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憂いを含んだ街並みや、美しいお城、かわいい雑貨が人気のチェコ。女子旅のお楽しみ・グルメだってもちろん大充実しています。煮込み料理やビールもいいですが、ぜひ食べてもらいたいのはスイーツ。素材を生かしたシンプルな作り、見た目のかわいさ、ひと口めでじゅわっと広がるあま~い幸せ。歴史や文化がぎゅっと詰まったキュートなお菓子たちは、名所旧跡にも負けない旅の思い出になるはず。今回は、チェコの老若男女がみんな大好きなスイーツを5つご紹介します!
街のパン屋さんや屋台で最もよく目にするのがトゥルデルニーク。小麦粉で作った生地をぐるぐると巻いて棒に差し、炭火の上で回しながら焼いていきます。きれいな色に焼き上がったら、粉砂糖やシナモンをまぶして熱いうちにいただきま~す♪
トゥルデルニークはとてもシンプルなお菓子なので、各店はトッピングに工夫を凝らし、見た目や風味を変えています。たとえば、ヨーロッパでよく使われるケシの実を全面にまぶしたものなど。
さらに変わりダネで、ソフトクリームを乗っけたものや、パフェ風になっているものもあります。ぜひ、街歩きしながらお気に入りを見つけて、食べ歩きしてみてください。
ヨーロッパの北東部は、秋冬を通してどんよりとした天気が続きます。チェコも例外ではありません。チェコの人々は夏が来るのを心待ちにし、その到来とともにブルーベリーやラズベリーなどのフルーツを使ってケーキを作ります。
チェコの女の子たちが大好きなラズベリーチーズケーキは、甘酸っぱくて濃厚で、ひと口食べるだけで幸せになれる味です。日本で食べるケーキと比べてどっしりとしているので、1カット食べきるとお腹いっぱいになっちゃうかも!?
14世紀頃からチェコ全土にレシピが広まり、家庭で作られるようになったジンジャーブレッドクッキー。生姜とハチミツをたっぷり含んだ生地で作られるクッキーはとってもいい香りで、保存性のよさも抜群。
チェコでは、お誕生日やお祝い事、行事などのときにこのジンジャーブレッドクッキーを贈り合う習慣があります。クリスマスシーズンになるとオーナメントのようなかわいいクッキーがたくさん登場し、イベントシーンがいっそう華やかに。材料がシンプルなので、おうちで家族みんなで生地をこねて作ることも多いのだそう。
チェコの首都プラハにはジンジャーブレッドミュージアムという専門店があり、焼きたてのクッキーにアイシングが施される様子を見学したり、実際にアイシングを体験したりできます。すてきな旅の思い出になりますね。
チェコやドイツ、オーストリアなどでよく見かけるデザート、アップルシュトゥルーデル。甘く煮たリンゴやレーズンをパイ生地で包んで焼き上げ、粉砂糖やシナモンをまぶして食べます。お店によっては、上からカスタードクリームをかけたり、生クリームを添えたりすることも。
バターの芳醇な香り、リンゴとシナモンのフレッシュな味わいが感じられるとっても上品なデザートです。どちらかというと、秋冬のしっとりとしたティータイムにおすすめ。
チェコのケーキのなかで、最も素朴と思われるものがメドヴニーク(ハチミツケーキ)。おもな材料はハチミツ、キャラメル風味のバタークリーム、くるみ。薄くてふわふわのスポンジ生地の間に、ミルフィーユのようにバタークリームを挟み、アクセントにくるみを散らしています。
お砂糖みたいにスイートなのかな……と思いきや、実は甘さひかえめ。ストレートに甘~いお菓子が多いヨーロッパで、「これなら食べられる!」と日本人観光客にも人気です。
いかがでしたか?
チェコを訪れたら、街歩きの途中で、レストランでの食事のあとで、道端の屋台で、かわいいカフェで、ぜひこれらのチェコスイーツを味わってみてくださいね。
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aruco編集部 保理江ゆり