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おいしいロンドンがギュッと詰まった食品市場「バラ・マーケット」

小野 雅子

小野 雅子

イギリス特派員

更新日
2016年11月22日
公開日
2016年11月22日
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産地直送英国産チーズも色々

ロンドンのサザーク地域にある「バラ・マーケット」は、イギリスで最大かつ最古の食料品市場。2014年には創設1000年を迎えたというから、中世の頃からロンドンの胃袋を満たしてきたマーケットです。

お散歩気分で楽しめる食料品市場

中世から続く食料品市場広い場内をお散歩気分で楽しもう

元来は卸市場の役割がメインでしたが、最近では市民や観光客にも大人気。扱う食料品は限りなく豊富でチーズ、肉、魚、青果、お菓子、酒類、パンetc. それに花や食器やキッチン小物まで、食卓を彩るものは何でも揃うほど。

マカロン、キャロットケーキ、スコーン・・・魅惑のスィーツたち

でも観光やビジネスで短期滞在中には、食材を買っても調理できないし・・・という心配はご無用!旬なロンドンをその場で味わえるお店も沢山ありますから、お腹を空かして行ってみて。

フィッシュ&チップスの人気店「フィッシュ・キッチン」

イギリスB級グルメを代表するフィッシュ&チップスを始め、行列ができる人気店も多くて、どの店にしようかと決めるのも嬉しい悩み。

ジンジャー・ピッグ

「ジンジャー・ピッグ」はこの看板が目印
スナック感覚で味わえる、お肉のパイや揚げ物がいっぱい

「ジンジャー・ピッグ」という可愛らしい名前のお店では、ポーク・パイやソーセージ・ロールなどが売れ筋商品。

屋台フードはサンプルを並べるお店も多く注文しやすい!

一方こちらは、「スコッチ・テイルズ」というお店。

出来立ての絶品スコッチ・エッグが食べられる「スコッチ・テイルズ」

文句ナシに美味しい出来立てのスコッチ・エッグ

ここで食べた熱々のスコッチ・エッグがは逸品でした。カリっと香ばしく揚げられた衣、絶妙に味付けされた豚ひき肉、そして中から半熟卵の黄身がとろ~っと・・・う、旨い!

フレッシュな生牡蠣

英国産フレッシュな牡蠣注文すればその場で殻を開けてくれます

新鮮な生牡蠣は買って帰るだけでなく、その場で殻を開けてくれて白ワインなどと共に食べれるスタンドもあります。

老舗のプライド漂う「バラ・マーケット」

「ブリジット・ジョーンズの日記・ダメな私の最後のモテ期」で使われた建物

パブ「ザ・グローブ」映画では、この窓辺にブリジットが♪

場内や周辺にはカフェやパブも多いのですが、中でも上のパブは映画「ブリジット・ジョーンズの日記・ダメな私の最後のモテ期」で主役ブリジットの住む部屋として使われた建物。他にもこのマーケットが幾つかのシーンでロケ地に使われているので、ファンなら要チェックですね!

真新しいビル「ザ・シャード」と対局をなす「サザーク大聖堂」

地下鉄の最寄り駅はロンドン・ブリッジ、近代的な高層ビルやサザーク大聖堂なども隣接し古くて新しいロンドンが息づく場所。食べ歩きも観光も楽しめる、おいしい「バラ・マーケット」なのです。

【データ】
バラ・マーケット(Borough Market)
住所:8 Southwark St, London SE1 1TL
Tel:020-7407-1002
URL:http://boroughmarket.org.uk/

【営業時間】
月・火:10:00 – 17:00(市場の一部のみ営業)
水・木:10:00 – 17:00
金:10:00 – 18:00
土:8:00 – 17:00
日:休業

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