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スウェーデン第3の都市、マルメ。隣国デンマークの首都コペンハーゲンから電車で約40分とアクセスがよく、北欧の都市観光を楽しむ旅行先として、毎年多くの観光客が訪れます。そんなマルメでぜひ体験したいのが、地元の人々にも親しまれているサウナ「リバースボルグ海水浴場(Ribersborgs kallbadhus)」。海辺に建つ歴史ある施設で、サウナで温まった後に海へ入る、スウェーデンならではの自然体なサウナ体験が楽しめます。今回は、観光にもぴったりなマルメの人気スポットをご紹介します。
スウェーデン第3の都市、マルメ。隣国デンマークの首都コペンハーゲンから電車で約40分とアクセスがよく、日帰り旅行にもぴったりの街です。
そんなマルメを訪れたら、ぜひ体験してほしいのが「リバースボルグ海水浴場(Ribersborgs kallbadhus)」です。マルメの中心部から少し離れた海沿いに建つ、木造の美しい建物。海に向かって伸びる桟橋を歩いていくと、まるで海の上に浮かんでいるかのような建物が見えてきます。リバースボルグ海水浴場がオープンしたのは1898年。100年以上もの歴史を持つ、マルメを代表する観光スポットのひとつです。もともとは「Malmö Saltsjöbad」という名前で開業したんだとか。
実は、この建物はマルメの港にあった古い海水浴場を移築したものだそうです。港の拡張工事のため取り壊されることになった建物を、杖の製造業者だったC・H・リヒターが競売で買い取り、現在の場所に移したのが始まりです。その後、1902年のクリスマスに起きた嵐をはじめ、何度も激しい嵐による被害を受けました。1988年にも大きな嵐で建物が大きく損傷し、一時は取り壊して新しい施設を建設する案も出たそうです。
しかし、地元の人々から「この場所を残してほしい」という声が上がり、建物は再び修復されました。そして1995年には歴史的建造物に指定されています。現在も地元の人々に愛され続けているのは、こうした長い歴史と、マルメの海辺の風景に溶け込んだ独特の雰囲気があるからかもしれません。
施設には男女別のエリアがあり、それぞれにサウナと海へ入れるスペースがあります。スウェーデンのサウナ文化で特徴的なのが、サウナで体をしっかり温めた後、冷たい海に入る「コールドバス」です。最初は少し勇気が必要ですが、サウナで温まった体で海に入ると、頭がすっと冴えるような爽快感があります。夏はもちろん、寒い季節にも多くの人が訪れるそうです。
私が訪れた日も、サウナでゆっくり過ごした後に海へ向かう人の姿があり、観光客というより、地元の人たちが日常的に利用している場所なのだと感じました。海に入った後は、建物の中で休憩しながら、目の前に広がるエーレスンド海峡を眺めることができます。天気の良い日には、海の向こうにデンマークを望むこともできます。
マルメはカフェやショップを巡る街歩きも楽しいですが、少し足を延ばして海辺まで行き、サウナで温まり、冷たい海に入る。そんな北欧らしい過ごし方を体験できるのも、この街の魅力です。サウナで体を温めた後は、施設のレストランで食事としたり、お茶をすることもできます。
また、コペンハーゲンからマルメへの日帰り旅行を考えている人にもおすすめ。観光地を巡るだけではなく、地元の人と同じようにサウナと海水浴を楽しんでみると、スウェーデンの暮らしをより身近に感じられるはずです。
マルメを訪れた際には、ぜひ水着を持ってリバースボルグ海水浴場へ。海を眺めながらサウナで汗を流し、冷たい海に飛び込むという、北欧ならではの爽快な体験を楽しんでみてください。
施設名:Ribersborgs kallbadhus(リバースボルグ海水浴場)
住所:Limhamnsvägen, 217 59 Malmö, Sweden
公式サイト:https://www.ribersborgskallbadhus.se/
※営業時間や料金、サウナの利用方法などは変更になる場合があるため、訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。