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【アメリカ】ヨセミテ国立公園でハイキングなしでも楽しめる絶景スポット4選

sorano

sorano

アメリカ・カリフォルニア州特派員

更新日
2026年9月10日
公開日
2026年9月10日

ヨセミテ国立公園と聞くと、アメリカにある大自然の国立公園で、本格的なハイキングをしないと絶景が見られないイメージがあるかもしれません。でも実際には、車でアクセスでき、駐車場からハイキングをせずに楽しめる絶景スポットがいくつもあります。
今回は、初めてヨセミテを訪れる方におすすめしたい4つの場所を厳選してご紹介します。どこも、これまでヨセミテを5回訪れている私が選んだお気に入りの場所です。長いトレイルを歩かなくても、車を降りた先にはヨセミテらしい雄大な景色が待っています。

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1.まずはここ!ヨセミテを一望する「トンネルビュー」

初めてヨセミテを訪れるなら、ぜひ最初に立ち寄ってほしいのが「トンネルビュー(Tunnel View)」です。トンネルを抜けると、目の前にヨセミテバレーの景色が一気に広がる人気スポット。

道路沿いに駐車場があり、車を降りてすぐこの景色を見ることができます。左には巨大な一枚岩のエル・キャピタン、奥にはハーフドーム、右にはブライダルベール滝と、ヨセミテを代表する景色を一度に眺められます。

何度訪れても、この景色を前にすると「ヨセミテに来たなぁ」と実感します。
また、朝や夕方など光の向きによって岩肌の表情が変わるので、写真を撮るなら時間帯を変えて訪れてみるのもおすすめです。トンネルの暗がりを抜けた瞬間、巨大な谷がぱっと目の前に現れる感覚も、この場所ならではです。

2.巨大な岩壁を間近で体感「エル・キャピタン」

トンネルビューからも見える「エル・キャピタン(El Capitan)」ですが、ぜひ近くまで行ってその大きさを体感してみてください。その高さは、スカイツリーの1.4倍以上の914m。
巨大な花崗岩の岩壁が目の前にそびえ、遠くから見たときとはまったく違う迫力があります。

クライミングの聖地とも言われており、世界中からクライマーが集まる場所としても知られています。そのため、よく目を凝らして見ると岩壁を登っている人を見つけられることも。肉眼ではクライマーを見つけるのが難しいので、双眼鏡やカメラの望遠レンズがあると探しやすいです。

見上げても視界に収まりきらないほど大きな岩壁を前にすると、人の小ささを実感するような不思議な感覚になります。ハイキングをしない日にもちらっと立ち寄ってほしいスポットです。

3.優雅で繊細な「ブライダルベール滝」へ

ヨセミテで滝を1つだけ見るなら、「ブライダルベール滝(Bridalveil Fall)」がおすすめ。
駐車場所から10分ほど歩けば滝を間近に見ることができるので、時間がない場合や体力に自信がない場合でも立ち寄りやすいスポットです。

ヨセミテにある滝の多くは、雪解け水の影響を受けるので、季節によってその水量が変わるのが特徴。
ブライダルベール滝も春は水量が多く、夏から秋にかけて徐々に穏やかになっていきます。ヨセミテフォールが晩夏から秋にほとんど水がなくなることがある一方、ブライダルベール滝は一年を通して流れているので、ぜひ見てほしい滝です。

2026年の4月末に訪れたときは、1枚目の写真のように水量が多く、ほんの数分いただけで、シャワーを浴びたようにびしょ濡れになりました。この時期は濡れてもいい服装やレインジャケットがあると安心です。

雪が少なかった2026年は6月末にはすでに水量が落ち着いており、2枚目の写真のようにミストになっていませんでした。しかし、2025年や2024年は6月末でもミストを浴びたので、その年の雪の量にも左右されます。

風に乗った細かな水滴が光を受ける姿は、春から初夏のヨセミテらしい景色だと感じます。

4.最後に見たい大パノラマ「グレイシャーポイント」

最後に選んだスポットは「グレイシャーポイント(Glacier Point)」。ここは、ヨセミテバレーから少し離れており、バレー内から車で片道1時間ほどかかります。

それでもおすすめしたい理由は、ヨセミテバレー内の景色とは全く異なるパノラマビューに出合えるから。ヨセミテフォールやシエラネバダの山々を見渡すことができ、目の前に見えるハーフドームと同じ高さに近づいたような景色が広がります。

標高は約2,200mありますが、ハイキングをすることなく、車でアクセスできるのも魅力。先ほどまで下から見上げていたヨセミテを、今度は上から眺めることができます。

ただし、グレイシャーポイントへ続くグレイシャーポイントロード(Glacier Point Road)は積雪の影響を受けるため、例年冬季は閉鎖されます。春や秋も道路状況によってアクセスできないことがあるので、訪問前にNPS公式サイトで最新情報を確認してください。

ヨセミテバレーから往復するだけでも2時間ほどかかるため、ついでに寄るというより、あらかじめ旅程に組み込んでおくのがおすすめです。

日中は、青空の下に広がるグレーの岩肌と木々の深い緑のコントラストが美しく、夕方になると光を受けたハーフドームが少しずつ色を変えていきます。時間帯によって移り変わる景色も、グレイシャーポイントが訪れる人々を魅了する理由のひとつなのかもしれません。

ヨセミテはトレイルを歩いて自然のなかへ入っていく楽しさもありますが、車で気軽にアクセスできる場所にも、思わず足を止めたくなる景色がたくさんあります。
今回紹介したスポットなら、ハイキングが苦手な方や、小さな子どもと一緒の旅行、限られた時間でヨセミテを巡りたい方でも絶景を楽しめます。車を降りてほんの少し歩くだけで、次々とスケールの違う風景に出合えることも、ヨセミテを旅する魅力のひとつだと思います。

 

■ヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)

住所:California, USA

営業時間:24時間(Hetch Hetchyおよび各施設、道路などを除く)

定休日:なし(道路・施設は季節や天候により閉鎖あり)

入園料:普通車1台35ドル/7日間有効

駐車場:あり

URLhttps://www.nps.gov/yose/

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