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一度は見たい、憧れトルコの世界遺産!エキゾチックな歴史さんぽ&奇跡の絶景に合いに行こう

地球の歩き方aruco編集部

更新日
2020年1月24日
公開日
2020年1月24日
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アジアとヨーロッパ文化が交錯し、エキゾチックな魅力にあふれるトルコ。ビザンツ帝国からオスマン朝まで1500年以上、都として繁栄した「イスタンブール」には、華麗なる宮殿やモスクなどが並び、見どころ満載です。また、奇岩群が人気の「カッパドキア」や、純白の石灰棚が美しい「パムッカレ」など、大自然が織りなす奇跡の絶景や遺跡などの世界遺産も見逃せません。最新版『arucoトルコ』から、一度は行ってみたいトルコの世界遺産の必見ポイントと楽しみ方をご紹介します!

世界遺産「イスタンブール歴史地区」の2大観光名所へ

イスタンブールのランドマーク「ブルーモスク」@istock

世界遺産「イスタンブール歴史地区」のハイライトであり、トルコを代表するイスラーム寺院「スルタンアフメット・ジャーミィ」は、1616年に完成したオスマン朝建築の巨大モスク(トルコ語で「ジャーミィ」)。「ブルーモスク」と呼ばれ、モスク内を彩る白地に青いイズニックタイルと、光り輝く美しいステンドグラスは必見です。

「ブルーモスク」の美しすぎるドーム内@istock

モスク内を彩るイズニックタイルはなんと2万枚以上も。タイルにはトルコの国花であるチューリップが描かれているので、ぜひチェックして。なお、1日5回の礼拝時は入場禁止となるのでご注意を。入口に掲示される入場時間を確認しましょう。

ライトアップして幻想的な「スルタンアフメット・ジャーミィ」

モスクがライトアップされる夜は、昼とは異なり幻想的な姿に。スルタンアフメット・ジャーミィ前の公園にある噴水も、ピンク、イエロー、ブルー、パープルなどカラフルに色を変え、超フォトジェニック。何枚か撮って、一番映える色をモスクに添えましょう。

■ スルタンアフメット・ジャーミィ(ブルーモスク)
・住所: Sultanahmet Meydanı Sultanahmet

同じくイスタンブールのシンボル「アヤソフィア」@istock

スルタンアフメット・ジャーミィと広場をはさんで向かい合うのが、「アヤソフィア」。時代の変遷とともに、キリスト教会からイスラーム寺院となり、現在は博物館になっています。

黄金のモザイク画「聖母子に捧げものをするヨアンネス2世と皇后イレーネ」@istock

1931年に漆喰の中から発見された、キリスト教の黄金のモザイク画は必見です。「聖母マリアの手形」(別名「すすり泣く柱」)は、くぼみに親指を入れて、柱から手を離さずにぐるりと円を描けたら願いが叶うという伝説が。ビザンツ建築の最高傑作といわれるアヤソフィアで運試しを!

■ アヤソフィア
・住所: Sultanahmet Meydanı Sultanahmet

まだある!「イスタンブール歴史地区」の必見スポット

地下に広がる神秘の空間「地下宮殿」@istock

また、アヤソフィア前の通りにあるのが、4~6世紀に造られた「地下宮殿」。実はトプカプ宮殿のスルタン(君主)たちののども潤した地下の貯水池で、神秘的な空間はまるで宮殿のよう。

姿を見た者を石に変える力を持つ「メドゥーサの柱」@istock

ギリシア神話に登場するゴルゴン3姉妹のひとり、メドゥーサをモチーフにした「メドゥーサの柱」や、アヤソフィア同様、親指をぐるっと回せれば願いが叶うといわれる「涙の柱」もお見逃しなく。

■ 地下宮殿
・URL: https://www.yerebatan.com/

歴代スルタンの栄華を伝える「トプカプ宮殿」@istock

最後に、地下宮殿出口からアヤソフィアの裏側を通ると、「トプカプ宮殿」の入口となる「皇帝の門」に到着。オスマン朝歴代スルタンの住居だった「トプカプ宮殿」は、現在は博物館として、庭園やハレムなどを公開しています。

