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ワーケーションとは「WORK」と「VACATION」を組み合わせた造語。旅先で仕事を行い、合間にバカンスを楽しむ新しいワーキングスタイルです。今回は東京駅から新幹線で約40分、熱海駅からシャトルバスで約15分とアクセス抜群の「星野リゾート リゾナーレ熱海」で、極上ワーケーションの様子をご紹介します。(※当記事は、2021年12月15日時点の情報をもとに作られています)
リゾナーレ熱海のワーケーションが「極上」だと思う理由はいくつかあるのですが、ひとつ目に「客室の居心地のよさ」が挙げられます。テラスタイプやビューバスルームなど10種類の部屋タイプがあり、一番小さい客室でも65㎡以上。一般的な宿のスイートルーム級の広さで、どの部屋に泊まっても十分ゆとりのあるワーケーションが可能です。
また全部屋オーシャンビューなので、部屋からの絶景を眺めているだけでもバカンス気分が高まります。ドリップ式のオリジナルコーヒーといった室内でリラックスできるアイテムが無料で揃っているのも嬉しいポイントです。
客室以外に24時間使えるテレワークスペースがあるのも、「極上」と呼べる理由です。本館9階、ホテル内でも特に眺めのよい高層フロアにある「海を見渡す絶景オフィス」は、宿泊者であれば誰でもいつでも無料で利用可能。カウンターテーブルの先には大パノラマの相模湾が広がり、夕景や夜景も非常に美しいため、ついつい働きすぎてしまいます(笑)。
より本格的に作業したい場合、有料ながらモニターやテレビ会議用マイクなどがセットになった「パーフェクトワーケーションセット」の貸し出しもあり、リゾートホテルとは思えないほど最高のオフィス環境が整っています。
さて、ここからはワーケーションに限らないホテルの楽しみ方のご紹介になります。熱海温泉は日本の三大温泉のひとつとも言われており、こちらのリゾナーレ熱海の泉質(カルシウム、ナトリウム-塩化物、硫酸塩温泉)は、筋肉や関節の慢性的な痛みや胃腸機能の低下などに効能があるとされています。標高170mに位置し、これほどまでに眺めのいいお風呂は熱海でも希有。
大浴場には木のぬくもりを感じるヒバの木風呂と、湯の温かさを保つことができる伊豆石風呂、2種類があり、テレワーク後の疲れも体の芯から癒やしてくれることでしょう。(※コロナ禍のためサウナは休止している場合があります)
ひと仕事を終え、温泉でリフレッシュしたら、「極上」のディナー体験へ。「熱海舌つづみ」をテーマにした「和食ダイニング 花火」へ。こちらは「金目鯛のお造り」や「サザエの磯香蒸し」など高級な海の幸を、見た目にも美しい会席料理スタイルで提供してくれるリゾナーレ熱海自慢のレストラン。食事自体はもちろんですが、夜空と大輪の花火を表現した空間デザイン、そして熱海の海をイメージして作られたオリジナルの器なども堪能してみてください。
ちなみに館内にはもうひとつ、ビュッフェ形式の「スタジオビュッフェ もぐもぐ」があり、こちらも海の幸を中心に旬の食材を使った料理が楽しめます。
時間があれば館内の「ソラノビーチ Books&Cafe」と「森の空中基地 くすくす」にもぜひ足を運んでみてください。「ソラノビーチ Books&Cafe」はホテル最上階に設けられたカフェスペースで、本棚には海や旅をテーマにした本が約1000冊並びます。ウッドデッキやビーチチェア、カバナ(天蓋付きのソファ)が置かれ、まるで南国のビーチに来たかのような雰囲気。実際、床一面に白砂が敷き詰められて、素足でもくつろげる心地よい空間です。
また「森の空中基地 くすくす」にあるツリーハウスも必見。樹齢約350年、樹高22.5mという立派なクスノキの上にあり、誰でも無料で中に入ることができます。こちらは「ツリーハウスティータイム」というアクティビティで貸し切りにすることも可能。のんびりお茶やおやつを楽しみながら、テーブルもあるのでツリーハウスの上でテレワークといった非日常体験もいかがでしょうか?
ちなみに、これ以上ない極上体験がリゾナーレ熱海から眺める花火大会。「熱海海上花火大会」が開催される日に宿泊すると、打ち上げ会場が目の前のため、お部屋から花火を眼下に見下ろすかたちで花火鑑賞を楽しむことができます。
熱海は山に囲まれたすり鉢状の地形をしているため、花火音が反響し、迫力あるサウンド効果を味わえると言われています。2021年でなんと70周年を迎えた歴史ある花火大会で、夏だけでなく定期的に週末に開催。今年度もまだ2022年1月中旬まで開催予定があります。予定を合わせられるのであれば、ぜひ花火開催日のタイミングで予約してみてくださいね。
■星野リゾート リゾナーレ熱海
・住所: 静岡県熱海市水口町2-13-1
・電話番号: 0570-073-055(リゾナーレ予約センター)
・URL: https://risonare.com/atami/
※当記事は、2021年12月15日時点の情報をもとに作られています
TEXT: 伊澤慶一
PHOTO: Megumi Yasumi
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