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【リヒテンシュタイン】自然豊かな富裕国!リヒテンシュタインへ小旅行

さくさく探検家

さくさく探検家

スイス特派員

更新日
2026年7月8日
公開日
2026年7月8日

ホイHoi!リヒテンシュタインからこんにちは!
リヒテンシュタインは、スイスとオーストリアに挟まれた小さな国(小豆島とほぼ同じ)で、リヒテンシュタイン侯爵が統治する立憲君主国。豊かな自然で知られる一方、ハイテク工業国でもあり、1人当たりGDPはなんと世界トップクラスという豊かさを誇ります。
ずっと気になっていたリヒテンシュタインへ、ついに足を運ぶことができました。滞在はわずか1日ですが、現地で感じたこの国のリアルな魅力を、旅の様子とともにご紹介します!
※ホイは、リヒテンシュタインで使われているカジュアルな挨拶で、朝昼晩のいつでも使えます。

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リヒテンシュタイン国内をドライブ

スイスのベルンから車でリヒテンシュタインへ(約3時間)。その後、リヒテンシュタイン国内をドライブしながら名所を巡りました。

ガフライ展望台からの眺め

リヒテンシュタインには絶景展望台がいくつかあり、筆者が訪れたのは標高約1500mにあるガフライ展望台Aussichtsturm Gaflei。ここからは、リヒテンシュタインのほぼ中央に位置する首都ファドゥーツやその周辺に広がる町並みを一望することができました。写真の手前に広がる町並みがファドゥーツで、中央を流れるライン川の向こう側がスイス。オーストリアとの国境にはアルプス山脈が連なっています。

  • 山の中腹に佇むファドゥーツ城
  • ファドゥーツ城の後ろ姿

ファドゥーツを見守るように山の中腹に凛と佇むファドゥーツ城Schloss Vaduz。現在も侯爵一家が暮らしており、城内の見学はできませんが、徒歩や車でお城のすぐ近くまで行って外観を見学することができます。

ヨーロッパのロイヤルの中でも随一の裕福さを誇る侯爵家。そんな侯爵家が住む城内の様子は、ファドゥーツの侯爵映画館で毎日14時から上映されている「Princely Moments」(20分、有料)で観られるそうです。筆者は残念ながら観られませんでしたが、興味のある方はぜひ訪れてみてください。

マルブンのメインストリート

ファドゥーツから車やバスで30分ほどの距離にある、アルプス山脈の標高約1600メートルに位置するマルブンMalbun。冬はスキー、夏はハイキングが楽しめる大自然に囲まれた山岳リゾート地です。有名観光地のような混雑さは全くなく、静かで贅沢な時間が流れているのを感じました。現在の天皇陛下が皇太子時代にスキーを楽しまれたというエピソードにも納得です。

ドライブ中、町並みの中に、さほど大きくないけれど近代的な建物の企業や工場を多く見かけました。それもそのはず、リヒテンシュタインは精密機械や歯科・医療機器などのニッチな分野で世界をリードする企業を有するハイテク工業国で、第2次産業の就業者割合はなんと3割以上。いろいろ調べてみるとさらに驚くことに、人口約4.1万人に対し、国内の就業者数はそれを上回る約4.3万人!実にその半数以上がスイスとオーストリアからの越境通勤者であり、この驚異的な労働力が、1人当たりGDPを世界トップクラスに押し上げる要因のひとつとなっています。※数値はいずれも2024年末時点のもの

おとぎ話に出てくるようなお城や自然豊かな美しい景色を楽しみつつも、この国がハイテク工業国であることを実感する、そんなドライブとなりました。

参考:Liechtenstein in Figures 2026

首都ファドゥーツを観光

リヒテンシュタインの観光の中心地といえば、首都ファドゥーツのシュテットレ通りStädtle。5分ほどで歩けてしまうこの通りに、見どころがコンパクトにまとまっています。

国会議事堂(左)と政府庁舎(右)

シュテットレ通りを歩いてみましょう。南側には近代的で目を引くデザインの国会議事堂政府庁舎、その少し先には美しい尖塔を持つファドゥーツ大聖堂があります。

リヒテンシュタイン観光案内所

通りの中央あたりに位置する観光案内所では、パスポートにリヒテンシュタインの入国スタンプを押してもらえるというユニークなサービスがあります(有料。3フラン又は3.3ユーロ)。

切手博物館。真上に見えるのはファドゥーツ城

かつて国の貴重な財政源であった切手の歴史に触れることができる、切手博物館PostalMuseum。ワンフロアに郵便の歴史や美しい切手のコレクションが凝縮されており、無料で入れるので、切手マニアならずとも立ち寄りたいスポット。

シュテットレ通りには他にも、国立博物館LandesMuseum(月曜定休)、宝物館Schatzkammer美術館Kunstmuseum侯爵映画館Altes Kino Vaduzなどの見どころがあり、このうち筆者が訪れたのは国立博物館。ちなみに、国立博物館と宝物館はスイストラベルパスやスイスミュージアムパスの対象施設となっており、これらのパスがあれば無料で入場することができます。

  • リヒテンシュタイン国立博物館
  • 女性の伝統的な民族衣装

国立博物館は、リヒテンシュタインの歴史・文化・自然の見どころが詰まった総合博物館とも言うべき、見応えのある展示内容となっています。女性の伝統的な民族衣装の展示もあり、この地域特有の円形ヘッドドレスがとても印象的でした。

  • 企業紹介映像コーナー
  • 自然史エリア

リヒテンシュタインの経済を紹介するエリアもあり、企業紹介映像コーナーでは、ニッチな分野で世界をリードするこの国の高度なものづくりの一端を知ることができました。また、館内には自然史エリアもあり、リヒテンシュタインの豊かな生態系を伝える数多くの展示があります。

最後に、ワイン好きの方は、シュテットレ通りから徒歩15分ほどの距離にあるリヒテンシュタイン侯爵家のワイナリーHofkellereiも外せないスポットではないでしょうか。筆者が訪れた日曜日はあいにく定休日でしたが、営業日であれば、希少なリヒテンシュタイン産ワインを試飲できたり(有料)、直営ショップでお買い物ができます。

さて、リヒテンシュタインの旅はいかがでしたでしょうか。スイスのチューリッヒからだと、車や公共交通機関で約1時間半と十分に日帰りで旅行することができます。リヒテンシュタイン国内の公共交通機関でもスイストラベルパスが有効です。スイスを訪れる際は、ぜひこの美しく豊かな国へ足を延ばしてみませんか。

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