トプカプ宮殿入口の「皇帝の門」@istock

トプカプ宮殿の最大の見どころが「ハレム」。スルタンの前で音楽や舞が披露された、ハレム内にある「スルタンの大広間」で、当時の優雅な生活に思いを馳せてみましょう。

ハレム内にある「スルタンの大広間」@istock

また、世界最大級のエメラルドを用いた「トプカプの短剣」など、世界中から集められた秘宝が並ぶ「宝物館」はマストチェックです。

■ トプカプ宮殿
・住所: Topkapı Sarayı Müzesi, Sultanahmet

大自然の神秘に圧倒!「カッパドキア」で気球さんぽ♪

上空から「カッパドキア」の絶景を眺めたい

キノコのような奇岩が林立する、神秘の絶景が有名な世界遺産「カッパドキア」。トルコ中部アナトリア地方に数億年かけて造られた大自然の芸術を、気球に乗って空から眺める「気球ツアー」が大人気です。

気球に乗って「妖精の煙突」巡りに出発!

夜明けとともに空が明るくなり、熱気球がふわりと空に浮かび上がり、「妖精の煙突」といわれる奇岩群の上をホッピング。

朝焼けに輝いて美しい「妖精の煙突」は必見

数十もの気球が上空に舞い上がり、「妖精の煙突」が朝焼けに輝く大パノラマは、この世のものとは思えないほど美しく、一生の思い出になるに違いありません!

ATVで奇岩巡りも人気

気球ツアーのほか、カッパドキアでいま人気なのがATVと呼ばれる4輪バギーで奇岩の間を探検できるツアー。目の前に次々と現れる奇岩の間を走り抜ける爽快感がたまりません!

■ ヒッチハイカー
・URL: http://hitchhikertour.com/

馬に乗って奇岩散策はいかが?

ゆっくり馬に乗って、奇岩を散策できる乗馬ツアーも、いま注目を集めています。馬上から眺める奇岩は、目線が少し上がり、新たな景色が楽しめます。

■ アカル・テケ乗馬センター
・URL: http://akhal-tekehorsecenter.com/

純白の石灰棚が美しい世界遺産「パムッカレ」へ

「パムッカレ」の石灰棚@istock

トルコ南西部のエーゲ海・地中海沿岸地方に位置し、トルコ語で「綿の城」を意味する「パムッカレ」。温泉の石灰分が蓄積し、段々畑に雪が積もったような珍しい石灰棚は、一度は見たい世界遺産です。

白とブルーのコントラストが美しい@istock

石灰棚のところどころにブルーに輝く温泉水がたまっています。石灰の白と温泉のブルーのコントラストが絶妙な日中はもちろん、夕日で赤く染まる夕暮れタイムの美しい絶景も見逃せません。

夕日で赤く染まった石灰棚@istock
「ヒエラポリス」のローマ劇場@istock

また、石灰棚の隣には、パムッカレとともに世界遺産に登録されている古代遺跡「ヒエラポリス」があります。紀元前2世紀頃に造られたローマ劇場はスケール大。

本物の遺跡が沈む「パムッカレ温泉」@istock

遺跡を見学したら、底に古代遺跡が沈んでいる温泉プール「パムッカレ温泉」にもぜひ入ってみましょう。本物の遺跡の石柱に座りながら、温泉に浸かれるのはここだけの貴重な体験です!

直行便も増え、行きやすく!一度は見たいトルコの世界遺産まとめ

エキゾチックなイスタンブールの夜景@istock

一度は行ってみたい、憧れトルコの世界遺産はいかがでしたか?
トルコのゲートウェイであるイスタンブールへの直行便が増え、2020年3月30日からターキッシュエアラインズが羽田便を新規就航、4月14日からは関空便が復活。さらに2020年夏より全日空も羽田に新規就航予定と、日本からのアクセスがさらに便利になります。
行きやすくなって、ますます注目度が高まりそうなトルコ。最新版『arucoトルコ』では、今回ピックアップしたほかにも、おすすめの見どころやスポットをたくさん紹介しています。ぜひチェックしてくださいね!

aruco編集部 金子 久美

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