キーワードで検索
「アフタヌーンティーは昼に楽しむもの」と思っていませんか。今回訪れたのは、夕方から楽しむ「Night 和sweets ~和のアフタヌーンティー~」。シェラトン都ホテル大阪の日本料理「うえまち」で、栗やさつまいも、柿など秋の味覚を使った和スイーツをいただきました。かわいらしい甘味に加えて創作手巻き寿司も味わえる、1日の疲れをほっとほぐしてくれる、夜ならではのアフタヌーンティーです。
シェラトン都ホテル大阪の3階にある日本料理「うえまち」。落ち着いた和の空間で、今回は夕方から「Night 和sweets」を楽しみました。
「気品とやさしさ」をテーマにした「うえまち」は、室町期の格調と桃山文化の華やかさを感じさせる空間。四季折々の旬の食材を生かした日本料理を提供しており、カウンターや個室も備えています。
そんな日本料理店で、夕方から楽しむアフタヌーンティー。昼間とはまた違った趣があり、夜のひとときをゆっくり過ごせそうです。
日本料理店でいただくアフタヌーンティーなので、和食や和菓子が中心なのかなと思っていました。ところが、スタンドが運ばれてきて驚いたのは、丁寧に作られたスイーツの多さです。
月見うさぎやモンブラン、スイートポテト、焼栗甘露煮、わらび餅など、季節感たっぷりの甘味がずらりと並びます。
ひとつひとつが小ぶりなので、いろいろな味を少しずつ楽しめるのもうれしいところ。栗やさつまいも、柿など、秋の素材もふんだんに使われています。
和菓子だけでなく、洋菓子の要素を取り入れたスイーツもあり、「日本料理店のアフタヌーンティー」という先入観をいい意味で裏切ってくれました。
まずはウェルカムドリンク「和のカシスソーダ」から。その後はフリードリンクで、ジャスミンティー、煎茶、ほうじ茶、抹茶を楽しめます。
甘味に合わせてお茶を選べるのも、うれしいところです。
たくさんのスイーツの中で、私が特に印象に残ったのが「大阪城もなか(粒あんクリームチーズ)」です。
大阪城をかたどったもなかの中には、粒あんとクリームチーズが入っています。粒あんのやさしい甘さにクリームチーズの塩気が加わり、甘さが単調にならないのが好印象。和菓子と洋の味わいが自然に合わさっていました。
「ドライリンゴ入りたまご味噌マカロン」も印象に残りました。たまご味噌のコクにドライリンゴを合わせた、ちょっと意外な組み合わせです。一般的なマカロンとはひと味違う、和のアレンジが楽しめました。
そして、見た目にも惹かれたのが「月見うさぎ」。ホワイトチョコで包まれた愛らしい姿は、お月見をイメージした秋らしいスイーツです。爽やかな風味もあり、軽やかにいただけました。
ほかにも、焼栗甘露煮やモンブラン、スイートポテト、柿餅、わらび餅、カシス羊羹など、秋を感じる甘味が揃っています。
シャインマスカットやピオーネなど、果物をたっぷりトッピングした「ココナッツゼリーと甘酒」は、彩りも鮮やかで爽やかな一品。和の素材を使った甘味の中にフルーツの華やかさが加わり、見た目にも楽しめました。
今回、スイーツとともに楽しみにしていたのが、和食店ならではのセイボリーです。
創作手巻き寿司は、「スモークサーモンといくら」「生ハムといちじく」「牛肉と舞茸」「柿と帆立貝」の4種類。
中でも印象に残ったのが「柿と帆立貝」です。柿のやさしい甘さに帆立の旨みが重なり、秋らしさを感じる組み合わせでした。
「生ハムといちじく」も、いちじくの甘さと生ハムの塩気がよく合います。
甘いものが続く中で手巻き寿司を挟むことで、味の流れが変わり、最後まで飽きずに楽しめました。
長芋には梅とわさびが添えられ、こちらも甘味の合間の箸休めにぴったりです。
シェラトン都ホテル大阪は、大阪・上本町に位置するホテル。近鉄大阪上本町駅に直結しており、大阪メトロ谷町九丁目駅からも徒歩圏内です。大阪市内からアクセスしやすく、仕事帰りや大阪観光の途中にも立ち寄りやすい立地です。
そんなシェラトン都ホテル大阪には、知るとちょっと驚く建物の秘密があります。
ホテルを手掛けたのは、日本を代表する建築家・村野藤吾氏。彼の生前に着工し、没後に完成した大規模なホテルです。2023年には、村野藤吾氏が手掛けた建築として、大阪市の「生きた建築ミュージアム・大阪セレクション」にも選定されています。
特に興味深いのが、3・4階にある宴会場です。近鉄大阪上本町駅のプラットホームの上部に設けられています。ホテルの中から電車が見えるわけではないため、普段利用しているだけでは気づきにくい建物の特徴です。
さらに、通り沿いに並ぶ円柱のような形にも秘密があります。これは地下駅の給排気塔で、ホテルのデザインの一部として取り込まれています。
客室部分の波打つような立面も特徴のひとつ。これは空調装置を外側に張り出させ、室内で目立たせないための工夫だそうです。
駅に直結した便利なホテルというだけでなく、建築にもさまざまな工夫が凝らされているシェラトン都ホテル大阪。大阪を訪れた際は、ホテルの建物にも目を向けてみると、いつもとは違った魅力に気づくかもしれません。
甘味を少しずつ味わいながら、合間に手巻き寿司をいただく。昼間のアフタヌーンティーとはまた違う、夜ならではの楽しみ方ができました。
仕事帰りに友人とゆっくり過ごすのもよいですし、大阪旅行の夜に訪れるのもよさそうです。
そして、ホテルの一部が駅の上にあるという建物の秘密を知れば、訪れる楽しみももうひとつ増えます。秋の夜長、いつもとは少し違う「和のアフタヌーンティー」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
■シェラトン都ホテル大阪「日本料理 うえまち」
住所:大阪府大阪市天王寺区上本町6-1-55 シェラトン都ホテル大阪3階
電話番号:06-6773-1253
URL:https://www.miyakohotels.ne.jp/osaka/
【Night 和sweets ~和のアフタヌーンティー~ 秋バージョン】
期間:2026年9月1日(火)~10月31日(土)
時間:17:00~20:00
料金:8,000円(税・サービス料込)
※平日限定・各日20名様限定
※3日前までに要予約