キーワードで検索
7月4日はアメリカの独立記念日。この祝日は夏一番のお祭りであり、町の大小問わず様々なイベントが開催されています。今年は建国250年という大きな節目でしたが、実際どのような記念行事が行われているのか、メリーランド州の小さな町の様子をレポートします。
アメリカの独立記念日の恒例行事でまず思い浮かべるものは、花火とパレード、野外コンサートや各家庭でのバーベキューパーティーなどです。建国250周年の今年も、このあたりのラインナップは不動でした。
加えて、メリーランド州ベルエアでは、独立記念日に地元の高校のカフェテリアが会場となってパンケーキ(ホットケーキ)の朝食会、という行事を毎年行っています。
料金は一人12USドル(約1900円)で、会場は2~300人くらいは収容できそうな広いカフェテリアです。大勢の家族や友人連れの人々が、星条旗に合わせた赤・青・白の三色のシャツや帽子、アクセサリーなどで着飾ってやってきます。
パンケーキはプレーンかブルーベリー入りから選べて、食堂の非常口エリアに設けられた屋外テントのキッチンで焼き立てのパンケーキを二枚受取り、そのあとソーセージ、マーガリンとシロップ、飲み物(コーヒー、牛乳、アップルジュース、オレンジジュース)も自由に選べて空いている席に着席します。高校生らしき若者も大勢ボランティアとして参加しており、手際よく配膳をしてくれます。
朝食会以外にも町の複数の公園で国旗掲揚のセレモニー、水風船投げやスイカの早食い競争などの家族向けイベントが日中に行われ、夕方からメイン通りでのパレード、日没後にフィナーレの花火で締めくくります。
毎年の独立記念日には赤・白・青の三色のクリームやアイシングを施したカップケーキやクッキー、紙皿やテーブルデコレーションなパーティーグッズが6月ごろから店頭に並びます。
今年の250周年に特化した限定品を探してみたところ、ポテトチップス(プリングル)や一口サイズの三色ケーキなどに特別パッケージがあるのを発見しました。他に店頭では見つけられなかったのですが、独立記念日当日に250周年デザインの入ったシャツや帽子を身に着けている人もちらほら見かけました。
今夏アメリカ旅行される方はTシャツ売り場やお菓子売り場をチェックされることをお勧めします。まだこれらの限定品が見つかるかもしれません。
アメリカ建国200周年を祝った1976年以来50年ぶりの節目でしたが、もともと独立記念日は家族や友人が集まってお祝いすることが定着しており、例年と大きな変化はなかったように感じられました。
独立記念日の数日前からメリーランドを初め東部地域では華氏100度(摂氏約37.7℃)越えの記録的な熱波が到来し、一部の町では日中のパレードなど祝賀行事を中止したことも、イベント会場への人出が少し伸び悩んだ要因かもしれません。
独立記念日のフィナーレを飾る花火大会も、激しい夕立に見舞われる、延期や中止が相次ぎ、せっかくの250周年のお祝いは少し消化不要な結果となってしまいましたが、アメリカではここから9月のレイバーデーまでが本格的な夏を迎えます。