キーワードで検索
7月4日はアメリカの独立記念日(Independence Day)。アメリカでは「4th of July(フォース・オブ・ジュライ)」として親しまれ、1年のなかでも特に盛り上がる祝日のひとつです。2026年はアメリカ独立250周年という節目の年でもあり、各地で例年以上の盛り上がりが期待されています。サンディエゴでは夜空に花火が打ち上がり、街には星条旗が飾られ、人々は家族や友人と集まります。海風を感じながら見上げる花火は、夏の始まりを告げる華やかな一日を彩ります。
1776年7月4日にアメリカ独立宣言が採択されたことを記念して制定されたのが、この独立記念日。学校や官公庁、多くの企業が休みとなり、家族や友人とお祝いムードで過ごします。バーベキューを楽しんだり、公園でピクニックをしたり、地域によってはパレードが開催されたりと過ごし方はさまざま。大切な人たちと集まる機会として親しまれていて、まるで日本のお正月やお盆のようです。
青空の下で揺れる星条旗を見ると、自由の国とよばれるアメリカらしさを感じ、この国ならではの祝日の空気がゆっくりと街に広がっていく気がします。
4th of Julyが近づくと、スーパーや雑貨店にはアメリカの色である赤・白・青を基調としたグッズが並びます。星条旗柄の食器やTシャツ、帽子、デコレーション用品など、この時期だけのアイテムも多く、お土産探しにもぴったりです。スーパーの売り場がアメリカの色に彩られる様子を見ると、独立記念日が近づいてきたことを実感します。
また、多くのショップでは独立記念日に合わせたセールが開催されるため、観光客だけではなく地元の人々もこの時期には特にショッピングを楽しみにしています。250周年を迎える今年は、記念デザインの商品や限定アイテムなども各地で販売され、例年以上の盛り上がりが期待されています。
独立記念日の夜を締めくくるのが花火です。アメリカ各地で大規模なイベントが開催されますが、サンディエゴでも多くの人が楽しみにしているのが花火大会「Big Bay Boom(ビッグ・ベイ・ブーム)」です。
日中はビーチや公園で過ごし、夕方になると花火観賞スポットへ移動するのが定番の流れ。日本の花火大会とは少し雰囲気が異なり、ピクニックチェアやブランケットを持参して、家族や友人とゆったり待つ人が多いのも特徴です。日が沈み、空が藍色へ変わるころ、期待感が湾岸エリアを静かに包み込みます。
サンディエゴ湾の複数の場所から同時に花火が打ち上げられ、ダウンタウンやコロナド周辺など広いエリアから観賞できます。観覧自体は無料で、毎年多くの地元住民や観光客が訪れる人気イベントとなっています。
日本の花火大会のようなしっとりとした情緒のある雰囲気というより、アメリカの花火は、次々と大きな花火が打ち上がり、とにかく迫力満点という印象でした。煙で夜空がかすむほどで、その豪快さがまたアメリカらしく、思わず笑ってしまいました。夜空いっぱいに広がる花火の光が湾に映り込む景色は、サンディエゴの夏を象徴する風景のひとつです。
花火大会当日は想像以上の人出になります。特に花火終了後は周辺道路が大変混雑するため、車で移動する場合はかなり時間がかかることも。そのため、個人的には公共交通機関であるトロリーの利用がおすすめです。特にダウンタウン周辺で観賞する場合は、トロリーを利用してアクセスすると比較的スムーズです。もちろん車だけでなく、帰りのトロリーも混み合いますが、駐車場から出るまで長時間待つことを考えると、負担は少ないと感じています。
4th of Julyは、アメリカらしい祝日の雰囲気を体験できる絶好の機会。夏の夜風に吹かれながら見上げる花火は、旅の思い出に静かな彩りを添えてくれます。
4th of Julyは全米共通の祝日のため、一部のレストランやショップ、施設が営業時間を短縮したり休業したりすることがあります。国立公園や州立公園などでもビジターセンターや施設によっては営業時間が変更される場合があるため、旅行中に訪れる予定がある場合は、事前に公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。イベントを楽しみながら、少し余裕を持って予定を立てることで、アメリカならではの祝日をより満喫できるはずです。
■Big Bay Boom(ビッグベイブーム)
開催日:毎年7月4日
開催場所:San Diego Bay周辺
観覧料:無料
URL:https://bigbayboom.com/