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サンフランシスコ・ベイエリアの中心都市から南カリフォルニア方面へと車を走らせるルートは、カリフォルニアらしい田園風景と歴史が交差する絶好のドライブコースです。
今回、筆者はピズモ・ビーチまで日帰り旅行に出かけてきました。
その道中の様子、見どころや通過する街、ランチやトイレ休憩におすすめの出口、移動の所要時間と距離感、そして運転時のポイントを詳しくご紹介します。
アメリカのフリーウェイはマイル(mph)表示が基本ですが、日本の感覚でペース配分を掴みやすいよう、時速約100〜105km(制限速度の65mph前後)で渋滞なしで移動した場合の距離と所要時間の目安をまとめてみました。
サンノゼから休憩地点としてのキャンプ・ロバーツ・レストエリアまでの路程は、以下のとおりです。
| 区間 | 距離(マイル / キロ) | 所要時間の目安(時速約100〜105km走行時) | ドライブのポイント |
| サンノゼ → ギルロイ | 約32マイル(約51km) | 約30〜40分 | 都市部を抜ける区間。朝夕は通勤ラッシュあり。最初の買い物&軽食ストップに便利。 |
| サンノゼ → サリナス | 約60マイル(約97km) | 約1時間〜1時間15分 | 101号線が片側2車線の農村ハイウェイへ変化。ランチ休憩に一番おすすめの規模の街。 |
| サンノゼ → キングシティ | 約105マイル(約169km) | 約1時間45分〜2時間 | 広大なサリナスバレーをひたすら南下。レストエリア手前最後の本格給油タウン。 |
| サンノゼ → キャンプ・ロバーツ・レストエリア | 約135マイル(約217km) | 約2時間15分〜2時間30分 | オークの丘陵地帯に入り、パソ・ロブレスのワインカントリー目前の休憩所。 |
平日の夕方(南行きラッシュ)や週末の連休初日などは、サンノゼ〜モーガン・ヒル〜ギルロイ間や、サリナス周辺で渋滞が発生し、プラス30分〜1時間ほど要する場合があります。
例えば、こちらの写真(上)にあるように、朝6時半の時点で、サンノゼに向かって北上する101号線北上ルートは、既に出勤の車両で渋滞が始まっていました。
逆に、南下するルートは、全くガラガラです。
サンノゼを出発して、南へと下るハイウェイ101号線の旅を始めましょう。シリコンバレーのハイテクな都市景観から徐々に南下するにつれ、のどかな丘陵や農地へと車窓の景色が移り変わっていきます。
モーガン・ヒル(Morgan Hill)
サンノゼの住宅街を抜けて最初に出迎えてくれるのがモーガン・ヒルです。
コンパクトで上品なダウンタウンがあり、周辺にはブティックワイナリーが点在する落ち着いた佇まいの街です。
・ダウンタウンにはお洒落なローカルカフェやベーカリーが集まる
・ハイウェイ沿いにも大型スーパーやカフェが充実
・ドライブ開始後の最初のショートブレイクにぴったり
ギルロイ(Girloy)
「世界のニンニクの都(Garlic Capital of the World)」として広く知られるのがギルロイです。毎年7月下旬にGirloy Garic Festivalが開催されます。
農業とショッピングの活気ある街です。
・巨大なアウトレットモール(Gilroy Premium Outlets)が有名
・名物のガーリックパウダーや特産品を扱うショップが点在
・ファストフードやチェーン系レストランが多数並ぶ
サリナス(Salinas)
サリナスバレーの肥沃な農業地帯の中心地がサリナスです。
ノーベル賞作家ジョン・スタインベックの故郷としても有名で、見渡す限りの畑が広がる風景から、「世界のサラダボウル(Salad Bowl of the World)」の愛称があります。
・スタインベック・センターなど文学と歴史に触れられる見どころがある
・本格的なメキシコ料理店が充実
・街の規模が大きくガソリンスタンドや商業施設が豊富
ソレダード(SoleDad)
サリナスバレーをさらに南下すると現れるソレダード。歴史あるスペイン伝道所のミッション・ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・ソレダード(Mission Nuestra Señora de la Soledad)があります。ミッション・ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・ソレダードは1791年に創設され、カリフォルニアに建てられた全21つのミッションうち、13番目にあたるミッションです。
