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11月の第4木曜日、感謝祭の週末が過ぎると、アメリカではいよいよホリデーシーズン。町中のあちらこちらでクリスマスソングが流れ、年明けとなる1月初旬までさまざまな冬のイルミネーションを楽しめます。年末にサンフランシスコに滞在する方におすすめのクリスマスイルミネーションを4件、厳選して紹介します。
サンフランシスコのクリスマスイルミネーションとして外せないのが、「ユニオンスクエア(Union Square)」でしょう。2019年は、感謝祭の次の日となる11月29日(金)、午後6時40分から点灯式が行われます。約25mの高さとなるクリスマスツリーには、約43,000個の電球と約1,100個ものオーナメントが飾られ、町のホリデー気分を一気に盛りあげます。
ユニオンスクエアの真正面にあるデパート「メイシーズ(Macy's)」のウインドーディスプレーも冬の風物詩。各ウインドーには、大きなクリスマスリースが飾られ、点灯する光のショーを楽しめます。
また、店内には、クリスマスツリーとアイススケートリンクを含むユニオンスクエア全体を見下ろすことができるビュースポットもあります。広場だけでなく、デパートの中からもイルミネーションを楽しめます。
室内のイルミネーションとして人気が高いのが、老舗ホテル「フェアモント・サンフランシスコ (Fairmont San Francisco)」のロビーに飾られる「ジンジャーブレッドハウス」。2階建てとなる約6mの高さの家には、6,000個のクッキーと748kg分のキャンディー、1,496kg分のアイシングが使用されています。
このクッキーの家は、実際に中に入ることができ、ジンジャーブレッドクッキー独特のスパイシーで甘い香りを体感できます。また、家の中を走るミニチュア列車だけでなく、屋根の煙突部分にあるサンタクロースの動く足や2階の窓からトナカイが揺り椅子に座っている様子など、凝ったディスプレーは大人でもしっかり楽しめます。
こちらのジンジャーブレッドハウスは、ロビーの大きなクリスマスツリーと共に、2019年11月30日(土)から2020年1月1日(水)まで一般公開されます。
2019年11月26日(火)から点灯が始まるのが、フィッシャーマンズ・ワーフにある「ピア39(Pier 39)」のクリスマスツリー。こちらはピアの入口にあり、約18mの高さとなる巨大ツリーを楽しめます。毎日午後5時午後10時まで、毎正時に行われる点灯ショーも見ものです。
ツリーの足元には、大きなプレゼントのディスプレイも飾られ、週末にはライブ演奏も催されます。クリスマス気分を満喫できるスポットとしておすすめです。
今冬は、年明けとなる2020年1月1日(水)までイルミネーションと夜の点灯ショーが楽しめます。
最後に紹介するのが、フィッシャーマンズワーフの最西端となる「ギラデリスクエア(Ghirardelli Square)」。ここは、チョコレート工場の跡地をマーケット広場に改装した場所で、雰囲気のあるレンガ造りの建物といたるところに施されたクリスマスイルミネーションが冬らしい雰囲気を盛りあげます。
広場の西にあるクリスマスツリーは、2019年11月29日(金)午後4時から午後9時にかけて点灯式が行われ、2020年1月初旬まで華やかなクリスマスイルミネーションを楽しめます。クリスマスツリーだけではなく、広場全体が色とりどりのイルミネーションに囲まれた空間は幻想的で、マジカルな気分を味わうのにもぴったりです。
いかがでしたか。サンフランシスコを訪れたら、見逃したくないイルミネーションを4件紹介しました。冬の風物詩となる期間限定の華やかなディスプレーは、11月後半から1月初旬にかけて、町中の至るところで楽しめます。冬のサンフランシスコへおいでください。
初回掲載: 2018年12月13日