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奈良県橿原市にある「おふさ観音」で、5月15日から「春のバラまつり」が始まりました。境内には約3800種・約4000株のバラが植えられ、色とりどりの花と甘い香りに包まれながら散策を楽しめます。
さらに現在は、境内に2500個以上の提灯が飾られる「提灯まつり」も同時開催中。バラと提灯が重なる、この時期ならではの華やかな景色を見に、初日に訪れてきました。
橿原市小房町にあるおふさ観音は、「花まんだらのお寺」として親しまれる寺院です。春と秋には境内をバラが彩り、毎年多くの人が訪れる花の名所として知られています。
2026年の「春のバラまつり」は、5月15日から6月30日まで開催。境内には約3800種・約4000株ものバラが植えられており、参道沿いや本堂のまわり、鉢植えやアーチなど、歩く場所ごとに違った表情のバラに出合えます。
初日に訪れた境内では、早咲きのバラが見頃を迎え、中間咲きや遅咲きのバラには、これから開こうとするつぼみも多く見られました。
今回とくに印象的だったのが、バラと提灯が重なる境内の景色です。おふさ観音では現在、2500個以上の提灯が境内を彩る「提灯まつり」も同時開催中。赤や白、ピンクのバラの向こうに提灯が連なり、花の寺にお祭りのような華やぎを添えられていました。
バラの香りに包まれながら、提灯の下をくぐるように歩いて花を眺める時間は、この時期のおふさ観音ならではの楽しみ方です。
境内は広すぎず、ゆっくり歩きながら花を眺めるのにちょうどよい規模感です。バラは足元に咲くものから、アーチのように見上げて楽しむものまでさまざま。色や形、香りの違いを感じながら歩いていると、同じ境内の中を何周しても違った風景に出合えます。ゆっくり写真を撮ったり、落ち着いて散策したりするなら、比較的人が少ない朝の時間帯がおすすめです。
境内には、創建当初から湧く井戸水にひたすと文字が浮かび上がる「水みくじ」もあります。年中ひんやりと冷たい天然の井戸水に手をひたせば、初夏の涼を感じられます。
また、2026年は本堂で寺宝「釈迦三尊像掛け軸」が30年ぶりに特別公開されています。バラまつりとあわせて、おふさ観音の歴史や文化にも触れられる貴重な機会です。
バラをたっぷり堪能したら、境内の奥にある大正時代の建物「茶房おふさ」で休憩を。
縁側の席からは色とりどりの提灯がつり下げられた日本庭園を眺めることができ、歴史ある建物の趣を感じながら、ゆったりとくつろげます。
この日は暑かったので、抹茶冷やしぜんざいをいただきました。かき氷の下に、白玉団子入りのぜんざいが隠れていて、ひんやりとした甘さが散策後の体にしみわたります。
バラまつりの期間中、茶房は休みなく営業しています。ただし、雨天・荒天時は休みとなる場合があります。
思いがけず、早咲きの紫陽花にも出合うことができました。これから季節が進むと、バラと紫陽花の共演も楽しめそうです。
中間咲き、遅咲きのバラが咲き進むにつれて境内の雰囲気も少しずつ変わっていくため、訪れる時期によって違った景色を楽しめそうです。おふさ観音の「春のバラまつり」は、6月30日まで開催されています。
夏には「風鈴まつり」、秋には「秋のバラまつり」が開催予定で、これからの時期のおふさ観音は見どころがいっぱい。
バラの華やかさと提灯の彩りが共演する、今だけの貴重なタイミング。ここは初夏の奈良さんぽに、特別な彩りを添えてくれるスポットです。花の香りに包まれるお寺で、この季節だけの景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
■おふさ観音
住所:奈良県橿原市小房町6-22
TEL:0744-22-2212
開門時間:8:30~17:00 ※茶房おふさは10:00~16:30(ラストオーダー16:00)
入場料:無料(本堂拝観は500円)
アクセス:近鉄大和八木駅から「小房」停留所まで8分、おふさ観音まで徒歩5分、近鉄橿原神宮前駅から「小房」停留所まで10分、おふさ観音まで徒歩5分
HP:https://www.ofusa.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/ofusa2021/