・ピナクルズ国立公園方面への分岐拠点
・周辺のサンタ・ルシア・ハイランズはピノ・ノワールの銘醸地
・静かな環境で車を停めてひと息つける
キング・シティ(King City)
キャンプ・ロバーツ・レストエリア手前の最後の大きな街となるのがキング・シティです。南カリフォルニア方面やワインカントリーを目指す長距離ドライバーにとって、重要な中継補給基地となっています。
・ハイウェイ沿いに大手ガソリンスタンドやファストフードが密集
・レストエリアに入る直前の最終給油ポイント
・モントレー郡農業歴史博物館など地域の開拓史に触れられる施設がある
今回、筆者もこのKing Cityでトイレ休憩・朝食に立ち寄りました。
高速出口すぐのところに、ファスト・フードやコーヒー・チェーンが朝早くから開店しており、トイレ休憩・食事休憩がしやすい地点です。
キングシティを過ぎて丘陵地帯を約30マイル走り抜けると、キャンプ・ロバーツ・レストエリア(Camp Roberts Southbound Rest Area)があります。無償で利用でき、気軽にトイレ休憩・運転の休憩をしたい方にはオススメです。
キャンプ・ロバーツ・レストエリア(Camp Roberts Southbound Rest Area)
・カリフォルニア州運輸局(Caltrans)管理の安心な24時間施設
・清潔なトイレ設備や日陰のあるピクニックテーブルを完備
・パソ・ロブレスのワイナリー地帯に入る直前のリフレッシュに最適
・101号線脇にあり、トイレ・ランチ休憩がしやすい
アメリカのハイウェイでは、出口ごとの案内看板(Food / Gas / Lodging等)があり、利用する際の目印になります。
特に以下の出口は、利用店舗がハイウェイ出口至近に集まっており、初心者でも立ち寄りやすいスポットです。
ギルロイ Leavesley Rd 出口
巨大なアウトレットモールに隣接。In-N-Out Burgerをはじめとする人気バーガー店、スターバックス、大型スーパーが集まっており、ランチとお買い物を兼ねた休憩に最適です。
サリナス Boronda Rd または Main St 出口
サリナスの商業エリアに直結。大型スーパーのターゲットやコスコ(Costco)、各種レストランが揃っており、しっかりとした食事休憩やお手洗いの利用に便利です。
キングシティ Broadway St / Canal St 出口
ハイウェイを降りてすぐの交差点に複数のガソリンスタンド、マクドナルド、タコベルなどが密集。給油と簡単なスナック購入を短時間で済ませたいときに、重宝します。
筆者の場合、キングシティを休憩地点に利用することが多くあります。
サンノゼからピズモビーチに行く場合、渋滞がなければ、このキングシティが丁度1時間半前後の地点にあたります。キングシティに着くと、「あと半分!」と気分もリフレッシュできます☺
休憩エリアと街の使い分け
米国の州営休憩エリアには、レストランやお土産店、ガソリンスタンドがありません。
温かいランチや給油が必要な場合は、必ず手前の街(ギルロイ、サリナス、キングシティなど)の出口を利用しましょう。
サリナスバレー特有の横風と農業用大型車両
サリナスからキングシティにかけての谷間は、午後になると強い突風・横風が吹きやすくなります。ハンドルをしっかり握って走行してください。また、収穫期にはトラクターや農産物を運ぶ大型トラックの出入りが多いため、車間距離を十分に取りましょう。
スピード違反とペース配分
見通しの良い直線路が続くとスピードが出がちです。当然、カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール(CHP)によるスピード違反の取り締まりも頻繁に行われています。
車の少ない直前の高速道路ではついついスピードが出がちです。制限速度(通常65〜70mph)を厳守して走行しましょう。
車内荒らし防止(防犯対策)
ランチ休憩やトイレ休憩で車を離れる際は、わずかな時間であっても車内のシート上にスーツケース、リュック、買い物袋などを放置しないよう徹底してください。荷物は必ず見えないトランク内に収納しましょう。
次回は、長距離ドライブの味方、休憩エリアのキャンプ・ロバーツ・レストエリアについてご紹介します。どうぞお楽しみに!