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バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)は、周囲を散策したり、有名な衛兵の交代式が見学できるなど、ロンドン観光にかかせない人気スポットです。また、夏季限定ながら宮殿の中に入れる一般公開ツアーもあります。バッキンガム宮殿の楽しみ方を紹介します。
まずは、夏季限定のバッキンガム宮殿一般公開ツアーから紹介しましょう。2019年の開催は、7月20日(土)から9月29日(日)までです。チケットは、バッキンガム宮殿指定のチケット販売サイト「Get Your Guide」や旅行代理店から事前購入します。もちろん日系の旅行代理店でも取り扱っています。
一般公開ツアーとはいえ、バッキンガム宮殿内のすべてを見学できるわけではありません。ステート・ルームと呼ばれる大広間や貴賓室などの見学が中心となります。豪奢なインテリアと調度品は目を見張るばかりで、感嘆すること請け合いです。
ただし、宮殿内での撮影は一切禁止となっているので注意が必要です。ちょっと残念かもしれませんが、セキュリティ上の措置のため、やむを得ないところです。
なお、宮殿建物の外側・周囲は、カメラやスマホで撮影できます。ツアーの前後で宮殿をバックに、ツアー後に庭園やガーデン・カフェで記念撮影をしてもいいかもしれません。
ツアーでは、王室が所蔵する美術品コレクションの一部が並ぶギャラリーも通ります。レンブラントやルーベンスをはじめとする名画や彫刻、陶器などをしっかり見て帰ってください。
夏季の一般公開では、展示内容について、毎年異なるテーマを掲げています。2019年は、生誕200周年となるヴィクトリア女王にまつわる展示テーマになっています。
カフェやショップ、トイレはバッキンガム宮殿の外に設置されています。一般入場者は宮殿内のトイレを使えませんので、注意してください。
一般公開ツアーの後は、ガーデン・カフェで休憩を兼ねてお茶や軽食をとりながら宮殿見学の余韻を楽しみましょう。ショップで王室グッズのお土産探しをしたり、美しく手入れされた広い庭園をゆっくり散歩するのもおすすめです。
バッキンガム宮殿の夏季以外の楽しみ方は、正面ゲートから宮殿を眺めたり、宮殿前にあるヴィクトリア女王のモニュメントと噴水周辺を散策したり……、となります。また、衛兵の交代式は必見です。
現在のところ、衛兵交代は基本的に月・水・金・日曜の週4日、それぞれ午前11時から。宮殿正面のゲート周辺は、10時30分には人でいっぱいになります。
また、宮殿横のウェリントン兵舎前は、閲兵式見学の穴場スポットのひとつです。ウェリントン兵舎は、衛兵隊が宮殿に向かうスタート地点となっていますので、10時頃には到着しておきたいところです。
なお、特別なイベントなどにより、上記の曜日であっても衛兵交代式が行われない場合もあります。事前に衛兵交代(Changing of the Guard)のサイトなどで再確認してから出かけましょう。
ロンドン滞在のタイミングで、衛兵交代が見られない場合は、宮殿前に常駐している衛兵を見学するだけでもよいでしょう。彼らは、2時間ごとに交代となるため、「ミニ交代の礼」を見ることができるからです。
バッキンガム宮殿に隣接するグリーン・パークは、ハイド・パークやリージェンツ・パークと並ぶ王立公園のひとつです。バッキンガム宮殿観光のあとで、イギリスならではの公園風景を楽しむことができるでしょう。天気のよい日は、特におすすめです。
バッキンガム宮殿を囲む外柵脇の遊歩道は、散歩だけでなくジョギングする人にも人気のスポットです。日本でも皇居ランが人気なのと似ています。ウェア一式を携えて行って、バッキンガム宮殿ランをしてみてはいかがでしょう。
バッキンガム宮殿は、地下鉄ヴィクトリア(Victoria)駅、またはグリーンパーク(Green Park)駅から徒歩約10分のところにあります。バス利用の場合、路線11、211、C1、C10番にて、バッキンガム・パレス・ロード(Buckingham Palace Road)停留所で下車するとすぐです。
バッキンガム宮殿からグリーン・パークを抜ければ、ショップが並ぶ大通りのピカデリーに出ます。「ザ・リッツ」などの高級ホテルやブティックだけではなく、カジュアルなカフェやレストランもいっぱいあります。バッキンガム宮殿とその周辺は、四季を通して楽しめるエリアでもあります。
ザ・リッツ・ロンドン
詳細をみるいかがでしたか。ロンドン観光にかかせない人気スポット、バッキンガム宮殿の楽しみ方を案内しました。今度のロンドン旅行の参考にしてください。
バッキンガム宮殿
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