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オーストラリア北東部に約2,300km続く世界最大級のサンゴ礁地帯「グレートバリアリーフ」。ケアンズから訪れる人気スポットには、島内散策やビーチを楽しめるグリーン島と、沖合のアウターリーフで海中世界を体験できるスポットがあります。今回は、アウターリーフに位置するモアリーフとフィッツロイ島を1日で巡る「サンラバー・リーフ・クルーズ」に参加。グリーン島との違いにも触れながら、それぞれの魅力や楽しみ方を紹介します。
グレートバリアリーフでは、島での散策やビーチを楽しむ過ごし方のほか、沖合のアウターリーフでシュノーケリングや海中体験を楽しむこともできます。
以前訪れたグリーン島では、白い砂浜や遊歩道を歩きながら、南国らしい島の雰囲気を楽しみました。気軽にグレートバリアリーフの海を体験できる人気のスポットです。
今回は、Sunlover Reef Cruises(サンラバー・リーフ・クルーズ)の「Moore Reef & Fitzroy Island Full Day Tour(モアリーフ&フィッツロイ島 1日ツアー)」に参加しました。
午前中はアウターリーフのモアリーフで海の世界を楽しみ、午後は自然豊かなフィッツロイ島へ。
同じグレートバリアリーフでも、海の中を満喫する時間と、島の自然を楽しむ時間の両方を味わえる1日になりました。
モアリーフは、島ではなく、沖合に設置された海上施設(ポンツーン)を拠点に、シュノーケリングやシーウォーカーなど、多彩なマリンアクティビティが楽しめるスポットです。
朝、ケアンズのリーフフリートターミナルを出港すると、船はアウターリーフへ向かいます。デッキに出ると潮風が心地よく、街並みが少しずつ遠ざかっていきます。やがて海の色は深い青から鮮やかなエメラルドグリーンへと変わり、目的地への期待が高まります。
船内では、シーウォーカーやシュノーケリング参加者向けの説明会が行われます。日本語で案内してもらえるため、初めての方でも安心です。
天候や海況によっては船が揺れることもあるため、船酔いが心配な方は、乗船前に酔い止めを準備しておくと安心でしょう。
約1時間半のクルーズを終えると、目の前に広がるのはどこまでも続く青い海。グレートバリアリーフの壮大な景色を前に、これから出会う海の世界への期待が高まります。
今回体験したのは「シーウォーカー(ヘルメットダイビング)」。専用ヘルメットを装着し、海中を歩きながら色鮮やかな熱帯魚を間近で観察できる人気のアクティビティです。
泳ぎが苦手な方でも、海の世界を体験しやすいのが魅力です。
海へ降りる際は、スタッフの案内に合わせて階段をゆっくり進み、耳抜きをしながら少しずつ海中へ。
そこには、色鮮やかな熱帯魚が目の前を泳ぎ、まるで水族館の水槽に入り込んだような感覚になります。
特に印象に残ったのは、ヘルメット越しに出会った大きなナポレオンフィッシュ。迫力ある姿を間近で見られたことは、グレートバリアリーフならではの体験でした。
聞こえるのは自分の呼吸音だけ。陸上とは違う静かな海の世界で、「見る」のではなく「海の中に入る」楽しさを味わえます。
次に楽しんだのは、シュノーケリング。遠浅の海で楽しむことが多かった私にとって、足が届かない海で泳ぐのは少し緊張しました。
この日は風があり波もやや高めでしたが、スタッフが一緒に泳ぎながらサンゴ礁や魚が集まるポイントへ案内してくれました。泳ぎに不安がある方にはフロートも用意されているため、安心して楽しめます。
海の中では、色鮮やかな熱帯魚がすぐ近くを泳ぎ、カクレクマノミがイソギンチャクの間を行き来する姿も見ることができました。まるで映画『ファインディング・ニモ』の世界に迷い込んだようです。
さらに、ポンツーンにはグレートバリアリーフで唯一の全長約30mのらせん状ウォータースライダーも設置されています。滑り降りると、そのまま海へダイブ。デッキには楽しそうな歓声が響き、見ているだけでもワクワクする光景でした。
ポンツーンには、シュノーケリング設備のほか、グラスボトムボート、半潜水艇、水中展望室などが用意されています。
また、足の届かない海で泳ぐことに不安がある方や小さなお子さま向けに海水プールも備えられています。年齢や泳力に合わせて楽しみ方を選べるため、泳ぐのが苦手な方でも、自分に合ったスタイルでグレートバリアリーフの海を満喫できるのが魅力です。
モアリーフを満喫した後は、再び船に乗り、約45分かけてフィッツロイ島へ向かいました。
島が近づくにつれ、熱帯雨林の深い緑と白い砂浜が広がり、グレートバリアリーフの海とはまた違う島の魅力が感じられます。
フィッツロイ島は、島の約97%が国立公園に指定され、熱帯雨林が海まで迫る自然豊かな島です。美しい海だけでなく、豊かな森や野生の景色を身近に感じられるのも魅力のひとつです。
フィッツロイ島では、サンラバーが用意した会場でランチタイム。海を眺めながら、エビやサラダ、温かい料理が並ぶビュッフェを楽しみました。
食後はヌーディービーチまで足を延ばしました。木々に囲まれた遊歩道を歩き、最後は岩場を下ると、透明度の高い海と熱帯雨林が織りなす絶景が広がっていました。島ならではのゆったりとした時間を過ごしました。
グリーン島では、ビーチから気軽にシュノーケリングを楽しめるほか、シーウォーカーやグラスボトムボートなどのマリンアクティビティも体験できます。白い砂浜やヤシの木に囲まれた島内を散策しながら、南国ならではのゆったりとした時間を過ごせるのが魅力です。
一方、モアリーフはアウターリーフに設置されたポンツーンを拠点に、シュノーケリングやシーウォーカーをはじめ、多彩なマリンアクティビティを満喫できるスポット。透明度の高い海に広がるサンゴ礁や色鮮やかな熱帯魚など、アウターリーフならではの海中世界を間近で体感できます。
「島の景色や雰囲気を楽しみながら、のんびり過ごしたいならグリーン島」
「グレートバリアリーフの海を存分に楽しみたいならモアリーフ」
どちらが優れているというわけではなく、それぞれに異なる魅力があります。旅の目的や過ごし方に合わせて選べば、きっと満足できる旅になるでしょう。
モアリーフとフィッツロイ島を一日で巡るこのツアーでは、グレートバリアリーフの海と島、それぞれの魅力を効率よく体験できます。ケアンズ滞在が限られている方にも、海遊びと島時間を一度に楽しめるおすすめのプランです。
ツアー名
Sunlover Moore Reef & Fitzroy Island Full Day Tour
出発場所
ケアンズ リーフフリートターミナル
ツアー内容
モアリーフ、フィッツロイ島訪問、シュノーケリング用品貸出、ランチ付き
利用できる設備・アクティビティ
グラスボトムボート、半潜水艇、水中展望室など
※シーウォーカーは追加料金が必要です。人気のアクティビティのため、事前予約がおすすめです。料金や運航スケジュールなどの最新情報は、公式サイトをご確認ください。
URL:Great Barrier Reef Tours from Cairns – Sunlover Reef Cruises
*写真のスタッフの皆さんには掲載許可をいただいております。