タイ・チョンブリー県シラチャにあるスカイウォークも楽しめる寺院「ワット・カオタベーク（Wat Khao Tabaek）」とカフェ「キングコングヒルコーヒーアンドレストラン（King Kong Hill Coffee and Restaurant）」

皆様、サワディーカー。今回は、2020年12月5日にオープンした、タイ・チョンブリー県シラチャ地区にあるスカイウォークを楽しめる寺院「ワット・カオタベーク（Wat Khao Tabaek）」とすぐ近くのカフェ「キングコングヒルコーヒーアンドレストラン（King Kong Hill Coffee and Restaurant）」を紹介します。

近年、タイ国内様々なところにスカイウォークが建設されていますが、バンコクから陸路で行けるチョンブリー県内シラチャ地区にある寺院「ワット・カオタベーク（Wat Khao Tabaek、วัดเขาตะแบก）」内にもあります。

寺院「ワット・カオタベーク」のワットは寺院という意味なので、カオタベーク寺院と言ってもよいかもしれませんが、本記事では、ワット・カオタベークと記します。

ワット・カオタベークは山の中にある寺院で、360度自然の風景とガラスの床の橋（地上25m以上の高さ、長さは226mの内ガラスの部分は50m）が楽しめること、そして、そこへ通じる長い階段があるのが特徴です。

寺院の下のほうで、お線香やリボン等の参拝セットを購入することができます。お線香の包みには、ロウソクと金箔が入っています。金箔は、入口近くにある像に貼るようです。リボンは、柱や木に巻くことで色毎の願い事が叶うとされています。リボンは6色あり、1色につき、30バーツです。

赤色（タイ語：シーデーン）幸運
黄色（タイ語：シールアン）仕事での成功、繁栄
青色（タイ語：シーナムグン）金運アップ、家族の幸福
白色（タイ語：シーカオ）仕事での名声、健康、無病息災
オレンジ（タイ語：シーソム）全ての成功、願い事
ピンク（タイ語：シーチョンプー）家庭円満

リボンには、自分の名前（ชื่อ：チュー）と名字（นามสกุล：ナムサクン）を書く場所があり、ボールペン等で記入してから結びます。

筆者は、タイ正月（ソンクラン）期間中（4月13日～15日）に行きましたが、駐車場エリアから驚く程たくさんのタイ人観光客と様々なものを販売する屋台で大変賑わっていました。

タイ正月には、水かけ祭りがあちこちで行われますので、水をかけられるかもしれないと心配でしたが、寺院「ワット・カオタベーク（Wat Khao Tabaek、วัดเขาตะแบก）」や下で紹介するカフェエリアでも水にかけられることはありませんでした。

スカイウォークは、首都バンコクにあるマハナコンスカイウォークとは異なり、こちらは、広大な敷地の中にあり、山を登って少し下ったところにあります。スカイウォークのあるエリアにたどり着くには、わりと急勾配の階段をのぼらなくてはいけなくて(2ルートあり）、スニーカー等歩きやすい身なりで行くことをおすすめします。

階段を昇っていくと、途中、仏像様が見えてきます。ここから少しのぼったところに礼拝堂があり、参拝できるようになっています。

もう一つのルートで行く場合は異なるかもしれませんが、寺院参拝後は、この標識（ทางสะพานกระจก：ターンサパングラジョク：ガラスの橋への道）通り、階段を少し降りていきます。上り坂に比べると、下り坂は大変楽でしたが、下り坂が辛い人もいるようでした。

スカイウォークの近くには、地図と禁止事項が記載された看板がありました。喫煙、飲食、よじ登ることや走ったりすること、ジャンプすること、ガラスにもたれかかること、硬い尖ったものの持ち込むといった6つの行動が禁止されています。1平方メートルには最大4人、子どもたちの手はしっかり持ち、携帯電話やカメラなどに気を付けることが呼びかけられています。

ガラスの床の手前は普通の橋で、ガラスの床の手前に小さなブースがあり、そこで入場料を払うのかなと思って向かいましたが、普通の橋に入る前に左方向へ少し行ったところでスカイウォークの入場チケット（40バーツ程度）を買うシステムのようでした。そのことを知らず、上の写真の橋をどんどん歩いて行き中央付近にあるスカイウォーク入口まで歩いていってしまいましたが、結局、引き返す必要がありました。

4月と言えばタイで最も暑い夏季。裸足でガラスの上を歩くのは大変暑く、歩けないくらいで、また、ガラスに傷をつけないよう、専用の大きな靴下のようなものが配布されており、利用できました。

階段と暑さで疲れましたが、汗をかいた後に見える風景は格別でした。歩いてきた下のほうにある道が上から見えました。遠くから見ると、歩いてきた道（橋）もスカイウォークに見えますね。

ガラスの床のあるスカイウォークのエリアは屋根などありませんでしたが、風通しがよかったからか、太陽の位置の関係か、私たちの訪問時は、暑さを感じませんでした。

スカイウォークを渡り終えた先には、巨大な仏像様を建設中のような場所がありました。今後行く方は、もしかしたら、完成した巨大な仏像様の姿を見られるかもしれません。

登り道は辛く、汗だくになりましたが、ここからの帰り道はあっという間でした。スマートフォンで撮影した写真をインスタグラムに投稿していますので、よろしければ、合わせて参考にしてください。

寺院「ワット・カオタベーク」観光後、徒歩圏内にカフェが数ヶ所ありましたが、ゴリラのモニュメントのあるカフェ「キングコングヒルカフェアンドレストラン（King Kong Hill Coffee and Restaurant）」へ行ってみることにしました。

お店の入口前までいくとさらにたくさんのゴリラ等のモニュメントがありました。

カフェで注文できるのは、ドリンクと軽食くらいかなという感じでした。

「甘さ控えめにしてほしい」というのを忘れてしまい、何も言わなかったら、私たちには甘さ強めなカフェラテのフラペチーノとアイスカフェラテの提供でしたが、氷の感じがちょうどよくて、最後まで飲みきれるタイプでした。私達が訪問した時はロールケーキみたいなのを食べているタイ人客が多かったです。

店内は涼しいので、店内でゴリラのぬいぐるみを一緒に写真撮ってもらったりしました。ぬいぐるみは若干年季が入っている感じがありましたが、ゴリラの他、スヌーピーのようなぬいぐるみやクマのぬいぐるみまでありました。

体力切れで、見に行けなかったのですが、テラス席や2階席からの眺めも良さそうなカフェでした。スマートフォンで撮影した写真をインスタグラムに投稿していますので、よろしければ、合わせて参考にしてください。

以上、タイ王国チョンブリー県パタヤにあるスカイウォークのある寺院「ワット・カオタベーク」とすぐ近くのカフェ「King Kong Hill Coffee and Restaurant（キングコング・ヒル・カフェアンドレストラン）」を紹介しましたが、いかがでしたか。タイのパタヤはビーチリゾートのイメージが強いですが、スカイウォークのある寺院もあります。機会がありましたら、是非、旅先の候補に加えてみてください。それでは、皆様、サワディーカー。