• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

【京都】夏旅行で訪れたい無料スポット!明智光秀と羽柴秀吉が天下を争った山崎合戦の舞台・天王山

乙な京都™

乙な京都™

京都特派員

更新日
2026年6月22日
公開日
2026年6月22日
「兵どもが夢の跡」な景色は時間とともに変わりゆく

皆さん、大河ドラマ「豊臣兄弟!」はご覧になっていますか? 以前、桜の名所として「勝竜寺城公園」をご紹介しましたが、今回も大河ドラマゆかりのスポットをご紹介します。天下分け目の山崎合戦として、歴史好きはもちろん登山愛好家やハイカーにも人気の天王山は、夏のお出かけ先としてもおすすめです。久しぶりの登山で体力的にちょっと心配ですが登って来ました!

AD

小倉神社の登山口からスタートし天王山山頂へ

乙訓地方で最も古い神社のひとつ「小倉神社」

かつては山崎山と称された天王山の標高は270.4m。阪急西山天王山駅もしくはJR山崎駅を起点とする登山ルートは、標準的なルートで約7kmほどです。戦国時代が好きな私としては山頂にある山崎城跡と「秀吉の道」を通るルートをチョイス。ルート選びは後ほどご紹介する「大山崎ふるさとガイドの会」のHPが参考になります。

今回のスタートは小倉神社。山中にはトイレがないので、広場のトイレはとても貴重です。ちなみに広場は参拝者向けなので登山利用の駐車は避けましょう。登り始めてしばらくすると、野鳥を紹介する看板が出現。QRコードで鳴き声が聞けるので気になった鳥の声を探してみては。

私が好きな野鳥は、獲物を枝に串刺しにする個性的な習性がある百舌鳥(もず)!

数年ぶりに登りましたが、登山道はていねいに整備されているのでとても登りやすいです。ルートから外れないように小さな案内板も多く初めての方も安心できると思います。竹林も美しいのですが私有地が多いので立ち入り&無断でのタケノコ掘りは厳禁ですよ。

酒解神社を訪れたら山崎合戦の舞台を一望する

山中によく建てたなと思わせる巨大な鳥居

山頂に至るまでのルートは少し狭く感じる登りの登山道が多いと思っていたら、なぜか下りながら平坦な道も多いです。この平坦な道は足への負担が少ないので、歩きながら休憩できる感覚です。

ほどなくして山頂に到着。山崎合戦後、秀吉が築城した山崎城の遺構を見ることができます。秀吉と弟の秀長もここからの眺めを堪能していたのでしょう。山頂で小休憩し下山していくと、すぐに酒解神社に到着。ここには山頂にもあった「秀吉の道」の巨大な案内板があります。『豊臣秀長 ある補佐役の生涯』などを愛読している私としては、案内板の文章が堺屋太一氏なのが嬉しいです。美しい日本画と合わせて「天下分け目の天王山」のドラマに思いを馳せるのも一興です。

「秀吉の道」案内板は全部で6ヵ所なので探してみよう

小説には載っていないリアルなガイドを受ける

今回の登山のクライマックスといっても過言ではないのが展望台からの眺望。この日は晴天に恵まれとても美しい景色が広がっていました。山崎の合戦を解説する案内板を見ていると、「大山崎ふるさとガイドの会」のボランティアガイドの方が優しく「ご案内しましょうか?」と声を掛けてくださいました。現地では4〜6月頃の午前中のみ無料のガイドをされています。季節のウォーキングイベントも実施されているので、予約方法などについてはHPを参照願います。

  • 「大山崎ふるさとガイドの会」のボランティアガイドさん
  • ほっこりした雰囲気ののぼりが目印

先程紹介した「秀吉の道」で歴史の全体像を知ることができるのですが、ガイドの説明ではより詳細なミクロな情報に触れることができます。例えば、本能寺の変後、すぐに明智光秀から部下たちの乱暴行為を禁じる命令をお金を払って出してもらったとか。秀吉軍が戦場を見るために切り開いた土地の住所の字が「開キ」だとか。時間が許せば1時間でも聞きたいくらいおもしろかったです。

大山崎瓦窯跡公園(トイレ完備)の向かいが登山口(観音寺)

ここからは宝積寺や大念寺、以前ご紹介した「アサヒビール大山崎山荘美術館」を通りJR山崎駅へ向かうルートではなく、観音寺(山崎聖天)に至るルートへ。疲労が溜まっている体と膝に追い打ちをかけるのが急な下り道。前半の気分爽快はどこへやら、脳裏に浮かぶのはコンドロイチンのテレビCM。逆にいえば、JR山崎駅側から登ると最初の登りはキツいですが、後半はゆるやかなルートとなっており後半を楽しみたい人におすすめです。

山崎観光の起点となるJR山崎駅(トイレ完備)

■大山崎ふるさとガイドの会
住所:京都府乙訓郡大山崎町大山崎竜光3 大山崎町歴史資料館内(大山崎ふるさとセンタ-2階)
電話番号:075-952-6288(土日のみ常駐)
ガイド料金:無料
URL:https://www.kyoto-ofg.org/

■大山崎町歴史資料館
電話番号:075-952-6288
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、臨時休館日
アクセス:JR東海道本線「山崎」駅下車、徒歩5分、阪急電鉄京都線「大山崎」駅下車、すぐ
URL:https://www.town.oyamazaki.kyoto.jp/annai/kyoikuiinkai/rekishi/rekishishiryokan/index.html

■天王山ハイキングコース(大山崎町企画財政課 企画観光係)
URL:https://www.town.oyamazaki.kyoto.jp/annai/kikakuzaisei/kannkou/kanko/machinokankosupotto/tenkawakemenotennozan/965.html

まとめ

今回の「乙な京都™」はいかがだったでしょうか。今回は小倉神社から登りましたが、JR山崎駅からの登山客の方が多い印象を受けました。ただ、昼食をJR山崎駅か観音寺(山崎聖天)辺りで食べると考えると、スタートは小倉神社がおすすめです。JR山崎駅周辺も久しぶりに散策しましたが、新しいお店が増えていたり、若い観光客が多かったりと、落ち着いた観光地の雰囲気は健在です。面白そうなスポットも発見したので、また取材したいと思います。現場からは以上です。

トップへ戻る

TOP