマゾンの通常店舗 さすがに空いていました
  • 通常店舗よりも品揃えが充実

G階の「Found & Found」は、タイ石油公社グループ企業が運営するヘルス&ビューティのセレクトショップ。その隣にはテイクアウト客向けのカフェ・アマゾンがあります。

アースカラーの店内は落ち着いた雰囲気

階段を上がり1階へ。このフロアから4階までは、東南アジアではお馴染みの“中央が吹き抜け”の設計になっています。

  • カフェアマゾンの通常ラインナップとは異なるカラー展開
  • コークシクル(CORKCICLE)のオリジナルタンブラーがありました
  • 片口抹茶碗のセット 茶せんがプラスチック製なのが残念!
  • キャップやトートバッグ、メモ帳などのグッズ
  • カリタやハリオといったブランドのコーヒー器具も
  • コーヒー関連の商品は豆よりもカプセルが主流

入口付近にはタンブラーなどのグッズをはじめ、コーヒーやお茶関連の商品が並びます。特に目を惹くのは、片口抹茶碗のセット(1,290バーツ)。抹茶は世界的にブームとなっていますが、タイでも2023年頃から抹茶ドリンクが流行しており、本格的にお茶を点てて楽しむ人も増えているそうです。

  • 広々としたThe Experience Bar
  • ベーカリーにはイズニー・サント・メールのバター
  • デニッシュ、スコーン、クロワッサンなど
  • 各種スイーツ パティシエはタイ人だそうです

その奥にはコーヒーの注文カウンター「The Experience Bar」、壁際には「Bakery Factory」があります。通常のカフェアマゾンでもケーキや軽食は販売されていますが、ここではフランスのイズニー・サント・メールの発酵バターを使用した、ワンランク上のベーカリーやスイーツを店内で焼き上げて提供しています。

  • 2階のTea Bar / Chocolate Bar
  • ラム酒やフルーツを使用した各種ボンボンショコラ
  • 抹茶を挽くための石臼も
  • 東部チャンタブリー、中部プラチュアップキリカン、南部チュムポーンから産地が選べる

2階ではコーヒーではなく、お茶・抹茶・チョコレートのドリンクを提供。タイ産カカオを使用し、産地ごとに味わいの違いを楽しめるチョコレートドリンクが目を惹きました。

  • コワーキングスペースのチェア 周囲が気にならず集中できそう
  • 2025年は「影響力のあるブランド」として表彰されました
  • 生産工程を紹介する映像の一コマ コーヒー豆の乾燥工程
  • 山岳地帯から加工工場へ輸送
  • 厳しい品質チェックを実施
  • こうしてコーヒーができあがります

3階はコワーキングスペースのような造りで、奥には複数のミーティングルームも設けられています。
4階には、カフェアマゾンの生産工程を紹介する映像や、受賞トロフィーなどが展示されています。

  • ホットラテ 焙煎度が選べました
  • ハウスブレンドの中煎りを選びました

さて、気になるコーヒーの味は――。筆者は普段通りにホットラテを注文しました。価格は110バーツで、通常店舗の約2倍です。特別感は感じられませんでしたが、普通においしくいただきました。周囲ではコーヒーと抹茶ドリンクの割合が半々でした。

稼働してはいませんでしたが大型ロースターもありました

正午を過ぎると来店客が一気に増え、注文カウンターには行列ができました。周辺には官公庁やオフィスビルが多く、昼休みに合わせて利用する人が多いようです。タイでは職場での飲食が比較的自由で、仕事をしながら飲食をする光景も珍しくありません。午後のエネルギーチャージに、ドリンクを手にする人も多いのでしょう。

ガソリンスタンドに併設されたカジュアルなコーヒーショップとは一線を画し、コーヒーだけでなく、ハーブティーや抹茶、チョコレートといった厳選素材を使用したプレミアムなドリンクやフードを楽しめる空間——ブランドの世界観を体験できる、まさに「エクスペリエンス」という名にふさわしいフラッグシップストアでした。ここでしか味わえない限定商品も多いので、近くを訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■Café Amazon Experience(カフェ・アマゾン・エクスペリエンス)
所在地:Phahonyothin Road, Samsen-Nai, Phayathai, Bangkok
アクセス:BTSアーリー駅(Ari)2番出口からすぐ
営業時間:7:00~20:00 ※全館禁煙
URL:https://www.cafe-amazon.com/

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