キーワードで検索
シュマイ。こんにちは。
英国のウイスキーといえばスコットランドが有名ですが、もちろん、ウェールズでも個性豊かなウイスキーが造られています。
以前、南ウェールズのペンダーリン蒸溜所をご紹介しましたが、今回は北ウェールズにあるアバフォールズ蒸溜所(Aber Falls Distillery)へ。
人気の見学ツアーに参加して、大きな蒸溜設備が並ぶ工場内を巡りながら、ウイスキーやジンの製造工程について学んできました。もちろん、ツアーの最後にはお楽しみのテイスティングも!
そんなアバフォールズ蒸溜所の魅力とツアーの様子をご紹介します。
北ウェールズの小さな村、アベルグウィングレギン(Abergwyngregyn)にひっそりと佇むアバフォールズ蒸溜所。
19世紀にはスレート(粘板岩)の加工場、その後はマーガリン工場として使われていた建物を改装し、2017年に開業しました。北ウェールズでは100年以上ぶりとなるウイスキー蒸溜所で、2027年には創業10周年を迎えます。
蒸溜所の名前の由来となった「アバフォールズ」は、近くにある美しい滝。そこから流れる川は蒸溜所のすぐそばを通り、敷地内の井戸から汲み上げた清らかな水がウイスキー造りにも利用されているんだとか。
2021年には初のシングルモルトウイスキーを発売。現在はウイスキーのほか、ジンやリキュールなども製造。販売しています。
アバフォールズ蒸溜所では、ウイスキーやジンの製造工程を学べる見学ツアーを開催。所要時間は約1時間で、まずは約5分間の紹介映像を鑑賞し、その後、スタッフの案内で実際の製造エリアへ。工場内には大きな蒸溜設備が並び、ウイスキーの原料や製造工程、ジンの造り方などについて説明を受けながら、約30分かけて見学します。
ウイスキーは、大麦麦芽などの原料を糖化・発酵させたあと、蒸溜し、オーク樽でじっくりと熟成させて造られるお酒ですが、アバフォールズでは、この製造工程で出る麦芽の搾りかすを地元の農家に提供し、牛などの家畜の飼料として再利用されているんだとか。お酒造りが地域の畜産にも役立っているというのは、なかなか興味深い取り組みですよね。
なお、製造エリア内は撮影禁止。今回掲載した写真は、蒸溜所の公式サイトから許可を得て使用しています。
工場見学のあとは、ビジターセンター内の一角に設置されたカウンターでお待ちかねのテイスティング。
今回のツアーでは、ウイスキーをはじめ、ジンやリキュールなど、全部で8種類のお酒を試飲することができました。
なかでも私が気に入ったのは、オレンジマーマレード風味のジン(Orange Marmalade Gin)。オレンジの爽やかな香りと、甘さの中にほろ苦さも感じられる、ちょっと珍しいジンで、トニックやソーダで割って楽しむのもおすすめなんだそう。
そして、ツアー終了後はビジターセンター内のショップでお土産探し。蒸溜所で造られたウイスキーやジン、リキュールはもちろん、ウェールズの名産品まで取り揃えてます。
また、カフェも併設されているので、テイスティングだけでは飲み足りない方は、こちらで続きをどうぞ!
日本ではまだまだ珍しいウェールズ産ウイスキー。その製造工程を学び、テイスティングも楽しめるツアーです。北ウェールズを訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
また、近くにあるアバフォールズの滝まで足を延ばして、散策を楽しむのもおすすめです。私も実際に歩いてきたので、滝までの散策コースについては、また別の記事でご紹介したいと思います。
【アバフォールズ蒸溜所 (Aber Falls Distillery)】
住所:Station Road, Abergwyngregyn, North Wales, LL33 0LB
営業時間:10:00~17:00(毎日)
見学ツアー:所要時間約1時間 (公式サイトからの事前予約がおすすめ)
料金:大人£13.50(2026年10月現在)
公式サイト:https://www.aberfallsdistillery.com/
※営業時間や料金、ツアー内容は変更される場合があります。訪問前に公式サイトをご確認ください。