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こんにちは。岡山特派員のmamiです。今回は7年ぶりに矢掛町を訪れました。
6年前の2020年に、国の重要伝統的建造物群に指定されたり、街路灯やライトアップの整備を進めているとは聞いていましたが、印象がずいぶんと変わっていました。
以前は古い町並み特有の侘び寂びに通じた、うらぶれた雰囲気もあったのですが、街道沿いの町並みは明るく清々しく感じられました。
今回の写真と7年前の写真とを比べてみましたが、電柱が撤去され、視界をさえぎる電線も無く広々とした空が広がっています。悪目立ちしていた看板も取り外され、景観がずいぶんと変わりました。
また、以前ランチをいただいた「矢掛屋」を訪れたら、「やかげ一譚(いったん)」というお店になり、経営者も変わっていました。
矢掛町が町としての課題だった古民家再生を核とした賑わい創出による街づくりの取り組みが評価され、2018年にイタリア・アルベルゴ・ディフーゾ協会から「アルベルゴ・ディフーゾ・タウン」として認定を受けたときに、宿泊施設「矢掛屋」は「アルベルゴ・ディフーゾ」としてが認定を受けていました。「矢掛一譚」にも受け継がれているのでしょうか。
しかし、矢掛町は「アルベルゴ・ディフーゾ」の認定を目指していたわけではなく、町にとっての重要課題であった人口減少による空き家増加の解決、また、江戸時代から続く街並みの景観を後世に残すために、古民家再生事業に取り組んだ結果だそうです。
初夏限定のイベント「クリームソーダin矢掛」が今年も開催されていました。2023年から始まり、参加する店舗が年々増え今回は34店舗も参加しています。矢掛ビジターセンター問町で地図とパンフレットをいただきました。
パンフレットを見るとSNS映えするものや、アルコールがはいったもの、趣向を凝らしたクリームソーダが並んでいます。
販売店もカフェだけでなく、パン屋、和菓子屋、うどん屋、米屋、テンペ屋、ギャラリー、フルーツ農園等多くのお店が参加しています。たとえば、テンペ屋さんはテンペで作った甘酒をあわせたクリームソーダー、和菓子屋さんはソーダークリーム大福、お米屋さんは団子入りクリームソーダーと、単なるクリームソーダーではなく、得意分野の素材を使ってひと工夫したっクリームソーダーばかりです。
そして私は、町家交流館やかげ茶屋のテラス席で昔ながらのクリームソーダーをいただきます。梅雨の中休みの日差しの眩しい日だったので美味しくいただきました。
いかがだったでしょうか。
本陣、脇本陣が残る日本で唯一の貴重な宿場町として、その面影を整備していくに連れ、観光客や移住者も増え、その移住者が町空き家活用新規創業支援制度を活用し、22店舗が開業したそうです。
江戸時代に宿場町として栄えていた矢掛ですが、明治時代になると鉄道網から外れ、町の発展から取り残されてしまいました。この時代から取り残された風景を今度は町の財産として矢掛町は活かそうとしています。