ノースウエスト準州で楽しむオーロラ観賞完全NAVI

ノースウエスト準州のハイライトといえば、やっぱりオーロラ。まずは現地でのオーロラ観賞のスタイルとシーズン、ツアーの大まかな流れを学んでおきましょう。

ノースウエスト準州でのオーロラ観賞は、宿泊費と観賞ツアー代などがセットになったパッケージツアーに参加して行うのが一般的です。拠点となるのは、準州都であるイエローナイフ。
ツアーには日本発着のものと現地発のものと2種類がありますが、大きな違いは日本からイエローナイフまでの飛行機代が含まれているかどうか。イエローナイフ滞在型ツアーの場合、宿泊するホテルのランクや食事の有無で料金が変わり、さらに防寒具、昼間のアクティビティなどのオプションを追加していくことになります。
個人で飛行機を手配して行く場合は、バンクーバーやカルガリーなど途中の都市での観光を組み込むこともできて、自由度は飛躍的にあがります。
ただし、特に冬のピークシーズン（1～3月）は飛行機が混み合い予約が取りにくい場合もあるので、早めの予約が必要です。

内陸部にあるイエローナイフは、冬の降水量が少なくオーロラ観賞に最適な場所です。またオーロラが発生するオーロラ・オーバルの真下に位置しているため、大きなオーロラが出た場合は頭上で弾けるオーロラが観賞できます。
オーロラが弾ける現象は「オーロラブレイク」とも呼ばれます。満点の星空に突如としてオーロラが現れ、色や形を次々と変えながら動く様子は魂が震える感動の瞬間です。

■ノースウエスト準州でオーロラが良く発生する理由はこちらをご覧ください。

オーロラは冬だけ出ているものではなく、1年中出ています。ただし夏は夜遅くまで明るいため見ることができません。そのためオーロラ観賞ツアーといえば冬が定番でしたが、最近では晩夏から秋にかけて行うオーロラ観賞ツアーが人気を呼んでいます。
冬に比べるとかなり温かく、9月までなら夜でも氷点下以下になることは稀なので、快適にオーロラ観測ができるというわけです。ただし、昼夜の寒暖差は激しいので日本（東京）の真冬と同じくらいの服装は必要です。
また、凍り付く前の湖にオーロラが反射する「ダブルオーロラ」は夏から秋ならではの絶景として話題です。

イエローナイフにはオーロラ観賞ツアーを催行しているツアー会社がたくさんあり、たいていの会社が日本語対応OKです。専用の観測地で行う「施設滞在型ツアー」と、車でオーロラが出そうな場所に移動する「ハンティング型ツアー」の大きくふたつのスタイルがあり、冬はキャビンなどでゆっくりと暖がとれる施設滞在型、夏秋はハンティング型が人気です。
現地発のツアーを考えているなら、ウェブサイトでツアーのスタイルなどを確認しておくと良いでしょう。なお、日本発着の場合は施設滞在型ツアーが一般的です。

■オーロラをうまく撮影するための方法はこちらをご覧ください。

パッケージツアーの多くはイエローナイフ3泊。これなら3回のオーロラチャンスがあるというわけです。
イエローナイフの空港に到着したら、送迎車で現地ガイドとともにホテルへと向かいます。到着の夜から1回目のオーロラ観賞ツアーが行われ、冬なら21:00、秋なら22:00～23:00頃から深夜2:30くらいまで。翌日は午前中いっぱいホテルでゆっくり寝て、午後からオプションのツアーやアクティビティに参加するというのがお決まりです。

イエローナイフの現地ツアー会社（いずれも日本語可）
■Aurora Village（オーロラ・ヴィレッジ）
住所：4709 Franklin Ave., Yellowknife
URL：http://www.aurora-tour.com

■Aurora Wonderland Tours & Becks Kennels（オーロラ・ワンダーランド・ツアー＆ベックス・ケンネル）
住所：124 Curry Dr.,Yellowknife
URL：http://www.beckskennels.com

■Nanook Aurora Tours（ナヌック・オーロラツアーズ）
URL：https://aurora-guide.com

■カナダ・ノースウエスト準州の旅行情報：
カナダ・ノースウエスト準州観光局
・URL：https://spectacularnwt.com/japanese

写真提供：ノースウエスト準州観光局
※当記事は、2021年10月1日現在のものです

■カナダ・ノースウエスト準州の特設ページはこちら
・URL：https://pu.arukikata.co.jp/northwestterritories/

■こんな時だから旅を語ろう 特集ページはこちら
・URL：https://pu.arukikata.co.jp/tabiwokataro/

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