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| 日本では梅雨で雨の日が続く季節ですが、ジョージアでもこの時期は天候が不安定になりがちです。そんなときに訪れやすいのが博物館。ジョージアの首都トビリシ、ルスタヴェリ大通り沿いの中心街の真ん中に位置しています。今回はこの博物館のみどころを紹介していきます。 |
館内の歴史展示では、ジョージアの古代国家であるコルキス王国時代に関連する出土品や金細工、装飾品などを見ることができます。精巧な工芸品の数々からは、この地域が古くから高度な文化を持っていたことがうかがえます。
また、近代史にあたるソ連占領期に関する展示も充実しており、写真や資料を通して当時の社会や人々の生活を知ることができます。展示だけではなく、少し重々しい雰囲気も表現されており、当時の雰囲気を体全体で感じられます。
この博物館のもうひとつの特徴が(筆者はこちらを特に推したい)、自然と人類史の展示も充実している点です。ジョージアには山岳地帯から湿地、乾燥地帯までさまざまな自然環境が存在しており、各地で見られる動物や植物の標本が一面に展示されており、まとめて見学することができます。剥製も多く置いてあり、様々な生物の標本も解説とともに丁寧に飾られていました。またタッチパネルによって知りたい植物や動物について、詳しく知ることのできる展示もありました。ジョージアに広がる多様な自然環境と生物を、ひとつのフロアでざっくりと学べる点が魅力です。
さらに、特筆すべきは人類史の展示。実はジョージアは最古級の人類化石が発見されたことでも知られており、人類の起源を語る上でも重要な場所のひとつです。そのため人類の進化に関する展示が充実しており、発見された化石や復元資料を通して、初期人類がどのような環境の中で暮らしていたのかをたどることができます。特に、たくさんの頭蓋骨がフロアいっぱいに展示されているのが印象的でした。
自然や歴史を横断的に楽しめ、じっくり巡りたくなる展示が魅力のジョージア博物館。数時間〜半日程度で見て回ることができます。旅のはじめに訪れると、その後のジョージアという国の風景や文化をより深く感じられるかもしれません。また、天候に左右されずに楽しめる場所として、雨の日の選択肢にもぴったりです。トビリシ滞在の合間に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
■ ジョージア国立博物館(Museum of Georgia)
アクセス:地下鉄リバティスクエア駅(Liberty Square)から徒歩5分
入場料(外国人):
大人:40GEL
学生:15GEL(要学生証)
開館時間:10:00 〜 18:00(火曜〜日曜, 月曜休館)
公式WEBサイト:http://museum.ge/