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訪れた人すべてを微笑みに変える「ミュージアム・オブ・アイスクリーム」を紹介します。「インスタ映えだけでいいじゃないっ!」と、ハッキリしたわかりやすいコンセプトが、10~30代の心を掴んで離さないフォトジェニックなミュージアム、それが「ミュージアム・オブ・アイスクリーム」です。館内には、ひたすらフォトジェニックな撮影スポットが続き、パステルカラーの空間には少年少女のようにはしゃぎまわる人でいっぱいです。
「ミュージアム・オブ・アイスクリーム」は、アメリカ・サンフランシスコにあるミュージアムです。ミュージアムとはいっても、芸術作品が並んでいるわけではなく、趣はアイスクリームのテーマパークといった感じです。館内をまわると、所どころでアイスクリームやジェラート、綿アメなどのスイーツが食べられます。
ミュージアムは、常に「ソールドアウト(Sold Out 売り切れ)」状態で、一時期、20万人待ちともいわれたチケット(38ドル)は、まさにプラチナチケットです。ネット販売の完全予約制で窓口販売はありません。当日売り切れになっていなければ、その場でスマートフォンから予約することもできます。
ミュージアムの入り口が、ショップになっています。ショッピングは最後にもできますので、まずは手ぶらでミュージアム内を巡りましょう。
10人くらいがひとつのグループとなり、自己紹介をして始まります。待っている間に自分のニックネームをアイスクリーム名で決めておきます。自己紹介といっても、「Hello, my name is 〇〇ice cream(こんにちは、私は〇〇アイスクリームです)」でOKです。
自分の一番好きなアイスクリームにしましょう。意外にバニラ(Vanilla)の発音は難しいので、発音しやすいアイスクリームがおすすめです。
全員のアイスクリーム名を紹介した後、軽く準備運動して、スプリンクルプールへ向かいます。スプリンクルとは、アイスクリームのカラフルなトッピングのことです。
ミュージアムのデザイナーであるマリーエリス(Maryellis)さんが、小さい時に、「お風呂がカラフルなスプリンクルのお風呂だったら楽しいだろうなぁ」と思ったのが、ミュージアム立ち上げのきっかけだそうです。
5分ほどスプリクルプールで写真撮影をしたら、エアーシャワーでスプリンクルを吹き飛ばして、階下へ進みます。
スイングする象さんが登場! このスポットはとても人気で、少し行列ができます。
階下に降りると、探検家のユニフォームを着たガイドが現れ、ここで最初のアイスクリームが食べられます。ミュージアム内では、いくつかのポイントでアイスクリームがもらえます。
次々と現れるミレニアムピンクで彩られたフォトジェニックな空間。ユニコーンにまたがって撮ったり、ミラールームの小さな部屋に潜り込んで撮ったりと、さまざまな写真が撮れます。グループで回っているはずが、いつの間にかバラバラになっていきます。それも気にすることはありません。
ほぼ等身大のガミベアキャンディーの部屋では、大人がリリパットみたいに映ります。
途中で綿アメがもらえます。また、マンゴかイチゴフレーバーが選べるポップシクル(棒付きのアイス)ももらえます。スイーツを食べながら、フォトジェニックなスポットで好きなだけ写真を撮りましょう。
アメリカンダイナーエリアでは、ジェラートをもらい、カウンターでゆっくり食べることができます。なお、上に昇るスロープには、アイスクリームに関するトリビアやクイズが掲げられています。アメリカには、「アイスクリームの日(National Ice Cream day)」があるのを知っていましたか。
この日、最後のアイスクリームはチョコチップでした。アイスクリームのフレーバーは、日によって違います。
全部のフォトスポットをまわったら、最後はショッピング。入り口にあるショップに戻って、おみやげを選びましょう。約500ミリリットルのアイスクリームが4.99ドル、グッズも10~30ドルぐらいと手ごろな値段です。
いかがでしたか。2016年、ニューヨークにオープンして以来、のべ100万人が訪れている「ミュージアム・オブ・アイスクリーム」。サンフランシスコやニューヨークのほかにも、ロサンゼルスやマイアミにもありますので、今度のアメリカ旅行の際には、立ち寄ってみてください。