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荘厳な世界遺産・英国国教会の総本山「カンタベリー大聖堂」

小野 雅子

小野 雅子

イギリス特派員

更新日
2016年10月31日
公開日
2016年10月31日
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前回の記事でご紹介した貴婦人の城とも呼ばれる「リーズ城」に行った時は、ドーヴァーとカンタベリーも見て回れる日帰り観光バス・ツアーを利用しました。

彼方はフランスというドーヴァー海峡に面した、白い岸壁が美しいドーヴァーも訪れて良かった場所の一つですが、カンタベリー大聖堂は更に圧巻でした!

カンタベリー大聖堂とは?

ここには7世紀からアングロサクソン式の聖堂があったものの、後にノルマン朝を治めた「征服王」ウィリアム一世によってロマネスク様式で再建築。更に1379年以降にゴシック様式で建てられたものも追加されて、現在に至ります。

品格と荘厳さを兼ね備えた内部

1170年に政教分離で対立したヘンリー2世によって暗殺された大司教トーマス・ベケットを祀る廟もあり、今でも巡礼者の聖地。14世紀にジェフリー・チョーサーが著した「カンタベリー物語」も、この大聖堂への巡礼者たちのお話です。

その日は偶然、結婚式も行われていました♪
その数&出来栄えともに必見のステンド・グラス

私たちが行った時は、偶然にも奥の祭壇では結婚式が行われていました。でも広大なスペースを有するので、その間も観光者や礼拝者が自由に出入りしていましたよ。

日本語で書かれたパンフレット

パンフレットには日本語もあります!
丁寧かつ親切な内容のパンフレット

聖堂の入り口付近にはインフォメーション・デスクやお土産コーナーもあり、また各国語に訳されたパンフレットも置いてあって・・・日本語版もあるのが、ちょっと嬉しかったです。

その間も粛々と執り行われていた結婚式末永くお幸せに!

さて、そろそろ大聖堂の見学を終えて、カンタベリーの街を散策しましょうか?という前に、お土産ショップにも寄り道してみます。

お土産ショップ

巡礼者向けと思しき、いかにも有難そうなお土産もあれば・・・
信者でなくとも欲しくなっちゃう大司教テディベアも♪

大聖堂の周辺は、その昔から巡礼者を中心に宿屋やパブなどで栄えてきた場所。そんな風情たっぷりの街並みも鑑賞しながら、ゆっくり散策をどうぞ。

中世を感じる小路から大聖堂を臨んで

【データ】
カンタベリー大聖堂 (Canterbury Cathedral)
住所:Cathedral House, 11 The Precincts, Canterbury CT1 2EH
Tel:01227-762-862
URL:http://www.canterbury-cathedral.org/

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