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【福島・浜通りの歩き方vol.3】太平洋の青さと緑がまぶしい、海沿いのおすすめスポットへ訪れる

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地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2022年2月3日
公開日
2022年2月3日
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J-VILLAGEのエントランス。緑のピッチと朝の光がまぶしい

浜通り、中通り、会津と呼ばれる3つの地方からなり、異なる気候風土を持つ福島県。豊かな自然と温暖な気候を持つ浜通り地方には、2011年の震災から時を経て、ひとつひとつ復興・再生へと向かう人々の姿がありました。シリーズ3回目は、緑豊かで開放感あふれる楢葉町、広野町の海沿いを歩いていきます。

目の前が太平洋の露天風呂!潮風が吹き抜ける開放感に癒される

しおかぜ荘の露天風呂。天然温泉と大海原の絶景に癒されます

寒暖の差が少なく、年間を通して温暖な楢葉町。まずは日帰り温泉施設の「天神岬温泉・しおかぜ荘」へ訪れてみました。源泉100%、露天風呂の目の前が太平洋という絶景温泉で、美肌効果が高く、特に皮膚病と神経痛に良いようです。

ここ天神岬の一帯は緑豊かな公園になっていて、2015年9月に避難指示が解除されたことにより一般利用が再開されました。キャンプ、バーベキュー、ドッグラン、レンタサイクルと設備が整っている天神岬スポーツ公園は、地元客はもちろん旅行者にもおすすめのスポットです。特にキャンプサイトが42区画、オートキャンプサイトが20区画と充実。海の青さと芝生の緑、目の前が太平洋という開放感あふれるロケーションで、思いきりリラックスしてみてはいかがでしょうか。

隣接する宿泊施設「展望の宿天神」は全室オーシャンビュー

■天神岬温泉しおかぜ荘(日帰り温泉)
・住所: 福島県双葉郡楢葉町大字北田字上ノ原27-29
・電話: 0240-25-5726
・営業時間: 10:00~21:00(最終受付20:30まで)
・定休日: 木曜日(木曜の15:30~21:00は営業)
・料金: 大人(中学生以上)700円(税込)/小人(小学生)300円(税込)
・アクセス: JR常磐線竜田駅から徒歩20分/常磐自動車道広野ICから国道6号経由で約15分
・URL: http://naraha-tenjin.net/
*宿泊施設「展望の宿・天神」やキャンプ場についてはホームページでご確認を。

地元愛にあふれる道の駅へ。ぜひともお土産選びに出かけてみて

道の駅ならはの物産館では地元おすすめのお土産が見つかる

楢葉町の名物料理「マミーすいとん」をご存知でしょうか。古くからこの地域で食されてきた郷土料理の「すいとん」。サッカー日本代表の元監督、フィリップ・トルシエさんが食べたところ、故郷フランスの「おばあちゃんの味」のようだと話したことが「マミーすいとん」の由来だそうです。道の駅ならはのフードコートで提供されていているので、ぜひともご賞味あれ。併設の物産館でもお土産として販売されています。

「熟成したさつまいもの販売にも力を入れています」と矢内さん

「マミーすいとんと一緒におすすめしたいのが、このユズサイダーなんです」とは物産館チーフの矢内さん。福島県立ふたば未来学園高等学校の生徒たちが開発に関わっていて、地元産の柚子が使われているという、どこまでも地元愛を感じる商品です。ちなみに楢葉町のマスコットキャラクターのゆず太郎と地元産の柚子はいち押しです。地元客にも旅行者にも、どちらにも愛され続けている道の駅ならは。お土産探しにもうってつけのお立ち寄りスポットです。

温泉、食事、ショップのほか、24時間利用できるトイレも併設

■道の駅ならは
・住所: 福島県双葉郡楢葉町山田岡大堤入22-1
・電話: 0240-26-1126
・営業時間: 物産館(9:00~18:00)*フードコート(食堂)、日帰り温泉の営業時間はホームページ参照
・定休日: 年中無休
・URL: http://michinoeki-naraha.jp/

サッカーの聖地、J-VILLAGEに泊まって浜通りをめぐる!

センターハウスの展望フロアーからピッチと太平洋を望む

サッカー専門のナショナルトレーニングセンターとして1997年にオープンしたここ「Jヴィレッジ」。日本代表や女子日本代表なでしこジャパン、アルゼンチン代表がトレーニングしたというサッカーの聖地です。2011年の震災から約6年間にわたり原発事故の収束拠点として使用されていましたが、改修を終えて2019年4月にグランドオープンを迎えました。JR東日本管内の駅名では初となるアルファベットが付いたJヴィレッジ駅も同時に開業しています。

サウスウイングのツインルーム。ピッチビューの部屋もある(*)

そんなJヴィレッジに、一般客として宿泊できることをご存じでしたでしょうか。アスリートたちの専門施設なのでは?と思われがちなJヴィレッジは、子供から大人まで、すべての人々が利用できる施設なのです。ホテルの客室からは、天然芝のピッチを見渡すことができ、海の青と緑のコントラストが実に美しい。展望風呂、レストラン、カフェ、ショップなどもあるので、浜通りを歩くための起点として利用してみてはいかがでしょうか。

レストランでは地元産の食材を活かした和洋食が堪能できる
J-VILLEGEの歴史や数々のユニホームの展示も楽しい!

■Jヴィレッジ(J-VILLAGE)
・住所: 福島県双葉郡楢葉町山田岡字美シ森8
・電話: 0240-26-0111
・営業時間: レストラン アルパインローズ 11:30~14:00/17:30~21:00、カフェ アメイゾン 9:00~18:00
・ホテル: アネックス、ノースウイング、サウスウイング
・アクセス: JR常磐線Jヴィレッジ駅から徒歩5分/車では、常磐自動車道広野ICから約5分
・URL: http://j-village.jp/

取材・文=植木孝(地球の歩き方)
撮影=森田健一(ビュープランニング)
画像提供:Jヴィレッジ(*印)

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※当記事は、2022年2月3日現在のものです

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